*デメリット [#gb4a34de] 
 「demerit(短所・欠点)」の意。~
 主に[[コントローラー]]へ不利に働く[[効果]]のことをいう。~
 デメリット[[効果]]は、[[カード]]が強くなり過ぎないように調整するための[[効果]]でもある。

 維持するために[[コスト]]が必要であったり、徐々に[[弱体化]]していったりと、様々な[[効果]]のものがいる。~
 [[攻撃力]]が高く、かつデメリット[[効果]]を持っている[[モンスター]]は俗に「デメリット[[アタッカー]]」と総称される。~
 特に[[攻撃力]]が一般的な標準を上回る[[モンスター]]は、大抵何らかのデメリットか厳しい[[召喚条件]]が付随している。

 デメリットはそのまま耐えるだけでなく、回避したり[[メリット]]へ変換したりすることが重要となる。~
 例えば、強力なデメリットを持つ[[モンスター]]を[[《強制転移》]]で押し付け、逆に[[アドバンテージ]]とする戦法が存在する。~
 この場合、主には[[《大盤振舞侍》]]や[[《悪魔の調理師》]]等の[[ドロー]]を加速させてしまうものが選択される。~
 これに限らず、[[デッキ]]コンセプト次第では、補って余りある活躍をすることもしばしば。~
 上記の[[カード]]の[[相手]]に[[ドロー]]させるデメリットを逆手に取る[[【便乗ターボ】>《便乗》]]・[[【グリードバーン】]]などがいい例。~
 [[ドロー]]系以外でも、強烈なデメリットを押し付ける[[【転移アシゴ】>【モンスター転移】#a2370e55]]や[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]されるデメリットを継続的な[[戦闘破壊]]の的と考える[[【チャルアイーター】]]などが存在する。~

 [[魔法・罠カード]]にも、例えば[[蘇生]]系[[カード]]には[[自壊]]等何らかのデメリットを持つものが多い。~
 [[蘇生]]した[[モンスター]]を[[守備表示]]にすると[[モンスター]]もろとも[[自壊]]する[[《リミット・リバース》]]などがいい例だが、もちろん[[《ユベル》]]を能動的に破壊できるなどの[[メリット]]になりえる[[効果]]である。~
 他にも、[[《ビッグバン・シュート》]]の[[除外]]デメリットは[[相手]][[モンスター]]に対し使用する等すると、強烈な[[メリット]][[効果]]へ変換することが可能。~

 また少数ながらデメリットしかない[[魔法・罠カード]]も存在する。~
 [[《トゥーン・ワールド》]]や[[《光のピラミッド》]]は、単体ではデメリットしかないが[[カテゴリ]][[カード]]を使う上で[[必須カード]]となる。~
 一方、そういった背景すら持たない純粋なデメリット[[カード]]としては[[《強欲な贈り物》]]・[[《ギフトカード》]]などが該当する。~
 当然単体では使い物にならず、ほかの[[カード]]と[[コンボ]]して[[メリット]]に変換することで真価を発揮するカードである。~

-[[《ゴブリン突撃部隊》]]のようなデメリット[[アタッカー]]と、[[《スキルドレイン》]]との相性は概して良い。~
だが、中には[[コスト]]とみなされ[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]にできない[[効果]]を持つものも居るので注意。

-当然だが、[[メリット]][[効果]]とデメリット[[効果]]を兼ね備える[[モンスター]]も存在する。~
そういったモンスターは、[[召喚条件]]の割に強力な[[メリット]][[効果]]を持っていることが多い。~
当然そのデメリットを克服できれば、多大な[[アドバンテージ]]を得られる可能性を秘めたカードともいえる。~

-メリットともデメリットともつかない[[効果]]を持つ[[モンスター]]ももちろん存在する。~
たとえば一見デメリットに見える[[ライトロード]]の自己[[デッキ破壊]]能力も、実際は[[墓地を肥やす]]ことができる強力な[[メリット]]とみなされることが多い。~
だがもちろん[[デッキ]]の残り枚数が少ない状態では、[[デッキ切れ]]による敗北を招くデメリットとして働く。~
結局、効果がメリットとして働くかデメリットとして働くかは状況によるところが大きい。~

//関連カードは、12/11/04の議論決定により削除されました。

**関連リンク [#x61b0cd6]
-[[自壊]]
-[[ライフロス]]

-[[メリット]]

-[[用語集]]