*デュエルの勝利条件/Winning a Duel [#p391f3fe]
 [[デュエル]]は[[お互い]]に8000ポイントの[[ライフポイント]]を持ってスタートします。~
 [[デュエル]]中に先に[[相手]]の[[ライフポイント]]を0にした場合、[[相手]]が[[デッキ]]から[[カード]]を引けなくなった場合、[[カードの特殊能力>特殊勝利]]によって勝利が確定した場合が、あなたの勝利となります。~
 おたがいの[[ライフポイント]]が同時に0になった場合は引き分けとなります。~
*デュエルの勝利条件/Victory Condition [#top]
 [[相手]]の[[ライフポイント]]を先に0にすれば勝利となりますが、その他の条件によって[[デュエル]]の勝敗が決まる場合もあります。~

-[[相手]]の[[ライフポイント]]を0にする
-[[相手]]がカードを[[ドロー]]しなければならない時に[[ドロー]]ができない場合
-各種[[カードの効果]]による勝利
-[[相手]]の[[デッキ]]が0枚で、[[カード]]を[[ドロー]]しなければならない時に、[[ドロー]]ができない場合~
([[相手]]の[[デッキ]]の残り枚数が0枚になった時点では勝利にはなりません。)~
-各種[[カードの効果による勝利>特殊勝利]]~
(例):[[自分]]の[[手札]]に「[[封印されしエクゾディア>《封印されしエクゾディア》]]」「[[封印されし者の右足>《封印されし者の右足》]]」「[[封印されし者の左足>《封印されし者の左足》]]」「[[封印されし者の右腕>《封印されし者の右腕》]]」「[[封印されし者の左腕>《封印されし者の左腕》]]」が全て揃った時、[[デュエル]]に勝利します。~
//↑ルールブック51Pより引用~

 (公式ルールブック Version 3.0 より引用)
 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0より引用)

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-「各種[[カードの効果]]による勝利」は[[特殊勝利]]参照。

-デュエルの勝利条件が決まった時点で、その後の[[チェーン]]にどんな処理が残っていようがその[[デュエル]]は終了する。~
そのため、[[《自爆スイッチ》]]を[[回復]][[効果]]を持つカードに[[チェーン]]しても引き分けになる。~
ただし、「カード処理の途中」では勝利が確定しない。~
例えば[[《天使の施し》]]で[[エクゾディア]]のパーツをそろえる場合は、「3枚[[ドロー]]」の時点では勝利確定しない。~
「3枚[[ドロー]]」の後に必ず「2枚[[捨てる]]」必要性があり、「3枚[[ドロー]]」で全てが揃っても「2枚[[捨てる]]」でパーツを捨てた場合は勝利できない。~
-「[[チェーン]]処理の途中」で勝利条件を満たした場合、後にどんな[[効果]]が残っていようがその時点で[[デュエル]]は終了する。~
そのため、[[ライフ回復]][[効果]]を持つ[[カード]]に[[《自爆スイッチ》]]を[[チェーン]]しても[[引き分け]]になる。~
また、[[自分]]が[[ダメージ]]を受けた後に[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[《破壊輪》]]で[[引き分け]]に持ち込む事はできない。~
--ただし、「[[効果]]処理の途中」の場合、[[特殊勝利]]以外による勝利は確定するが[[特殊勝利]]は確定しない。~
例えば[[《天使の施し》]]で[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を揃える場合は、「3枚[[ドロー]]」の後に必ず「2枚[[捨てる]]」必要があり、「3枚[[ドロー]]」で全てが揃っても「2枚[[捨てる]]」でパーツを[[捨てた>捨てる]]場合は勝利できない。~

-[[《メタモルポット》]]などで[[お互い]]同時に[[ドロー]]できない場合、引き分けとなる。~
[[《メタモルポット》]]は5枚を同時に[[ドロー]]する扱いなので、[[デッキ]]枚数が[[お互い]]に異なっていても5枚引けないならば引き分けになる。~
-[[《火炎地獄》]]や[[《メタモルポット》]]のように、[[お互いが同時に処理を行う>お互いに同時に行動する場合]][[カード]]を用いれば、意図的に敗北したり、[[引き分け]]に持ち込む事が可能である。~
[[《メタモルポット》]]は5枚を同時に[[ドロー]]する扱いなので、[[デッキ]]枚数が[[お互い]]に異なっていても5枚引けないならば、[[引き分け]]になる。~

-不正行為に対して「[[デュエル]]の敗北」等の罰則が与えられる事で[[デュエル]]の勝敗が決まる場合もあり、俗に「ジャッジキル」と呼ばれる。~
意図してジャッジキルによる勝利を狙う行為は[[公認大会規定]]に反するため、デュエルの勝利条件には通常含まない。~
またこのような行為をした[[プレイヤー]]は場合によっては罰則を受ける事もある。~
//--2014年の世界大会スイスドロー第5戦では、カナダ代表のSehabiさんが[[マッチ]]の1戦目をジャッジキルによって落とすシーンがあった。~

//--不正行為への制裁として、ジャッジからデュエル・マッチの敗北・失格処分を受けるケースは、俗に「ジャッジキル」と呼ばれている。~
//大会でたびたび見られる光景だが、ジャッジを騙し、意図的にジャッジキルに持ち込もうとする悪質なプレイヤーもいるので注意。~
//すぐ上とダブっている

-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sでのライディングデュエルは、相手のD・ホイールが停止する、目的地に先にゴールするなども勝利条件に当たる。
「決闘者の王国編」では「壁[[モンスター]]を出せない[[プレイヤー]]は敗北する」というルールがあった。~
また、アニメDMにおける「乃亜編」では、デッキマスターが[[破壊]]されると敗北、という特殊なルールの[[デュエル]]が行われた。~

--アニメ5D'sのWRGPの予選では、通常の勝利条件に加え、一方の[[フィールド魔法]]《スピード・ワールド2》のスピードカウンターが12個、もう一方のスピードカウンターが0個の場合にスピードカウンターが多い方が周回差をつけた場合、その時点でスピードカウンターが多い方が勝利となる勝利条件が追加されている。~
さらに漫画5D'sで描かれるライディングデュエルには「相手より先にゴールする」「相手のD・ホイールが走行不能となる(させる)」という、モータースポーツを意識した勝利条件も追加されている。~
--アニメZEXALでは「凌牙vs&ruby(フォー){IV};」戦(過去回想)において、IVが前述の意図的なジャッジキルを達成する事で勝利している。~

--特定の勝利条件にこだわった結果、勝利自体を逃すデュエリストも少数ながら存在している。~
原作におけるビデオの「闇遊戯vsペガサス」(1戦目)では[[ライフポイント]]で優位に立った遊戯が特別ルールによって制限時間まで時間を稼げば勝利できたが、[[ライフポイント]]を0にすることにこだわり[[デュエル]]を続行し逆転される。~
その後再逆転ができる[[攻撃]]を行ったものの、逆に制限時間に阻まれて[[攻撃]]が通らず敗北した。~
アニメ5D'sの「遊星vsジャン」戦ではそのまま[[ターン]]を終了すれば遊星は[[デッキ切れ]]により[[ドロー]]を行えずジャンは勝利できたが、こちらも[[ライフポイント]]を0にすることにこだわり[[《幻角獣フュプノコーン》]]で[[攻撃]]した結果、[[《牙城のガーディアン》]]で反撃を受け逆転負けしている。

--しばしば敗北条件を変える[[カード]]が登場する。~
[[ライフポイント]]が0になっても敗北しない[[カード]]として、アニメDMで[[《蛇神ゲー》]]・[[《魂のリレー》]]、アニメGXで[[永続魔法]]《デュース》、アニメ5D'sでは[[モンスター]]《インフェルニティ・ゼロ》が登場している。~
自身以外のあらゆる敗北条件を[[無効]]にする[[カード]]として、漫画5D'sでは[[罠カード]]《煉獄の零門》が登場している。~
この内、《インフェルニティ・ゼロ》以外は代わりとなる敗北条件([[特殊勝利]])が設定されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズGX &ruby(タッグフォース){TAG FORCE}; 3>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_tf3/]]にて登場した[[オリジナルカード]]の《&ruby(バーサーカー・ソウル){狂戦士の魂};》は、上記の『「カード処理の途中」では勝利が確定しない』
をはっきりと表す1枚である。~
[[相手]]の[[ライフポイント]]が0になっても、[[モンスター]]以外の[[カード]]を引くまで[[効果]]処理が終わらず、[[デッキ]]がなくなれば引き分けにもなる。~
//つまり、一見[[オーバーキル]]に見えるアニメでの闇遊戯の行為([[《魔導戦士 ブレイカー》]]参照)は、ルールに則れば間違っていない。~
//原作効果はあくまで攻撃回数の増加。
[[《狂戦士の魂》]]は[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]で[[オリジナルカード]]として登場していたが、「『[[効果]]処理の途中』では勝利が確定しない」[[裁定]]となっておりアニメでの演出を再現している。~
このカードは「1枚[[ドロー]]し、それが[[モンスターカード]]ならば[[相手]]に[[ダメージ]]を与える」処理を、[[モンスターカード]]以外を引くまで繰り返す[[カード]]である。~
このカードの[[ダメージ]]で[[相手]]の[[ライフポイント]]が0になっても、[[モンスター]]以外の[[カード]]を引くまで[[効果]]処理が終わらず、[[デッキ]]がなくなれば[[引き分け]]にもなる。~
ただ、これは後に[[OCG]]化された際の[[裁定]]とは異なる処理となっている。

**関連リンク [#g4a91734]
**関連リンク [#link]
-[[デュエル]]

-[[ビートダウン]]
-[[バーン]]
-[[デッキ破壊]]
-[[特殊勝利]]

-[[サレンダー]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/index.html]]
-[[公式ルールブック:https://www.yugioh-card.com/japan/howto/#rule_book]]

**FAQ [#faq]
Q:[[自分]]だけが[[ライフポイント]]が0になる状態で[[《火炎地獄》]]を[[発動]]する、[[自分]]だけが[[カード]]を[[ドロー]]できなくなる状態で[[《メタモルポット》]]を[[リバース]]する等し、[[自分]]で意図的に敗北する事は可能ですか?~
A:はい、可能です。(12/04/04)~

Q:[[お互い]]が[[ライフポイント]]が0になる状態で[[《火炎地獄》]]を[[発動]]する、[[お互い]]が[[カード]]を[[ドロー]]できなくなる状態で[[《メタモルポット》]]を[[リバース]]する等し、[[自分]]で意図的に[[引き分け]]にする事は可能ですか?~
A:はい、可能です。(12/04/04)~

Q:[[お互い]]の[[フィールド]]上に[[おジャマトークン]]が存在しており、[[お互い]]に[[ライフポイント]]が300以下です。~
  [[《ブラック・ホール》]]などの[[効果]]でこれらが同時に[[破壊]]された場合、[[ターンプレイヤー]]の敗北となりますか?~
A:その場合、[[お互い]]が同時に[[ダメージを受ける]]ため、[[引き分け]]となります。(13/04/06)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。