デュエル/Duel †
このカードゲームでは相手と対戦して、1回勝負がつくことを「デュエル」と呼んでいます。
ひとつの勝負では、このデュエルを3回行って勝者を決めます。
このデュエルの3回勝負をマッチと呼びます。
マッチでは先に2勝したプレイヤーが勝者となります。
1勝2分けの場合は1勝した方が勝者です。
また1勝1敗1分け、3分けの場合、そのマッチは引き分けとなります。
デュエルの準備 †
- 対戦相手とあいさつをしたら、自分のデッキをよくシャッフルして対戦相手に渡しましょう。
おたがいに相手のデッキを受け取ったら、それをかるく切り混ぜます。
この行為を「カット」といいます。
- カットがすんだらおたがいにデッキを持ち主に戻しフィールド上のデッキゾーンに置きます。
また、融合モンスター、シンクロモンスターカードを使用するプレイヤーは、エクストラデッキをエクストラデッキゾーンに置いてください。
- おたがいに、相手のサイドデッキのカード枚数が15枚以下であることを確認します。
このときカードは裏向きのままでかまいません。
また、1デュエル目以降、デッキとサイドデッキのカードを入れ替えた場合にも、枚数を確認してもらいます。
- ジャンケンをして、勝者が先攻後攻を選択します。
なお、次のデュエルの先攻後攻の選択権は、前のデュエルの敗者にあります。
最後に、自分のデッキから5枚カードを引いてください。
これがデュエル開始時の手札となります。
(公式ルールブック Version 3.0 より引用)
- 現実のデュエルは、アニメのそれとは異なる部分が多いため、注意が必要。
- 公式デュエルの場合、宣言・公開情報の確認等を敬語で行う者が多い。
ただ、余程失礼な態度を取らない限り、必ずしも敬語を使う必要はない。
- カードゲームの世界に用語として出現したのは、『マジック:ザ・ギャザリング』が初である。即ちトレーディングカードゲーム自体の初期から使われている由緒正しい言葉なのだ。
遊戯王OCG以外でも多くのカードゲームで対戦の事は「デュエル」と言われる。
- 「デュエル」という単語自体をコナミは2004年に商標登録しているようだ。
- 「デュアル」や「ディエル」といった誤植もよく見かける。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘」と表現される場合もある。
両デュエリストの準備が整った後、「デュエル!」と同時に叫ぶのがデュエル開始の合図となっているようである。
また古代エジプトでは「ディアハ」と発音するらしい。
千年アイテム所持者による「闇のゲーム」版の「デュエル」も存在する。
モンスターが破壊されるとカードも消滅したり、ライフポイントが無くなると実際に死んだりする、まさに恐怖の「デュエル」であった。
- アニメ5D'sではD・ホイールに乗って決闘を行う。
しかし従来どおりデュエルディスクも使用する。
これらのデュエルのルールの違いについては魔法カードを参照。
関連リンク †