Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した能力名。
テキストに【○○族・トゥーン】と表記されたモンスターが持つ効果のことである。
この表記を持つモンスターは、トゥーンモンスターと呼ばれる。
数種類のタイプのものが存在しているが、条件付きで直接攻撃できる効果を持つという点で共通している。
「Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−」で登場した初期トゥーンモンスターは以下の効果を持つ。
ここに属するのは《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》・《トゥーン・デーモン》・《トゥーン・ドラゴン・エッガー》・《トゥーン・マーメイド》の4体。
特殊召喚方法に関する部分は召喚ルール効果、それ以外は永続効果である。
このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる (レベル5以上はリリースが必要)。 このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。 このカードは500ライフポイントを払わなければ攻撃宣言できない。 相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。 フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
「STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−」で登場した後期トゥーンモンスターは、以下の効果を持つ。
ここに属するのは《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》・《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》・《トゥーン・キャノン・ソルジャー》・《トゥーン・仮面魔道士》の4体。
以下の効果は全て永続効果である。
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。 自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、 相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
初期トゥーンは特殊召喚モンスターであり、正規の手順で特殊召喚した後も《トゥーン・ワールド》が存在する場合しか蘇生・帰還ができない。
対して、後期トゥーンは通常召喚が可能になり、《トゥーン・ワールド》がなくても召喚可能で、相手のトゥーンを攻撃対象に選択する必要もない。
自壊及び直接攻撃効果、召喚ターンの攻撃制限は同じだが、これら後期トゥーンは《トゥーン・ワールド》が存在しなければ自壊することもない。
直接攻撃したい時のみ《トゥーン・ワールド》を発動すれば良く、追加効果も持っている点から【トゥーン】以外でも使用することが可能である。
《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》は、上記のどちらにも属さない特別なトゥーンで、上記2種を折衷したような性質を持つ。
特に、特殊召喚したターンも攻撃可能、《トゥーン・ワールド》がなくても直接攻撃可能な2点はこのカード特有の強みである。
―トゥーンモンスター
Q:「相手がトゥーンをコントロールしていない場合」というテキストの「トゥーン」について具体的に教えて下さい。
A:【種族・トゥーン】と書かれたいわゆる「トゥーンモンスター」を指し、「トゥーンと名のついたモンスター」はこれに含まれません。(09/06/29)
Q:相手フィールド上の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、自分フィールド上のトゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/02)
Q:セットされた《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/02)
Q:手札の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されません。(11/05/02)
Q:《トゥーン・ワールド》の発動を《魔宮の賄賂》で無効にし破壊した時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されません。(11/05/12)
Q:《マジカルシルクハット》の効果でセットした《トゥーン・ワールド》が破壊された時、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:破壊されます。(11/05/12)
Q:通常召喚でセットしたトゥーンモンスターを《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、攻撃できますか?
A:はい、できます。(11/01/16)
Q:《浅すぎた墓穴》で裏側守備表示で特殊召喚したトゥーンモンスターを《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、攻撃できますか?
A:いいえ、できません。(13/05/09)
Q:このターンに召喚・反転召喚・特殊召喚したトゥーンモンスターを《月の書》で裏側守備表示にした後、《太陽の書》で表側攻撃表示にした場合、攻撃できますか?
A:いいえ、できません。(13/05/16)
Q:フィールド上の《トゥーン・ワールド》が破壊された時、《明鏡止水の心》を装備したトゥーンモンスターは破壊されますか?
A:トゥーンモンスターの自壊は対象をとる効果ではないため、破壊されます。(11/09/01)
Q:フィールド上に《トゥーン・ワールド》と《スキルドレイン》が存在する時に、《大嵐》の効果でそれらのカードが同時に破壊された場合、トゥーンモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(12/07/09)
Q:《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》等の、特殊召喚モンスターであるトゥーンモンスターのレベルを他のカードの効果で変化させました。
この場合、それに応じて特殊召喚する際に必要なリリースの数は変化しますか?
A:トゥーンモンスターのレベルを他のカードの効果で変化させた場合、それに応じて特殊召喚する際に必要なリリースの数は変化します。(11/11/11)
Q:トゥーンの「フィールド上の「《トゥーン・ワールド》」が破壊された時、このカードを破壊する」という効果の分類は何ですか?
A:永続効果です。(12/02/27)
Q:トゥーンモンスターが相手モンスターとの戦闘を行うダメージ計算前に、《トゥーン・ワールド》が《マドルチェ・ティーブレイク》によって破壊されました。
ダメージ計算によってトゥーンモンスターの戦闘破壊が決定する場合、トゥーンモンスターは戦闘と効果どちらで破壊された扱いとなりますか?
A:ご質問の状況で《トゥーン・ドラゴン・エッガー》等が戦闘で破壊される場合は、自身の効果によって破壊された扱いとはなりません。(14/01/09)
Q:特殊召喚モンスターに該当するトゥーンモンスターは墓地から特殊召喚できますか?
A:《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》等の特殊召喚モンスターは正規の手順で特殊召喚された後に墓地へ送られた場合、フィールド上に《トゥーン・ワールド》が存在すれば《死者蘇生》等で特殊召喚できます。(12/05/02)
STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−で登場したカード群。
現在のところ、《トゥーンのもくじ》によってサーチできる点でのみ共通する。
―「トゥーン」と名のついたモンスター
―「トゥーン」と名のついた魔法・罠カード
※は「トゥーン」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク