ドレミコード †
デッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズでカテゴリ化される「ドレミコード」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て天使族のペンデュラムモンスターで統一されており、地属性・水属性・風属性・炎属性のどれかに分類されている。
また、レベルとペンデュラムスケールの合計が9になっている。
- OCGにおいて「偶数」「奇数」という語句がテキストに記載された初のカードカテゴリ。
偶数は「2で割り切れる整数」であるが、0や負数を含める場合は0も偶数として数えられる場合がある。
したがって、0が偶数に数えられるかは裁定待ち。
- 『「ドレミコード」Pモンスター』という表記と『「ドレミコード」Pモンスターカード』という表記が混合しているので、使用の際は注意。
フィールドでは、前者はモンスターゾーンのドレミコードしか含まれないのに対し、後者はペンデュラムゾーンに存在するドレミコードも含まれる。
- 名前の由来は、音階の「ドレミ」と、和音を指す「コード」からだろう。
- 属するモンスターは「ドレミファソラシド」の英語表記である「CDEFGABC」に対応した頭文字の名前を有している。
また、一部のモンスターには、「ドレミのうた」(作曲:リチャード・ロジャース/日本語訳:ペギー葉山)の日本語歌詞の内容と共通するデザインが見てとれる。
- 「ドレミファソラシド」は音名・階名表記とされる音楽用語。
ピタゴラスが音の周波数の計算により、ある音に調和する音を並べていった結果、音階の概念を発見した。
初期ルネサンス(14世紀頭)のピタゴラス音階と呼ばれている最古の音階の1つである。
中世ヨーロッパにおいてはグレゴリオ1世などにより、カトリック教会の聖歌を作曲する際にまとめられた旋法が「教会旋法」という。
この教会旋法は直接的に今日の現代音楽の基礎基盤となっている。
「イオニア旋法」と呼ばれていたものが今日の長音階(ドレミファソラシド)へと発展し、エオニア旋法が自然短音階(ラシドレミファソラ)となった。
- ドレミファソラシドは、下記のグレゴリオ聖歌に由来するとされており、旋律の音も一致している。
Ut queant laxis resonare fibris Mira gestorum famuli tuorum, Solve polluti labii reatum, Sancte Ioannes.
(汝のしもべが、弦をかきなでて、汝の妙なるわざをたたえ得るように、このけがれある唇の罪をのぞかせたまえ、聖ヨハネよ。)
関連リンク †
―「ドレミコード」と名のついたペンデュラムモンスター
※は「ドレミコード」に関する効果を持つペンデュラムモンスター
―「ドレミコード」と名のついた魔法・罠カード
※は「ドレミコード」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク