ドローフェイズ/Draw Phase

 一番初めに行われるフェイズです。
 このフェイズターンを進めているプレイヤー(以後ターンプレイヤーと呼びます)は、自分デッキの一番上からカードを1枚引きます。
 デッキカードがなく、カードが引けなかった場合は負けとなってしまいます。
 ドローを行った後からスタンバイフェイズに移るまでの間に、速攻魔法発動することが可能です。

 (公式ルールブック Version 3.0 より引用)

具体的なドローフェイズの処理の順番

  1. ドローフェイズ開始時(ドローを行う前)
    他のタイミングと異なり、後述する特殊な場合を除いてクイックエフェクトは発動できない。
    まず、《サイバーデーモン》《破滅へのクイック・ドロー》の手札0枚判定を行う。
    判定を行うだけで、チェーンブロックが発生するのはドロー後である。
    次に、《火之迦具土》の効果を処理する。
    これもチェーンブロックを作るのは前のターンの戦闘ダメージ発生時である。
    このタイミングでチェーンに乗る処理は《魔王ディアボロス》のデッキトップ確認の誘発効果のみである。
    これにチェーンする形でのみ、「ドローする前に」罠カード速攻魔法を発動することが出来る。

  2. ドロー
    カードを一枚ドローする。もちろん強制。
    《閃光の宝札》が二枚あれば、二枚ドローする。
    前々ターン、前ターンに《罰ゲーム!》(の一番目の効果)を発動されていた場合、ドローできない。
    「代わりに手札に加える」系のカード(下に一覧)は、ドローできる枚数分手札に加えられる。
    エクゾディアが揃った場合、他のカードの処理をせずに勝利する。
    《サイレント・マジシャン LV4》魔力カウンターを乗せる処理、 《サイバー・エスパー》によるピーピングウイルスによる手札破壊などが発生する。
    ウイルスによって破壊されたドローカードの誘発効果は次のタイミングで他のカードと共に処理する。
  3. ドロー後
    基本的にはここからクイックエフェクトを発動できる。
    《凡骨の意地》《はたき落とし》《D−HERO ダッシュガイ》などの処理タイミング。
    《閃光の宝札》以外の追加ドローカードは、ここでチェーンブロックを作って追加ドローする。
    《王宮のお触れ》《マクロコスモス》など、影響の大きい永続罠もここで発動することが多い。

  4. ドローフェイズ終了
    お互い優先権を放棄することを確認して、ドローフェイズを終了する。
    スタンバイフェイズへ。

関連リンク

自分のドローフェイズをスキップするカード

相手のドローフェイズをスキップするカード

―通常のドローの代わりに別の行動をするカード