ハーピィ/Harpie †
Vol.4にて登場した《ハーピィ・レディ》を開祖とし、ENEMY OF JUSTICEで正式にカテゴリ?化されたモンスター群。
全てのモンスターが風属性で統一されており、種族は鳥獣族と、それらをサポートするドラゴン族の2種で構成されている。
- 登場した時期に関わらず「ハーピィ」と名のついた鳥獣族モンスターはいずれも女性で、衣装は非常に露出の激しいものになっている。
そのため、これらのモンスターのほとんどが、海外版ではイラストの修正(着衣の追加による露出の減少)を余儀なくされている。
- 原作・アニメにおいて―
孔雀舞の使用するモンスター群で、詳細は《ハーピィ・レディ》の項目を参照。
またアニメDMの「ドーマ編」では《ハーピィ・レディ−朱雀の陣−》・《ハーピィ・レディ−鳳凰の陣−》等のカードが登場している。
- 神話・伝承において―
ハーピィとは、ギリシャ神話に登場する女性の頭を持つ鳥の姿をした怪物の一族の名であり「ハーピー」と表記されることもある。
英語読みでは「ハーピィ」だが、ギリシャ的な読みでは「ハルピュイア(Harpuia)」、複数形は「ハルピュイアイ(Harpyiai)」となる。
ストロパデス群島に生息し、「掠め取る者」あるいは「毟り取る者」を意味する名の通り、人間や死者の魂を攫って行くのだと言う。
- 彼女らは基本的に醜い姿をしており、ファンタジー系のゲームで多く登場する「ハーピィ」とはかけ離れたものである。
しかし「アエロー」「オキュペテー」「ケライノー」と呼ばれる三姉妹だけは、例外的に美貌と優雅な肢体の持ち主とされることがある。
《ハーピィ・レディ三姉妹》はこれがモデルになっており、フォルスバウンドキングダムでは、三姉妹それぞれにこれらの名前が付いている。
「Aello(アエロー)」、「Okyupete(オキュペテー)」、「Kelaino(ケライノー)」は、それぞれ疾風、速く飛ぶ者、黒い雲という意味である。
関連リンク †
―「ハーピィ」と名のついたモンスター
―《ハーピィ・レディ》または《ハーピィ・レディ三姉妹》に関する効果を持つカード
―その他のリンク