*ハイランダー [#xb398471]
 [[制限カード]]しか入れていない[[デッキ]]から転じた用語。~
 同じカードを2枚以上投入しない[[デッキ]]の事。~
 [[禁止カード]]が存在しなかった頃は、[[制限カード]]が余りに強過ぎた為に、[[【スタンダード】]]等の[[ビートダウン]]系の[[デッキ]]でよく見られた。~

-初心者が行いやすい[[デッキ]]構成で、一般的にハイランダーにする[[メリット]]は少ない。~
例えば、[[【ガジェット】]]で、[[ガジェット]]を1セットしか入れないのでは、[[デッキ]]として意味がない。~
[[【帝コントロール】]]でも同様のことが言える。~

-ハイランダー構成には、[[《抹殺の使徒》]]や[[《因果切断》]]等の複数枚[[除去]]カードに強いという利点がある。~
他には、[[《奈落の落とし穴》]]・[[《炸裂装甲》]]・[[《万能地雷グレイモヤ》]]の採用を1枚ずつに抑えることで、[[《撲滅の使徒》]]を有効に活用することができる。~

-アニメの主人公達もハイランダーの[[デッキ]]構成である。~
遊戯はパンドラとは違い、[[《ブラック・マジシャン》]]を[[デッキ]]に1枚しか入れていない。~
十代の[[デッキ]]も[[E・HERO]]は1枚ずつの構成となっている。~
(ただし、[[《ヒーロー・キッズ》]]は三枚積まれている。)~
逆に主人公の宿敵には、凶悪カードを3枚積みしている人間が多かった。~
海馬の[[《青眼の白龍》]](当時は[[生け贄]]不要の最強カード)や闇マリクの[[《万力魔神バイサー・デス》]](アニメ版では、《プラズマ・イール》)等がそれにあたる。~
-原作・アニメの主人公達はハイランダーの[[デッキ]]構成が多い。~
遊戯は[[《ブラック・マジシャン》]]を[[デッキ]]に1枚しか入れていない。~
逆に主人公の宿敵には、同カードを3枚積みしている人間が多かった。~
海馬の[[《青眼の白龍》]]やパンドラの[[《ブラック・マジシャン》]]等がそれにあたる。~
これはGXでも同じことが言え、十代の[[デッキ]]は[[E・HERO]]は1枚ずつの構成となっていて、丸藤亮は[[《サイバー・ドラゴン》]]を3枚積みにしている。~
これらアニメに憧れ、[[デッキ]]構成をあえてハイランダーにする者もいる。~

-昔の[[ストラクチャーデッキ]]は全てハイランダーだったが、カード間の[[シナジー]]が皆無同然で「紙の束」と呼ばれる事も多かった。

-元となった言葉は、17世紀頃のスコットランドのハイランド地方に実在した戦士達の事。~
「クレイモア」という巨大な剣を用いていた。~
MTG(マジック:ザ・ギャザリング)でもハイランダーと呼ばれた、「基本土地カード以外の同名カードは1枚しか入れてはいけない」という[[デッキ]]構築ルールの遊び方があり、MTGを経由してこの世界に来ることになる。

--「高地人」を意味するハイランダーとは関係ない。~

**関連リンク [#i6e14664]
-[[用語集]]