*ハンド・アドバンテージ/Hand Advantage [#a87a3e57]
 [[手札]]として持っている[[カード]]についての[[アドバンテージ]](優位性)。~
 「[[手札]]を多く持っている[[プレイヤー]]が有利」とする考えに基づくTCG用語。~

 「[[手札]]の優位性」の意。~
 [[手札]]の[[アドバンテージ]]。~
 プレイングによって発生する、[[お互い]]の[[プレイヤー]]の[[手札]]の枚数差による優劣のこと。~
 [[ボード・アドバンテージ]]と合計して、[[カード・アドバンテージ]]と考える。~
-「これから出すことのできる[[カード]]」を多く所有している点で優位と言える。~
[[カード]]の多さはこれから撃てる手数の多さに比例するため、多い方が有利である。~
[[手札]]が少なければ、[[フィールド]]に戦力を供給することができず不利となるだろう。~

-基本的に、多ければ多いだけ優位に立てる。~
ただし、どれだけ多くても[[手札事故]]を起こしていたり[[腐って>腐る]]いるのでは意味が無い。~
[[フィールド]]に展開したり、[[手札コスト]]にする等、有効に使わない限りは宝の持ち腐れである。~
-[[ボード・アドバンテージ]]と合わせて[[カード・アドバンテージ]]として考えることが多い。~
[[手札]]だけでなく[[フィールド上のカード]]も[[プレイヤー]]の[[コントロール]]下にある[[カード]]だからである。~

-[[手札事故]]を考慮しない場合、[[《強欲な壺》]]で簡単に得られた。~
ほぼ無条件で1枚分の[[アドバンテージ]]に繋がることは非常に強力であった。~
一般的なTCGでは1[[ターン]]にルールとして行われる[[ドロー]]の枚数が制限されているため、戦略の幅を広げる[[ドローソース]]は重要なのである。
-どれだけ[[手札]]を持っていても、実際に使えないのでは意味がない。~
[[手札事故]]が起きたり、[[カード]]が[[腐って>腐る]]しまった場合、実際は不利である。~
ただし、[[ブラフ]]として機能することもあるため、[[手札]]は多いに越したことはない。~

-かつては[[《強欲な壺》]]で簡単に得ることができた。~
第1期から存在する遊戯王OCGの代表的な[[カード]]だったため使用不可となるのに賛否両論あったが、現在では[[禁止カード]]として落ち着いている。~
ほぼ無条件で1枚分の[[アドバンテージ]]に繋がることは「引いたもの勝ち」を起こしやすく、[[デュエル]][[環境]]の健全化に繋がった。~

**関連リンク [#kad705a5]
-[[カード・アドバンテージ]]
-[[ボード・アドバンテージ]]

-[[アドバンテージ]]

-[[手札]]
-[[ドロー]]
-[[ハンデス]]

-[[用語集]]