バーン †
英単語の「Burn(燃える、燃やす)」から。
相手にダメージを与える効果を持つカード、及びそのようなカードを駆使し、ビートダウン以外の方法で相手のライフポイントを0にするデッキを指す。
- 元々は「Magic: the Gathering」に由来する語である。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメ共に、多くのデュエリストがバーンを中心とした戦術を用いている。
1話完結のエピソードでは、放送時間内に終わらせるためにバーンでデュエルを終わらせる事がよくある。
英語圏では、モンスターのダイレクトアタックが暴力描写と捉えられるのを回避するための事情もある。
初期ライフポイントが4000のルールであるあちらの世界では、倍の8000あるOCGより重要度が高いのだろう。
攻撃できない先攻1ターン目から相手のライフポイントを削っていくことも少なくはない。
逆に現実のOCGよりもバーン効果に対するメタ効果を持つカードも多く登場している。
- アニメ5D'sではフィールド魔法《スピード・ワールド2》によるバーンで決着を付けようとするシーンが多く、同時にメタカードも頻出する。
遊星、ジャック、クロウ、アキ等のメインキャラもバーンカードによるフィニッシュや駆け引きをしている事がある。
全体的に細かいバーン効果を持つカードが多いのも特徴である。
- アニメVRAINSでも、ハノイの騎士の《クラッキング・ドラゴン》を皮切りに多数のバーンカードが登場している。
またメインキャラクターにも、バーンに特化したトリックスターを使う財前 葵/ブルーエンジェルのようなデュエリストが存在する。
- 「葵/ブルーエンジェル vs プロトタイプAIデュエリストB」戦ではお互いが微弱なバーンを打ち合うという珍しいデュエルとなり、実に6500ものライフを500以下のバーンだけで削り合っている。
劇中でも「効果ダメージで殴り合いなら負けない」「効果ダメージで確実にライフを削り取るこの戦術こそAIの真骨頂」とバーンが強調されていた回であった。
- 第25話では「アリの増殖バーン」という言葉が登場しており、公式もこの用語は認識しているようだ。
- デュエルリンクスの「ライディングデュエル」では上記《スピード・ワールド2》を再現したスキル「Sp-アクセラレーション」も使えるが、ドローと除去効果がそのままの一方でバーン効果だけは削除されている。
(ただしドローに必要なカウンターはアニメより1つ増えており、また消費4つで強化、消費6つで展開を可能にする効果が新たに加えられている。)
やはり初期ライフ4000におけるバーン効果は制作側からも相当に警戒されている事が窺える。
バーンデッキ一覧 †
関連リンク †