英単語の「Burn(燃える、燃やす)」の意。
カードの効果、及びそれを軸とするデッキタイプの分類の一つ。
火力を大量に積んで、モンスターの戦闘等に関わらずカードの効果によるダメージを与えて相手のライフを0にするデッキをバーンデッキと言う。
おおまかに相手の攻撃を抑制しながら戦う「低速タイプ」と、相手の攻撃を無視して戦う「高速タイプ」に区別される。
低速タイプは【ロックバーン】、高速タイプは【フルバーン】や【チェーンバーン】と呼ばれることが多い。
いずれも、地雷としては高いポテンシャルを持ち、シングル戦においては高い勝率を誇るデッキである。
だが、それ故に他のデュエリスト達からは「邪道」などと評されており、相手を無視したこのタイプのデッキは嫌われる傾向にある。
「低速タイプ」の場合はロックを仕掛けるか壁モンスターを出して、相手の攻撃を遅らせる戦術をとる。
構成はコントロールデッキ寄りになり、ビートダウンデッキに対して有効に働きかけることができるように構築される。
「高速タイプ」の場合は相手が攻めて来ようが基本的にはお構いなし。
デッキを回転させて、相手よりも素早くダメージを叩きこむことを信条とする。
反面手札事故が起これば「アウト・オブ・コントロール(制御不能)」に陥ってしまう。
コントロールデッキとはかけ離れたタイプ。
なお、最近は「チェーンカード」の登場や「ロックカード」の規制で「低速タイプ」より「高速タイプ」の方が主流になってきている。
マッチ戦ではサイドから投入されるであろう《デス・ウォンバット》をいかに攻略するかが鍵となる。
罠カードを多用することも多いため、《人造人間−サイコ・ショッカー》《王宮のお触れ》を弱点とする場合が多い。
《デス・ウォンバット》、《王宮のお触れ》、《魂吸収》を全部破壊できる《結界術師 メイコウ》をサイドに採用したい。
ビートダウンに於いても、《破壊輪》以外のバーンカードが投入される場合がある。
この場合、消費した手札1枚につき、2000ポイント前後のダメージを与えたいところ。
―低速タイプ
―高速タイプ
―ビートダウン系
―コンボ系
―その他