遊戯王カードWiki - パラディオンのバックアップ(No.27)

パラディオン/Crusadia †

　CYBERNETIC HORIZONでカテゴリ化された「パラディオン」と名のついたカード群。
　属するメインデッキのモンスターは属性が分かれているが、リンクモンスターについては光属性で統一されている。

メインデッキのモンスターは以下の共通テキストを持つ。
因みに、このカテゴリとの関連性が深い《星遺物－『星冠』》も類似したテキストと効果を持つ。

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、
(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードはリンクモンスターのリンク先となる
自分フィールドに手札から守備表示で特殊召喚できる。
(2)：（固有効果）

カード名	レベル	属性	種族	固有効果	備考
《神樹のパラディオン》	３	水	戦士族	パラディオンモンスターの破壊の身代わりにフィールド・墓地の自身を除外	チューナー
《魔境のパラディオン》		炎	魔法使い族	リンクモンスターのリンク先へ召喚・特殊召喚した場合に自分のパラディオンカードと相手フィールドのカードを破壊
《百獣のパラディオン》		地	獣族	パラディオンリンクモンスターに貫通効果を付与
《星辰のパラディオン》	４	風	ドラゴン族	リンクモンスターのリンク先へ召喚・特殊召喚した場合に同名カード以外のパラディオンカードをサルベージ
《天穹のパラディオン》	４	光	サイキック族	対象のパラディオンリンクモンスター以外の攻撃を封じてそのモンスターによる戦闘ダメージの倍加

カード名	リンク	種族	固有効果	備考
《マギアス・パラディオン》	１	魔法使い族	自身のリンク先に効果モンスターが特殊召喚された場合にパラディオンモンスターをサーチ
《レグレクス・パラディオン》	２	獣族	自身のリンク先に効果モンスターが特殊召喚された場合にパラディオン魔法・罠カードをサーチ
《ヴェルスパーダ・パラディオン》	２	戦士族	自身のリンク先に効果モンスターが特殊召喚された場合にモンスターのカードの位置を変更
《アークロード・パラディオン》	３	サイバース族	自身のリンク先のパラディオンか星遺物をリリースし、相手の表側表示のカードの効果をターン終了時まで無効	固有効果はフリーチェーン

英語名は、キリスト教徒が聖地を奪還するために編成した遠征軍「十字軍」を意味する「crusade（クルセイド）」の捩りと思われる。
また、モンスターの英語名にはいずれもラテン語が用いられている。

第10期から登場した星遺物を巡る背景ストーリーに関わるカテゴリの１つ。
Vジャンプ2018年６月号とマスターガイド６において、「パラディオン」の名を関する組織が２つ存在したことが語られている。

最初のパラディオンはストーリー本編のはるか昔、機械文明の時代に存在した国家連合揮下の『鍵』解析チームを指す。
いずれ来る星の脅威に対抗するため「機械騎士計画(プロジェクト・ジャックナイツ)」を推進するが、科学者リースの暴走によって大惨事を引き起こしてしまう（《星杯の妖精リース》の項を参照）。
世界崩壊後、生き残った有志は自らの人格データをジャックナイツにリンクさせ、世界再生の任を託す形で自然消滅した。

２番目のパラディオンは、《星遺物への抵抗》で描かれたイヴの死から数年後、機界騎士によって分断されていた各部族が星の脅威に対抗するために結成した連合軍を指す。
結成の中心となったのは《クローラー・スパイン》から過去の記録を得たアウラムであり、かつての「パラディオン」の遺志を継ぐ意味を兼ねて同じ名を冠している。

OCGにおけるパラディオンカードは、この２番目のパラディオンに関連した部族や事象からデザインされている。
《神樹のパラディオン》と《魔境のパラディオン》のイラストには、そのモンスターと同じ部族と思われるモンスターの姿も描かれている。