ピーピング †
英語の「peep(覗く、覗き見をする)」が由来である。
「ピーピング(peeping)」とは、カードの効果で公開情報ではない領域を覗く行為のこと。
具体的には、相手の手札やデッキ、セットされたカードを確認及び公開させることである。
副次的なものも含めれば結構な種類がある。
- 原作・アニメにおいて―
DMの絽場、5D'sの鷹栖等がカードの効果では無く反則行為をして手札を見ているので、その印象が強い。
DMのペガサス、漫画5D'sのシェリーなど、自身の能力によってピーピングを行っているデュエリストも存在する。
カードの効果に則るピーピングはあちらの世界でも強力な精神的プレッシャーを与える行為と認識されているのか、海馬はこれとハンデスを異様に嫌っている。
また、原作のM&Wはマジック・ザ・ギャザリングを意識している面が多々見受けられるため、MTGにおける手札=魔術師の精神という構図も踏襲している可能性がある。
ペガサスの「マインドスキャン」や《真実の眼》のテキストが特に象徴的である。
相手に心の中を覗き見されるとなれば、プライドの高い海馬が憤慨するのは当然と言えるだろう。
城之内もこれをされて恥ずかしがっている描写が見られる。
アニメGXでは丸藤翔とティラノ剣山が、《リフレクタービット》のソリッドビジョンを利用してタッグパートナーであるお互いの手札を覗いていた。
漫画GXでは操られた吹雪が《真実の眼》を使用し、《The suppression PLUTO》とのコンボに繋げた。
アニメ5D'sではハラルドが《オーディンの眼》によって遊星の戦術を見破っている。
漫画5D'sのシェリーは、自身の超能力「手札明察」により永続魔法《名称抹消》と永続罠《目殺》を用いたハンデスを行い、アキを窮地に追い込んだ。
アニメZEXALの徳之助は嘗ては自分の手札も見せるカードを使用していた。
また、ジンが遊馬の手札を見ずにカードの種類を当てていたが、どのような方法で行っていたのかは不明である。
関連リンク †
―相手の手札をピーピングする効果を持つカード
―間接的に相手の手札をピーピングする効果を持つカード
―自分または相手のデッキをピーピングする効果を持つカード
―相手のエクストラデッキをピーピングする効果を持つカード
―セットされた相手のカードをピーピングする効果を持つカード
―その他のリンク