英語の「Peep(覗く、覗き見をする)」が由来である。
「ピーピング(Peeping)」とは、カードの効果で公開情報ではない領域を覗く行為のこと。
具体的には、相手の手札やデッキ、セットされたカードを確認及び公開させることである。
直接的なアドバンテージには結びつかないが、情報アドバンテージに繋がる重要な要素である。
上手くいけばそのデッキのキーカード、狙っているコンボ、デッキ傾向まで分かるようになるため、軽視するものではない。
副次的なものも含めれば結構な種類があるが、主に「カードの効果によるピーピング」と「ルールによるピーピング」の2種類に分けられる。
前者は《正々堂々》や《古代の遠眼鏡》など、テキスト自体に「非公開情報を確認(公開)する」と書かれているカードが該当する。
こういったカードはピーピング自体がそのカードの効果なので、情報アドバンテージ以外に何のアドバンテージも得られない場合が多い。
後者は《マインドクラッシュ》や《連鎖除外》など、テキストには「非公開情報を確認する」という直接的な記述はないが、ゲームの進行上「効果を受けるカードが本当に存在しないことを証明するために相手(それらのカードを発動した側)に確認させる」処理が頻繁に発生するために、間接的なピーピング能力を持つと見なされるカードが該当する。
これらのカードは副次的にピーピング処理が発生する以上、ピーピング処理とは別の効果を持っており、情報アドバンテージ以外にもアドバンテージを稼げるカードが多い。
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