プレイヤー/Player

 モンスター情報魔法・罠カード効果を説明するテキストで使われる、デュエルする者のことを表した公式用語。
 使われる場面に応じて「自分」「相手」「お互い」「ターンプレイヤー」「コントローラー」「持ち主」と表現されることもある。



概要

「プレイヤーは○○しなければならない」テキストについて

《痛み分け/Share the Pain》
通常魔法
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。
相手はモンスター1体をリリースしなければならない。
《禁断の異本/Forbidden Apocrypha》
通常罠
(1):モンスターカードの種類(融合・S・X)を1つ宣言して発動できる。
宣言した種類のモンスターがフィールドに2体以上表側表示で存在する場合、
お互いのプレイヤーはフィールドのその種類のモンスターを全て墓地へ送らなければならない。

 上記のような「(プレイヤー)は○○しなければならない」というテキストを持つカードについて。
 これらのカードは「○○を行う事をプレイヤーに強制する効果」として扱われる。
 したがって、こうした効果カード墓地へ送られたとしても、カードの効果によって墓地へ送られた扱いにならない
 あくまでもカードはプレイヤーに行為を強制する効果を持つだけであり、カードに直接影響を及ぼした訳ではない、とみなされる。

 これによって以下のような影響が生じる。

  1. カード効果を受けない状態のカードであっても影響を受ける
    例:魔法カード効果を受けない《ホルスの黒炎竜 LV6》は、相手発動した《痛み分け》リリースされる。
  2. カードの効果墓地へ送られた扱いにならない。
    例:カードの効果墓地へ送られた場合に発動する効果を持つ《シャドール・ファルコン》は、相手《痛み分け》墓地へ送られた場合には効果発動できない。
    同様に《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》効果リリースされた扱いにならず、《霞の谷のファルコン》効果手札戻った扱いにならない。
  3. 相手によって墓地へ送られたことにもならない。
    例:相手によってフィールド離れた場合に発動する効果を持つ《ヴェルズ・コッペリアル》は、相手《痛み分け》墓地へ送られても効果発動できない。

関連カード

 ※以下はリンク先を参照

「プレイヤーは○○しなければならない」テキストを持つカード

 ※その処理が効果コストに当たらないもののみ記す
 ※◆は上記のテキストを持たないが、同様の特徴が見られるもの
 ※ライフコストを強要するカードはリンク先を参照

関連リンク