*プロキシ [#ud8f4121]
 プロキシ、プロキシー、プロクシ、プロクシー(proxy)とは「代理」の意味。~
 入手していない[[カード]]を、何らかの方法で代用した物の事を指す。~
 勿論、公認大会では[[使用]]できない。~
 一般的に認められていないため、大会以外の[[デュエル]]であっても[[相手]]の了承を得ずに[[使用]]するのはマナー違反である。~
*プロキシ [#top]
 所持していない[[カード]]を、何らかの方法で代用した物のこと。~
 英語で『代理』を意味する「proxy」に由来する。~
 当然[[公式大会>ショップデュエル]]では使用できず、フリー[[デュエル]]でも[[相手]]の了承を得ずに使用するのはマナー違反である。~

 プロキシ[[カード]]を[[使用]]する場合には下記のような理由がある。~
 プロキシ[[カード]]を使う理由としては、「貴重な[[カード]]が傷付くのを防ぐため」、「何らかの理由で入手できない[[カード]]を使いたいため」等が挙げられる。~
 特に一般的なのは[[デッキ]]調整の際で、未所持の[[カード]]のプロキシを作成して[[デッキ]]を回して見る事で、自分の[[デッキ]]に必要な[[カード]]かどうかを確かめ購入するかどうか決める、と言う使い方だろう。

+フリープレイで、[[自分]]の所持している貴重な[[カード]]を傷つけるのを防ぐため。~
+資産の都合や、[[絶版]]・未発売であるなどで入手できない[[カード]]を[[使用]]するため。~
 プロキシ[[カード]]を作る方法としては、「不要な[[カード]]や紙切れに[[カード]]情報を書き込むか印刷したものを貼り付ける」、「いわゆる裏[[スリーブ]]の要領で作った画像を表側に入れる」等がある。~

 しかし、どちらも自分勝手な理由なので、使わないのが一番である。~
 テストプレイならばこの限りではないが。~
// (その気になれば[[デッキ]]すべてのカードをプロキシにしてプレイする事もできる。)~
また場のトークンの配置を解かりやすくする為にプロキシカードを利用することもある。
-原作・アニメにおいて―~
原作初期において、海馬が[[《青眼の白龍》]]をカタログからカラーコピーし、これを遊戯が持っていた本物の[[《青眼の白龍》]]と摩り替えるという犯罪行為を行った。~
もっとも、所詮コピーであったため、遊戯にはすぐにバレる事になる。~
また、「バトルシティ編」で登場した組織「グールズ」は、偽造[[カード]]を大量に創り上げて大会に参加している。~
いずれも本物の[[カード]]と同様に[[デュエル]]で使用できていたが、唯一偽造した[[《ラーの翼神竜》]]を使った者は裁きを受けている。~

-プロキシ[[カード]]を作る方法
--不要な[[カード]]、紙切れにマジック等で[[カード名]]や効果を書く。~
--不要な[[カード]]、紙切れに印刷機等で印刷した[[カード]]の[[イラスト]]やテキストを貼り付ける。~
--ダミー(偽造)カードを利用する~
--アニメGXでは、I2社の研究素材として[[《ラーの翼神竜》]]が複製された。~
この時は、アニメDMの頃とは違い本物の[[神>三幻神]]がこの世にいなかった事や[[《神縛りの塚》]]の[[効果]]を[[適用]]した事により、[[デュエル]]で使用できるようになっていた。~

-また新たに作らずとも、例えば[[《死者蘇生》]]の代わりに[[《早すぎた埋葬》]]、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]の代わりに[[《邪悪なるバリア −ダーク・フォース−》]]といった、[[イラスト]]や[[効果]]が似ている[[カード]]で代用する事も可能である。~
勿論、事前に[[相手]]に知らせておく必要があるが。~
//何らかの方法で代用したカードときちんと書いてあるよ
//↑一応これも代用に入るのでは?
--アニメ5D'sでは、ルチアーノがジャックの[[カード]]をコピーしている。~
この際に、本来ならば世界に1枚しかない[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を3枚作った上で偽ジャックの[[デッキ]]に投入していた。~
なお、これらの[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の体色は全てオリジナルとは異なる色になっていた。~

//-[[オリジナルカード]]もこれの一種と言える。~
//当たり前だが、[[オリジナルカード]]も[[デュエル]]に使用することは出来ない。
//これはproxyの意味である「代理」ではないのでは?
//確かにその通り。でも、元の意味ではなく、自分で作ったカードという纏めで。
//勝手に纏めて意味付け加えるのは変じゃないでしょうか?
--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};では、ベクター及びドン・サウザンドが偽の[[No.]]を作成している。~
その中には[[《No.10 黒輝士イルミネーター》>《No.10 白輝士イルミネーター》]]のように、実物の[[カード]]を真似て作成したものもあった。~

-原作・アニメにおいて―~
原作初期にて、海馬が[[《青眼の白龍》]]をカタログから[[カラーコピー>《スキヤナー》]]し、これを遊戯が持っていた本物の[[《青眼の白龍》]]と摩り替えた。~
所詮カラーコピーであったため、その後バレる事になる。~
//これは厳密にはプロキシではなく、贋物である。~
また、バトルシティ編でグールズ達が偽造のカードを使用して大会に参加している。
--上記のように、基本的には敵側が何らかの目的を達成するために悪用する場合が殆どである。~
そのため、遊戯のように「偽りの[[カード]]」と呼ぶほど嫌っている者も存在する。~
現実でも相手を騙す目的で使用すれば犯罪になるので、使わない方がいい。~

--アニメで登場したラフェールの[[カード]]は擦り切れる程使い込まれている。~
そのため、自身が[[カード]]の傷で判別できてしまわないように、裏面のみを張り替えていた。~
一見、適切な[[カード]]のケアとも取れるが、一応これも一種のプロキシと言える。~
現実で同じ事を施した[[カード]]は大会では[[使用]]できないので、擦り切れる程使い込む前に[[スリーブ]]に入れてあげよう。~
--珍しい例として、アニメDM「ドーマ編」のラフェールは[[カード]]の裏面を貼り替えたものを使用していた。~
これは、[[カード]]が擦り切れるほど使い込んだため、自身が[[カード]]の傷で判別できてしまわないようにというフェア精神から来たものである。~
これも本来の[[カード]]の一部を他のもので代用したため、プロキシの一種と言える。~
なお、現実で同じ事をすると加工したとみなされ、大会で使用できなくなるので、擦り切れる前に[[スリーブ]]に入れておきたい。~

**関連リンク [#dcf6f11c]
**関連リンク [#link]
-[[《プロキシー・ドラゴン》]]
-[[《プロキシー・F・マジシャン》]]

-[[オリジナルカード]]

-[[用語集]]