*ホルスの黒炎竜/Horus the Black Flame Dragon [#c50cfc57]
*ホルスの&ruby(こくえんりゅう){黒炎竜};/Horus the Black Flame Dragon [#top]
 [[SOUL OF THE DUELIST]]で[[カテゴリ]]化された「ホルスの黒炎竜」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]は[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]で統一されている。~
 [[LVモンスター>LV]]の一種であり、「[[LV4>《ホルスの黒炎竜 LV4》]]・[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]・[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]」の3種が存在する。~

 [[SOUL OF THE DUELIST]]で登場した[[レベルアップモンスター]]系統の一種。全てが[[ドラゴン族]]の[[炎属性]]で、「LV4・6・8」が存在する。
-[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は[[魔法カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]、[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]は[[魔法カード]]を封殺する[[効果]]をもつ。~
また、以下の条件を満たした時、[[下位種]]を[[墓地へ送る]]事で「レベルアップ」し、[[上位種]]を[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる。~

 その最大の特徴は魔法に対する耐性能力で、[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は魔法[[効果]]を一切受け付けず、[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]は相手の魔法そのものを封殺する。~
 ゲームの根本の一つを封殺する能力により、たった一体でもゲームを終わらせることも可能なのである。~
 その能力を最大限に生かした[[【お触れホルス】]]がその例で、トーナメントシーンでも上位に食い込む一大勢力となっている。
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|レベルアップ前|レベルアップ後|条件|
|[[LV4>《ホルスの黒炎竜 LV4》]]|[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]|[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[フィールド]]上に存在|
|[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]|[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]|~|

 なお進化条件は皆同じで、「[[モンスター]]1体を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]したターンの[[エンドフェイズ]]に[[表側表示]]で存在する」ことで[[デッキ]]・[[手札]]から[[特殊召喚]]出来る。~
 [[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は通常通りの[[生け贄召喚]]も可能。
--この内、[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は通常通りの[[アドバンス召喚]]も可能である。~

-神話・伝承において―~
ホルスとは、エジプト神話におけるハヤブサの姿をした天空神である。~
神々の王オシリス(…[[《オシリスの天空竜》]]を参照)とイシスの息子で、オシリス亡き後はエジプト王位を継いだとされる神。~
遊戯王のシンボルでもある王権の象徴"ウジャトの眼"(…[[《ウジャト眼を持つ男》]]を参照)はオシリスの象徴であったため、ホルスが王位を継いだ際に蛇に変えたと言う。~
以降ファラオの冠をはじめ、王権の象徴はすべからく蛇に変わったとされる。~
ちなみに太陽のホルスはラー(…[[《ラーの翼神竜》]]を参照)と同格とも言われている。
-その能力を最大限に生かした[[【お触れホルス】]]は、一時期トーナメントシーンでも上位に食い込む一大勢力となっていた。

-コナミのゲーム作品において―~
これらのカードを基軸とした強力デッキ[[【お触れホルス】]]は、そのコンセプトの明確さと強力さ、制圧力から、各種ゲームにおけるCPUの使用率が極めて高い。
-[[イラスト]]の背景は、[[《ネフティスの鳳凰神》]]と同じものである。~
どちらもエジプトの神の名が[[カード名]]に含まれており、命名法則がよく似ている。

--[[遊戯王EX2006:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ex2006/]]ではCPUが使用するが、バグにより強さがほとんど活かされなくなっている。~
詳細は[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]の項を参照のこと。~
-定期的に[[リメイク]][[モンスター]]が登場しており、これまでに[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]・[[《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》]]の2種が登場している。~
更には、2023年には上位[[カテゴリ]]に相当する「[[ホルス]]」が生まれるに至った。~

**関連リンク [#qa475cda]
-[[《ホルスの黒炎竜 LV4》]]
-[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]
-[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]
--上位[[カテゴリ]]が後から登場するという例は、「[[地縛神]]」に対する「[[地縛]]」などが存在する。~

-「竜」と名が付き[[種族]]も全て[[ドラゴン族]]であるが、モチーフの関係上か[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]までの[[イラスト]]はハヤブサそのものでドラゴン的要素は全く無い。~
一方、[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]及び[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]の[[イラスト]]は[[種族]]設定を意識してか[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]をベースにドラゴン的要素を加えたものとなっている。~

-「ホルス(Horus)」とは、エジプト神話におけるハヤブサの頭ないしハヤブサそのものの姿をした天空神である。~
神々の王[[オシリス>《オシリスの天空竜》]](文献によっては殺害後)と[[イシス>《聖刻龍−アセトドラゴン》]]の息子である。~
叔父にあたる[[セト>《聖刻龍−セテクドラゴン》]]による[[オシリス>《オシリスの天空竜》]]殺害後、セトと王位を争ったが、最終的に勝利して王位を継いだとされる。~

--遊戯王のシンボルでもある「[[ウジャトの眼>《ウジャト眼を持つ男》]]」はホルスの目であるとされる。~

--ホルスは様々な側面を持ち、それぞれ別の形態で信仰され、別の名前で呼ばれた。~
地平線上に出ている太陽は「[[ホルアクティ>《光の創造神 ホルアクティ》]](2つの地平線上のホルス)」、日出・日没の太陽は「[[ホルエムアケト>スフィンクス]](地平線におけるホルス)」と呼ばれている。~
「ホルアクティ」は、[[ラー>《ラーの翼神竜》]]と習合したことで「ラー・ホルアクティ」とも呼ばれている。~

--自身をホルスの化身と考えた[[ファラオ>《ファラオの審判》]]は、必ずホルス名を持った事が関連深い。~

//--ホルスは[[ロータス>《サクリファイス・ロータス》]]から生まれたとされている。~
//アトゥムorラーと違って一般的ではない

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、空野が使用。~
十代の[[融合>融合召喚]]戦術に[[メタを張る]]べく、[[【お触れホルス】]]の一環としてこの[[モンスター]]群が採用された。~
その後は「剣山vs空野」戦でも同様の[[デッキ]]を使用している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連リンク [#link]
―「ホルスの黒炎竜」と名のついた[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV4》]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]

―「ホルスの黒炎竜」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《ホルスのしもべ》]]

―その他のリンク
-[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]
-[[《ホルスの黒炎神》]]

-[[《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》]]

-[[【お触れホルス】]]
--[[【フロフレホルス】]]

-[[レベルアップモンスター]]
-[[ホルス]]
-[[LV]]

-[[カテゴリ]]