ホルスの黒炎竜/Horus the Black Flame Dragon †
SOUL OF THE DUELISTで登場したレベルアップモンスター?系統の一種。
全てが炎属性のドラゴン族で、「LV4・6・8」が存在する。
その最大の特徴は魔法に対する耐性能力で、LV6は魔法効果を一切受け付けず、LV8は相手の魔法そのものを封殺する。
ゲームの根本の一つを封殺する能力により、たった1体でもゲームを終わらせることも可能なのである。
その能力を最大限に生かした【お触れホルス】がその例で、トーナメントシーンでも上位に食い込む一大勢力となっていた。
なお進化条件は皆同じで、「モンスター1体を戦闘で破壊したターンのエンドフェイズに表側表示で存在する」ことでデッキ・手札から特殊召喚出来る。
LV6は通常通りのアドバンス召喚も可能。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて「十代vs空野」戦で空野が使用。
どうやら彼は十代の融合中心戦術にメタを張るべく、このモンスター群を選択したようである。
視聴者の度肝を抜く、後攻1ターン目から【お触れホルス】を完成させるという偉業をやってみせた。
ちなみに、ホルスデッキの強さはあちらの世界でも有名なようで、十代も戦う前から強力と評していた。
- 神話・伝承において―
ホルスとは、エジプト神話におけるハヤブサの頭ないしハヤブサそのものの姿をした天空神である。
孤児であったが、神々の王オシリスとイシスの息子となった。オシリス亡き後はセト神を殺し、エジプト王位を継いだとされる。
遊戯王のシンボルでもある王権の象徴"ウジャトの眼"はオシリスの象徴であったため、ホルスが王位を継いだ際に蛇に変えたと言う。
以降ファラオの冠をはじめ、王権の象徴はすべからく蛇に変わったとされる。
ちなみに太陽のホルスはラーと同格とも言われている。
自身をホルスの化身と考えたファラオは、必ずホルス名を持った事が関連深い。
ちなみにホルスはロータスから生まれたとされている。
関連リンク †
―「ホルスの黒炎竜」と名のついたモンスター
―「ホルスの黒炎竜」に関する効果を持つカード
―名前関連