*ボード・アドバンテージ [#k44aecac]
 Board Advantage([[フィールド]]上の優位性)の意。[[フィールド]]上の[[アドバンテージ]]。~
 [[フィールド]]上に存在するカード、つまり[[モンスターゾーン>モンスターカードゾーン]]と[[魔法・罠ゾーン>魔法&罠カードゾーン]]の合計枚数の差による優劣のこと。~
 [[モンスター]]を一方的に倒したり、[[墓地]]や[[デッキ]]から[[特殊召喚]]したりすることで稼げる[[アドバンテージ]]。~
 [[ビートダウン]]同士の戦いでは[[直接攻撃]]を叩き込める可能性が高まるなど、重要な[[アドバンテージ]]。

 ただし、調子に乗って[[モンスター]]を展開し過ぎると[[全体除去]]の餌食になりやすいため、注意が必要。~
 [[ハンド・アドバンテージ]]と合計して、[[カード・アドバンテージ]]として考えた方が良い。~

-遊戯王には「[[通常召喚]]は1ターンに1回のみ」と言う制約があるため、重要なポイントとなる。~
「[[手札]]の[[モンスター]]」と「[[フィールド]]上の[[モンスター]]」を比べた場合、原則的に後者の方が価値が高い。~
同様に「[[手札]]の[[魔法・罠カード]]」よりも「[[フィールド]]上の、[[発動]]可能な[[魔法・罠カード]]」の方が価値が高い。~
これらのカードはどちらも[[相手]]の[[ターン]]でも機能し、[[相手]]の行動に影響を及ぼす事ができるためである。~
ただ立っているだけでも、それに攻撃力が劣るモンスターを出しにくくする働きや、たとえ[[戦闘破壊]]されても[[ダメージ]]を減らすことができる働きなど、デュエルにおいてこの「フィールド上のモンスター」はかなり重要な働きをすると言える。

-この考え方からわかるように、[[アドバンス召喚]]は一定の[[ディスアドバンテージ]]を伴う。~
そのため、[[上級モンスター]]にはその損失を回復するだけの強力な能力が要求される。~
その代表格が正に[[帝]][[モンスター]]と言えよう。

-また[[シンクロ召喚]]もその性質上ボード・アドバンテージを失い易い。~
だからこそ[[《レスキューキャット》]]や[[《ジャンク・シンクロン》]]、[[《魔轟神獣ケルベラル》]]などはボードアドバンテージを相殺できる優秀な[[モンスター]]なのである。

**関連リンク [#r52db1ed]
-[[カード・アドバンテージ]]
-[[ハンド・アドバンテージ]]

-[[アドバンテージ]]

-[[用語集]]