*マスタールール [#ldf4dad4]

 第6期から適用された新ルールのこと。~
 第5期まで適用されていた新エキスパートルールとの違いは、大まかに分けて「用語名の変更」と「枚数制限の変更」。~
 また、このルールへの移行と同時に、新規ルールとして[[シンクロ召喚]]が登場した。

-用語名の変更
--[[生け贄召喚]]→[[アドバンス召喚]]
--[[生け贄]]→[[リリース]]
--[[融合デッキ]]→[[エクストラデッキ]](既存の[[融合デッキ]]に[[シンクロモンスター]]を合わせたもの)
-枚数制限の変更
--[[メインデッキ]]…40枚以上→40〜60枚
--[[エクストラデッキ]]…0枚以上→0〜15枚
--[[サイドデッキ]]…15枚→0〜15枚

そのほかの変更点としては
-[[サイドデッキ]]に[[融合モンスター]]や[[シンクロモンスター]]を入れられる。

-名称が変更されたものも、実際の処理上は何も変化しない。~
旧用語のものは新用語に置き換える形で処理されるため、新旧カードとも問題なく使用できる。~
例外的に[[融合デッキ]]に関連する処理には、[[エクストラデッキ]]から[[融合モンスター]]だけに[[効果]]が及ぶように処理が変更されたものも存在する。~
(例として[[《フュージョン・ガード》]])

-名称の変更に関しては、以下のような説がある。
--近未来を舞台に展開するGXの後番組5D'sに雰囲気を近づけるため、外来語を用いたものに変更した。
--子供もプレイするゲームで「[[生け贄]]」という言葉を使うのが問題視されたため。
--外来語を使用することで、海外版とテキストの統一化を図るため。~
もっとも用語変更された時点では、英語圏では「Tribute」などの単語が用いられているため、統一されていない。

>そうした一方で、[[《生贄封じの仮面》]][[《生贄の祭壇》]]など名前に「[[生贄]]」とつくものや、[[儀式召喚]]の概念から、否定的な意見もある。~
さらに[[DUEL TERMINAL]]では原作出身の[[カード]]が再録された事で[[エラッタ]]がなされ、原作やアニメの雰囲気を壊すと批判の声もある。~
>第6期に入ってから再録されているのは、過去のテキストに[[生け贄]]の文字があるカードが多い。~

-用語変更に関連して、多くの[[カード]]が[[エラッタ]]されている。~
また、用語変更によるものの他にも、[[カード]]の[[コスト]]と[[効果]]の違いがわかりやすく[[エラッタ]]されたものもある。~
(一例として[[《ライトニング・ボルテックス》]]のテキスト)

-ちなみに、英語圏では2008年8月13日からこのマスタールールに準拠された新ルールが適用された。~
[[メインデッキ]]と[[エクストラデッキ]]に枚数制限がつくのは同じだが、[[リリース]]を指す用語は"Tribute"のままで変わっていない。~
反面、[[誘発即時効果]]を指す用語が"Multi-Trigger Effect"から"Quick Effect"に変わった。

**関連リンク [#e47f80dd]
-[[公式用語集]]

-[[公式ルールブック Version 3.0:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/index.html]]