*マストカウンター/Must Counter [#e4179a19]
 語源は「〜しなければならない」を意味する英語の助動詞"must"。~
 単に「マスト」と省略されることもある。~

 ''これを通してしまうと([[無効]]にしないと)ほぼ負けが確定してしまうか、相当苦しい状況に追い込まれるような場面、または[[カード]]のこと。''~
 主に[[相手]]の[[キーカード]]([[フィニッシャー]]や[[エンドカード]])を指し、他にも自らの[[デッキ]]に致命的な影響を齎す[[カード]]もこれに当たる。~
 [[引き分け]]を狙う[[《自爆スイッチ》]]も該当する。~
 単純に敗北が確定する[[ライフポイント]]を0にする[[攻撃]]を指すこともある。~

 [[コンボ]][[デッキ]]は[[キーカード]]が明らかなのでマストカウンターを見破りやすい(それ故に[[コンボ]]は[[カウンター]]に弱いのである)。~
 逆に、投入された[[カード]]すべてが戦力である[[グッドスタッフ]]などはマストカウンターは無いに等しい。~
 だが、「これを通さなければなんとかなる」という[[カード]]が存在することもあるので、それもマストカウンターと呼ばれることもある。~

 逆に言うと、どのようにして[[キーカード]]を通していくかがプレイングのポイントとなる。~
 [[【ロックバーン】]]や[[【メタビート】]][[デッキ]][[相手]]に[[《大嵐》]]を通せれば相当有利になるのは間違いないが、[[相手]]もマストカウンターと認識して[[《魔宮の賄賂》]]・[[《スターライト・ロード》]]等を使ってくる事が多いので、こちらも[[《サイクロン》]]等であたりをつけたり、逆に[[《魔宮の賄賂》]]を併用するとよい。

 [[伏せ除去]]が増え、[[モンスター効果]]が台頭してからは、それによる[[環境]]の高速化の流れを受けて、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を初めとした「奇襲性が高く対応が難しい」[[手札誘発]][[カード]]が対抗策として広く用いられている。~
 [[デュエル]]中には[[相手]]の挙動をそれとなく観察し、対抗策の存在を常に警戒するようにしたい。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「ヘルカイザー亮vsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦は、[[攻撃]]に対するマストカウンターが特に活用された回である。~
ヨハンは[[《虹の行方》]]・[[《レインボー・ライフ》]]・[[《カウンター・ジェム》]](+[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]のアニメ版[[効果]])を駆使し、亮のゲームエンド級の[[攻撃]]を3度も阻止し、すんでのところで勝利を勝ち取った。

**関連リンク [#re9788a2]
-[[カウンター>カウンター#top3]]
-[[キーカード]]
-[[フィニッシャー]]

-[[用語集]]