遊戯王カードWiki - ミスト・バレーのバックアップ(No.60)

ミスト・バレー/Mist Valley †

　DUEL TERMINAL －ワームの侵攻！！－で登場した「霞の谷(ミスト・バレー)」と名のついたカード群。
　現在登場しているモンスターは全て風属性で、バウンスや手札関連の効果を持つものが多い。

属するモンスターや関連モンスターの種族は、鳥獣族・雷族が多い。
この２種族のどちらでもないのは、魔法使い族の《霞の谷の見張り番》のみである。

第１弾から登場しているカテゴリであるが、DUEL TERMINALの中では収録された数は少なく、「ミスト・バレー」をサポートするカードも２種類と一番少ない。
だが汎用性やシナジーが高い効果を持つモンスターが多く、統一や出張もこなせるカテゴリである。

モンスター自体はDUEL TERMINALの第１弾で登場したが、正式なカテゴリになったのは第２弾からである。
また「ミスト・バレー」と名のついたモンスター以外に、「ミスト」の名を持つ効果や設定で関連するモンスターが登場している。
- 《霞の谷の巨神鳥》の登場により、「ミスト・バレー」と名のついた魔法・罠カードも正式にこのカテゴリに含まれるようになった。
  現在のところ、該当する魔法・罠カードはフィールド魔法の《霞の谷の神風》と《霞の谷の祭壇》の２枚のみである。

カード名は「霞の谷」だが、効果テキストにはルビとして振ってある「ミスト・バレー」と記されている。
よって、ルビが「かすみ（の）たに」と振られている《霞の谷の大怪鳥》は、このカテゴリに含まれない。
- だが《霞の谷の大怪鳥》は、《霞の谷の幼怪鳥》等のイラストで姿が見られるほか、その姿も非常によく似ている。
  効果の恩恵こそ受けられないものの、このカテゴリとは少なくとも設定上では関連していると思われる。

第５弾からはこのカテゴリのカードは未収録となり、続く第６弾では新たな風属性のモンスター群「ドラグニティ」が登場している。
アクセラレーションガイド３によると、このドラグニティもこのミスト・バレーの出身であるらしい。
続いて登場した風属性モンスター群のガスタも、ミスト・バレー湿地帯と近い場所に住んでいるという設定である。
DTマスターガイドによれば常に霞がかかる、険しく長い渓谷「霞の谷」に住む超人の戦士団と、そこを飛び交う鳥たちであると紹介されている。
DUEL TERMINAL NEXTでは《霞の谷の戦士》がＡ・Ｏ・Ｊを設立し外敵へ対抗する兵器を開発する、《Ａ・マインド》を解析する、《Ａ・Ｏ・Ｊディサイシブ・アームズ》を完成させる等、ワームとの戦争において活躍を果たしている事が垣間見える。
しかし、マスターガイドには魔轟神の企みによりＡ・Ｏ・Ｊを離脱したが、Ａ・ジェネクスの開発の際には復帰したとされており、ゲームと書籍で設定が食い違う部分が見られる。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALのアクションデュエルではこのカテゴリのモンスターか《ミスト・コンドル》から３枚スキャンすると、コンボ「霞の谷(ミスト・バレー)の追い風」が発生する。
スピードデュエルでこのカテゴリのモンスターのみを３枚スキャンすると、隠しデッキ「バウンス・ミスト」が使用できる。

関連リンク †

―「ミスト・バレー」と名のついたモンスター
　※は「ミスト・バレー」に関する効果を持つモンスター

《霞の谷の見張り番》

《霞の谷の執行者》

※《霞の谷の巨神鳥》

《霞の谷の雷神鬼》

―「ミスト・バレー」と名のついた魔法・罠カード

―「ミスト・バレー」に関する効果を持つカード

《ミスト・コンドル》

―その他のリンク

【霞の谷】

《霞の谷の大怪鳥》

《Ａ・Ｏ・Ｊクラウソラス》

《ヴェルズ・サンダーバード》

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