遊戯王カードWiki - ミュートリアのバックアップ(No.19)

ミュートリア/Myutant †

　WORLD PREMIERE PACK 2021でカテゴリ化された「ミュートリア」と名のついたカード群。
　下級モンスターは水属性・サイキック族、最上級モンスターは水属性以外の属性・サイキック族以外の種族で構成されている。
　また、融合モンスターはすべてサイキック族である。

レベル３以下の下級モンスターは、自身をリリースしてカードを除外し、除外したカードの種類に応じたミュートリアルを手札・デッキから特殊召喚する効果を持つ。
特殊召喚先のミュートリアルは以下の通り。
```
●モンスター：「ミュートリアル・ビースト」
●魔法：「ミュートリアル・ミスト」
●罠：「ミュートリアル・アームズ」
```

最上級モンスターは全てレベル８で、以下の共通する召喚制限と効果を持つ。

このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 
(1)：このカードは相手の（カードの種類）の効果の対象にならない。
(2)：相手が（カードの種類）の効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード１枚を除外して発動できる。
（固有効果）
(3)：このカードが相手によって破壊された場合、
除外されている自分の「ミュートリア」（カードの種類）１枚（体）を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

対応するカードの種類と固有効果は以下の通り。

カード名	属性	種族	(1)に対応する種類	(2)に対応する種類	(2)の固有効果	(3)に対応する種類
《ミュートリアル・ビースト》	地属性	獣族	モンスター	魔法カード	発動を無効にして除外	罠カード
《ミュートリアル・ミスト》	風属性	魔法使い族	魔法カード	罠カード	２枚ドロー	モンスター
《ミュートリアル・アームズ》	炎属性	機械族	罠カード	モンスター	対象のモンスターを除外	魔法カード

元々はTCGで誕生したカテゴリであり、英語名は「ミュータント/mutant」のもじりだと考えられる。
- 英語名は全て「Myutant」で統一されているが、日本語名は下級モンスターが「〇〇体ミュートリア」、最上級モンスターが「ミュートリアル」、融合モンスター及び融合召喚カードが「ミュートリアス」、それ以外の魔法・罠カードが「ミュートリア」と区別されている。

属する「被検体ミュートリア」のカード名やイラストにはモンスターの管理番号らしき名称が記されている。
装置のプレートにはカード名と一致する名称の後ろにスラッシュとアルファベットが付いており、同名の個体が複数培養されていることが推測できる。
おそらく、このアルファベットはＭ－０５が「Monstar(モンスター)」、ＳＴ－４６が「Spell(魔法カード)」及び「Trap(罠カード)」、ＧＢ－８８が「Graveyard(墓地)」及び「Banished(除外ゾーン)」のそれぞれの効果に関係するカードの種類や参照する場所の頭文字を取ったものと思われる。
また、公式サイトの商品ページでは、収録されるカテゴリ等の特徴を簡単に紹介する事が多い。
基本的には普通の紹介なのだが、WORLD PREMIERE PACK 2021の商品ページに記載されているこのカテゴリの紹介は、通常と異なり報告書のような記載内容となっている。

《ミュートリア進化研究所》の存在から、このカテゴリのモンスターには人工的に手を加えられていることが分かる。
しかし、《被検体ミュートリアＧＢ－８８》や《フュージョン・ミュートリアス》の様子を見る限りでは、研究者による制御が利かなくなったのか、暴走を始め、独自に進化している模様。

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