メタを張る †
「高次の〜、超越した〜」といった意味を持つ接頭語の「メタ(meta-)」に由来するTCG用語。
特定のカード、あるいはデッキを対策すべき仮想敵とし、有利にデュエルを行えるようにカード選択、デッキ構築をすること。
転じて「流行している主流デッキを対策する」「環境にデッキを適応させる」等という意味で使われる。
- 遊戯王Rにおけるウィラー・メットや百野真澄の行為がまさに「メタを張る」という行動だった。
百野は城之内とデュエルすることになった仲間に、彼に勝てるよう構築されたデッキを手渡した。
百野自身が遊戯とデュエルする際も、彼は遊戯のデッキに対してメタを張ったデッキを使用した。
- アニメGXにおける「万丈目vs三沢」(1戦目)では、三沢は決闘前の万丈目の発言を元にメタデッキを使用した。
カミューラは手下のコウモリを使って事前に相手のデッキのカードを把握した上で、対策となるカードをデッキに投入した。
「ヘルカイザー亮vsマッドドッグ犬飼」戦で犬飼が使用したデッキは、罠カード《酸のラスト・マシン・ウィルス》を中心とした機械族メタデッキだった。
「十代vs空野」戦での空野は十代の融合魔法カードを中心とする戦術に対抗するべく【お触れホルス】を使用している。
また、「クロノスvsナポレオン」戦でのナポレオンは「クロノスのデッキを研究してきた」と発言したが、その割には【古代の機械】に対して無意味な《攻撃の無力化》を投入していた。
偶然ではあるが「ヘルカイザー亮vs吹雪」戦で亮が使用した【裏サイバー】は吹雪の使用した【ドラゴン族】に対してメタを張っていた。
- 漫画・アニメ共に三沢は十代のデッキに対抗して融合召喚を封じる戦法をとっていた。
- アニメARC-Vでは柚子がかつて対戦した真澄のデッキの特徴を理解して、再戦時にメタカードをデッキに投入し、使用している。
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