メタ/Hate

 「メタ(meta-)」とは、他の単語と結びつくラテン語由来の接頭語で「高次の〜」「超越した〜」という意味合いがある。
 しかし、遊戯王OCGプレイヤーの間では、特定のカードや戦術・デッキへの対策手段のことを言う。
 《システム・ダウン》《ABC−ドラゴン・バスター》メタ、《墓穴の指名者》手札誘発メタ、《王宮の号令》【シャドール】メタ、という様に、接尾語として使われる事も多い。

  1. メタゲーム
    実際のゲームであるデュエルの前に行われる駆け引きのこと。
    つまり「環境を読み、その環境に適合したデッキを作る」ことを意味する。
    大会で勝ち抜くには、環境でどのようなデッキが流行し、それに対しどう対処するかを考えたデッキ構築が不可欠となる。
    あるデッキが流行るとその対策カードが流行し、主流デッキは対策カードへの対策を打ち、今度は別の対策カードが流行り、または対策カードに強い別のデッキが流行し…といった形で常に環境は流転しており、メタゲームでは常に最新の環境を読み切る力が要求される。
    ほとんどの大会はマッチ戦のため、当然サイドデッキの構築も重要となる。
  2. トップメタ
    環境の頂点に立つデッキもしくはデッキ群のこと。
    主流デッキ」とほぼ同義である。
  3. メタを張る(メタる)
    主流デッキに対して対策をすること。
    これをするカードの事を「メタカード」、デッキの事を「メタデッキ」と呼ぶ。
    ただし、「メタデッキ」という用語は主流デッキの事を指す場合もあるので注意が必要である。
    様々なデッキにメタを貼ること自体をコンセプトとした【メタビート】というデッキタイプもある。

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