遊戯王カードWiki - リミットレギュレーション/2014年7月1日のバックアップ(No.5)

2014年7月1日適用のリミットレギュレーション †

　BEFORE：リミットレギュレーション/2014年4月1日

2014年7月1日適用のリミットレギュレーション

　太字は制限が強化されたカード。
　斜体は制限が緩和されたカード。

制限強化されるカードについて
今回新たに規制されるカードは、デッキからカードを墓地へ送る効果を持つカードが多いことが特徴となっている。
現環境の主流デッキが、どれだけ墓地に依存しているかが見て伺える。

度重なる制限強化にも関わらず依然として環境の一角に留まる【征竜】に対する規制として、《竜の渓谷》・《竜の霊廟》がどちらも制限カードになった。
同時に、上級征竜が制限カードになったことで、コストの用意が難しくなった《七星の宝刀》が制限解除された。
【ドラゴン族】は墓地利用の下準備が難しくなり、特に【ドラグニティ】はキーカードとなる《竜の渓谷》が規制されたことで、とばっちりを食らう形で著しく弱体化することとなった。

【シャドール】では、墓地を肥やす有力カードである《終末の騎士》・《針虫の巣窟》が制限カードになった。
しかし、《クリバンデット》と《マスマティシャン》が登場したことで、【シャドール】におけるこれらの採用率は既に下がっている。
むしろ、【ユベル】等の闇属性を主軸とするデッキで墓地を肥やす手段が減り、他が割を食った形となっている。

《アーティファクトの神智》とともに出張パーツとして機能していた《アーティファクト－モラルタ》が制限カードになった。
《先史遺産ネブラ・ディスク》も準制限カードとなり、既に環境の第一線を退いていた【アーティファクト先史遺産】が弱体化した。

制限緩和されるカードについて
- 制限カードに復帰しても目立った活躍がなかった《デビル・フランケン》が制限解除される。
  07/03/01に無制限カードから一気に禁止カードとなって以来、７年４か月ぶりの無制限カードである。

《ヴェルズ・オピオン》が準制限カードに緩和された。
これにより高レベルモンスターを主流とするデッキが動きにくくなり、それに関連してか主にシンクロ召喚関連のギミックが同時に緩和されている。

上記以外にも、《黒い旋風》等の現環境で見られなくなったデッキのパーツに関する規制緩和が行われている。

THE DUELIST ADVENT発売以降の環境は【シャドール】・【テラナイト】・【征竜】の３強となっていたが、【テラナイト】は今回の改訂で全く規制を受けていない。
【シャドール】に関しても、メタとなる《ヴェルズ・オピオン》の緩和があるとはいえ、重要なキーカードの規制は免れている。

禁止カード62枚、制限カード62枚、準制限カード24枚。
合計枚数は148枚で、前回より減った。

次回の制限改訂は、本来の11月ではなく10月に行われると予告されている。

禁止カード †

制限カード †

準制限カード †

制限解除 †