遊戯王カードWiki - リミットレギュレーション/2019年7月1日のバックアップ(No.13)

2019年7月1日適用のリミットレギュレーション †

　BEFORE：リミットレギュレーション/2019年4月1日
　NEXT：リミットレギュレーション/2019年10月1日

2019年7月1日適用のリミットレギュレーション

　太字は制限が強化されたカード。
　斜体は制限が緩和されたカード。

　群雄割拠の環境が続き、特定のデッキを弱体化させる事が難しかったためか、規制枚数を多めにして多数のデッキに影響する事となった。
　《破滅竜ガンドラＸ》や《魔鍾洞》等のビートダウン以外のデッキで利用されたカードが規制されているのも特徴として見られる。

制限強化されたカードについて―
- 先攻１ターンキル戦術が可能であった《破滅竜ガンドラＸ》が無制限から一気に禁止カードとなった。
  前回はドラゴン族関連カードの規制を強化する代わりにスルーされていた形だったが、今回は大本であるこのカードに規制が入ることとなった。
  - この規制により、《破壊竜ガンドラ－ギガ・レイズ》は(2)の効果の「●３種類以上」の条件を満たせなくなってしまった。

《トロイメア・マーメイド》も同じく無制限から禁止カードへと規制された。
環境では【オルフェゴール】で採用されており、同名カード以外のあらゆるモンスター２体から【オルフェゴール】の展開パターンに繋げられたことを重く見られたのだろう。
また、《夢幻崩界イヴリース》を送りつけてロックすることも容易であったため、そこも考慮されたと思われる。
- 《夢幻転星イドリース》を使用する【レベル９】にとってはとばっちりに近い弱体化となった。

《転生炎獣ガゼル》・《レディ・デバッガー》の制限カード化により【サラマングレイト】が、《雷鳥龍－サンダー・ドラゴン》・《超雷龍－サンダー・ドラゴン》の制限カード化により【サンダー・ドラゴン】が弱体化することとなった。
- 《レディ・デバッガー》については、他のサイバース族デッキ、特にカテゴリに属さない【サイバース族】にはとばっちりとなった。
  なお、よりサーチ範囲の広い《サイバネット・マイニング》については、手札コスト・登場時期・レアリティなども考慮されたのか規制を免れている。

地雷デッキとして活躍した【魔鍾洞】からは《メタバース》が制限カードに、《魔鍾洞》が準制限カードになった。
１ターン目に確実に《魔鍾洞》を発動する事を目的としたデッキなので、規制による弱体化の影響は特に著しい。
また、《メタバース》は《トラップトリック》・《悪魔嬢リリス》でサーチされる事も多かったが、前者は不可能になり、後者でも確定サーチができなくなった。
- 第10期になってからのフィールド魔法のサーチ手段の規制は《テラ・フォーミング》・《盆回し》・《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》に続く４枚目である。
  環境レベルではないフィールド魔法に依存するデッキ全般にも広く影響を及ぼすことになり、とばっちりを受けることとなった。

《ダーク・グレファー》はTCGにおいて19/01/28で制限カードに指定されており、OCGでもそれを追う形で規制され準制限カードとなった。
環境でも【オルフェゴール】で使用されていたことに加え、秋に来日する予定のDanger!の存在も考慮されたものと思われる。

汎用効果でありサイドデッキに採用されることも多かった《ダイナレスラー・パンクラトプス》も準制限カードとなった。
とはいえ元々３枚採用するデッキはあまりなく、【ダイナレスラー】以外では影響は小さいといえる。

規制を受けた10枚のうち８枚が第10期出身であり、うち５枚が登場１年以内に規制を受けている。

制限緩和されたカードについて―
- 環境での【シンクロ召喚】の活躍が見られないためか、《氷結界の龍トリシューラ》・《ＴＧハイパー・ライブラリアン》が準制限へと緩和された。

過去の主流デッキからは《ＡＢＣ－ドラゴン・バスター》・《ＳＰＹＲＡＬ－ジーニアス》・《影霊衣の反魂術》が準制限カードに、《Ｅ・ＨＥＲＯエアーマン》・《真竜拳士ダイナマイトＫ》・《餅カエル》・《ルドラの魔導書》が無制限カードとなった。

《Ｅ・ＨＥＲＯエアーマン》については、COLLECTION PACK－革命の決闘者編－やデュエリストパック－レジェンドデュエリスト編5－でＨＥＲＯが強化された事に関連した改訂とも考えられる。

【インフェルノイド】や【メタルフォーゼ】で活躍した《デビル・フランケン》も重いライフコストを考慮してか準制限カードに緩和された。

【闇属性】主体の環境デッキでも近年では採用が見送られることも多くなった《ダーク・アームド・ドラゴン》が準制限カードとなった。

汎用カードでは《神の宣告》・《停戦協定》が無制限カードへと緩和されている。

禁止カード75枚、制限カード69枚、準制限カード24枚。
合計枚数は168枚。

禁止カード †

制限カード †

準制限カード †

制限解除 †

《ルドラの魔導書》