*2023年1月1日適用のリミットレギュレーション [#top] BEFORE:[[リミットレギュレーション/2022年10月1日]]~ // NEXT:[[リミットレギュレーション/2023年4月1日]] // https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1468 #contents ''太字''は制限が強化されたカード。~ '''斜体'''は制限が緩和されたカード。~ 規制された[[カード]]の多くは[[主流デッキ]]の[[【クシャトリラ】]]・[[【ティアラメンツ】]]・[[【ビーステッド】]]に関する[[カード]]である。~ 特に[[【ティアラメンツ】]]は前回でも軽く規制されたが、今回大きなメスを入れられることになった。~ [[前回>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]に引き続き緩和された[[カード]]も多く、[[制限復帰]]した[[カード]]が4枚と大規模な改訂となっている。~ 因みに、今回規制された11枚の[[カード]]の内7枚が2022年の登場であり、1年未満で規制された結果である。~ [[前回の改訂>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]でも登場1年未満の[[カード]]が6枚規制されており、2022年に[[パワーカード]]が乱発されたことを物語っている。~ [[制限復帰]]を含めた緩和枚数が多いのも、ここ1年で急速に[[環境]]がインフレしたのと無縁ではないだろう。~ -[[制限強化]]された[[カード]]について―~ --[[【ティアラメンツ】]]からは[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]が[[禁止カード]]、[[《ティアラメンツ・シェイレーン》]]・[[《ティアラメンツ・レイノハート》]]が[[制限カード]]に指定。~ ---これにより、[[《ティアラメンツ・ルルカロス》]]は正規の[[融合素材]]による[[融合召喚]]が不可能となり、[[融合素材代用モンスター]]を使わないと[[融合召喚]]できなくなってしまった。~ その意味で[[【ティアラメンツ】]]にとっては二重の弱体化であり、少ない枚数規制で[[デッキ]]の要に打撃を与えた規制とも言える。~ ---なお、[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]は登場から[[禁止カード]]に指定されるまでの253日は[[OCG]]における[[融合モンスター]]の最短記録である。~ --[[【クシャトリラ】]]からは[[《クシャトリラ・フェンリル》]]・[[《クシャトリラ・ユニコーン》]]・[[《六世壊=パライゾス》]]が[[制限カード]]へ。~ 特に[[《クシャトリラ・フェンリル》]]は関係のない[[デッキ]]でも[[同名カード]]を[[サーチ]]できることから3枚[[出張]]されることも多数見られ、それも不可能となった。~ また、[[《クシャトリラ・フェンリル》]]と[[《六世壊=パライゾス》]]はトップクラスの活躍をした[[【クシャトリラティアラメンツ】>【ティアラメンツ】#Kashtira]]でも複数採用されることが多い[[カード]]だったため、[[【ティアラメンツ】]]に対する規制にもなっている。~ ---[[《六世壊=パライゾス》]]は発売から78日で規制されており、かなりの早期規制である。~ --[[【ビーステッド】]]からは[[出張]]にも利用されていた[[《深淵の獣マグナムート》]]が[[制限カード]]となった。~ [[ビーステッド]]は[[光属性]]・[[闇属性]]の[[墓地]]利用[[デッキ]]全般の使用率を押し下げる要員ともなっており、それを考慮したとも考えられる。~ --高い[[制圧]]力を持つ[[《烈風の結界像》]]が一発で[[禁止カード]]に。~ 元々[[【ふわんだりぃず】]]や[[【トライブリゲード】>【ビースト】]]及びその派生[[デッキ]]で[[制圧]]要員として活躍していたが、[[【クシャトリラ】]]を始めとした[[【ランク7】]]でも[[《RR−アーセナル・ファルコン》]]を通して出せるようになったため、それが決定打になったと考えられる。~ 他の[[結界像]]と比べ、近年の[[鳥獣族]][[強化]]や[[OCG]]全体における[[風属性]][[モンスター]]の少なさによる拘束力の高さも拍車をかけている。~ ---ちなみに、「マスターデュエル」でも前者2[[デッキ]]の活躍から[[OCG]]に先駆けて1か月前に[[禁止カード]]に指定されている。~ --汎用[[カード]]からは[[《烙印融合》]]が[[制限カード]]に[[制限強化]]され、[[《おろかな副葬》]]・[[《サンダー・ボルト》]]が[[準制限カード]]となっている。~ [[《おろかな副葬》]]は[[【ティアラメンツ】]]規制の一環としての存在もある。~ [[《烙印融合》]]は[[【ビーステッド】]]規制の一環の可能性として、[[【ティアラメンツ】]]・[[【クシャトリラ】]]が規制された後の[[環境]]での活躍を見越したものか。~ [[《サンダー・ボルト》]]は半年前に[[制限解除]]されて以降、[[マッチ]]戦において[[サイドデッキ]]に3枚投入し、1戦目を勝利した後2戦目で[[先攻]]用[[カード]]と入れ替えることで簡単に[[後攻]]用戦術が用意出来るという使い方が広く見られたため、短い期間で再びの規制となった。~ まだまだその[[カード]]パワーは衰えていないことを証明している。~ -[[制限緩和]]された[[カード]]について―~ --[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]・[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]・[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]・[[《心変わり》]]が[[制限復帰]]。~ この内、[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]は[[同名>同名カード]][[ターン1>1ターンに1度]]制限の追加と[[破壊]]した[[フィールド魔法]]の[[同名カード]]が[[サーチ]]できない様に[[エラッタ]]がされている。~ 残りの3枚は、登場して[[禁止カード]]になるまでが早かった[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]、[[禁止の要因となったカード>《水晶機巧−ハリファイバー》]]が禁止となり規制の意義が薄まった[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]、初期の[[パワーカード]]である[[《心変わり》]]と、それぞれ境遇に違いがある。~ なおこの3枚は海外で先に[[制限復帰]]されており、[[OCG]]がそちらに合わせる形にもなっている。~ ---[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]は[[ランク]]4で妨害を行なう手段の増加、及び[[エクストラデッキ]]の圧迫による相対的な[[カード]]パワーの低下も重く見たか。~ ---[[《心変わり》]]は[[先攻]]有利の[[環境]]に一石を投じるための[[制限復帰]]と思われる。~ なお、[[下位互換]]の[[《洗脳−ブレインコントロール》]]が[[エラッタ]]で[[弱体化]]して[[制限復帰]]したのに対し、こちらはそのままの[[効果]]で[[制限復帰]]している。~ あちらが過剰に弱体化されすぎた感もあるが、約6年で[[魔法カード]]による[[コントロール奪取]][[カード]]の影響力が変わった事が表れているとも言える。~ --[[環境]]での活躍が見られなかったからか、前回[[制限復帰]]した[[《八汰烏》]]がさらに[[制限緩和]]。~ 一方で同じく前回[[制限復帰]]し、同じ[[ドローロック]]の[[効果]]を持つ[[《刻の封印》]]は据え置きであり、両者の規制に対する違いが見られる。~ --過去の[[環境]]からは[[《オルフェゴール・ガラテア》]]・[[《鬼ガエル》]]・[[《閃刀姫−カガリ》]]・[[《アラメシアの儀》]]・[[《インフェルニティガン》]]・[[《トリックスター・ライトステージ》]]が[[制限緩和]]。~ [[《ABC−ドラゴン・バスター》]]・[[《虹彩の魔術師》]]・[[《聖殿の水遣い》]]・[[《幻影騎士団ティアースケイル》]]・[[《紅き血染めのエルドリクシル》]]が[[制限解除]]された。~ このうち[[《オルフェゴール・ガラテア》]]・[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]・[[《閃刀姫−カガリ》]]・[[《幻影騎士団ティアースケイル》]]・[[《紅き血染めのエルドリクシル》]]・[[《インフェルニティガン》]]を使用する[[デッキ]]はいずれも[[ビーステッド]]登場後は大会で使いづらくなっていた事も影響したか。~ とはいえ、[[《インフェルニティガン》]]は登場して約半年で[[制限カード]]になって以来、10年以上[[制限緩和]]されていなかったため[[【インフェルニティ】]]にとっては朗報だろう。~ ---[[《閃刀姫−カガリ》]]は直近の[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK]]や[[Vジャンプ(2023年2月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]で[[閃刀]][[カード]]が収録されており、その販促も兼ねているのだろう。~ ---[[《鬼ガエル》]]は前回の規制で制限指定を受けたが、今回早々に緩和された形である。~ [[【スプライト】]]本体に厳しい規制がかかっていたため過剰と判断されたか、あるいは巻き添えに近い形で被害を受けた[[【ガエル】]]への配慮だろうか。~ ---[[《聖殿の水遣い》]]・[[《アラメシアの儀》]]は、[[前回の改定>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]で[[《流離のグリフォンライダー》]]が[[禁止カード]]となって以降、[[【勇者トークン】]]ギミックの[[出張]]採用は下火となっており、緩和しても問題ないという判断だろう。~ -[[禁止カード]]87枚、[[制限カード]]74枚、[[準制限カード]]23枚。~ 合計枚数は184枚。~ **[[禁止カード]] [#kinsi] -[[《アマゾネスの射手》]] -[[《イレカエル》]] -[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]] -[[《エクリプス・ワイバーン》]] -[[《焔征竜−ブラスター》]] -[[《Emヒグルミ》]] -[[《EMモンキーボード》]] -[[《外神アザトート》]] -[[《巌征竜−レドックス》]] -[[《儀式魔人リリーサー》]] -[[《キャノン・ソルジャー》]] -[[《旧神ノーデン》]] -[[《水晶機巧−ハリファイバー》]] -[[《グローアップ・バルブ》]] -[[《サイバーポッド》]] -[[《流離のグリフォンライダー》]] -[[《サモン・ソーサレス》]] -[[《The tyrant NEPTUNE》]] -[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]] -[[《十二獣ドランシア》]] -[[《十二獣ブルホーン》]] -[[《守護竜アガーペイン》]] -[[《守護竜エルピィ》]] -[[《真竜皇V.F.D.》]] -[[《真竜剣皇マスターP》]] -[[《星杯の神子イヴ》]] -[[《ゼンマイハンター》]] -[[《ダンディライオン》]] -[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]] -''[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]'' -[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]] -[[《トーチ・ゴーレム》]] -[[《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》]] -[[《トロイメア・ゴブリン》]] -[[《トロイメア・マーメイド》]] -[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]] -[[《No.95 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