*2023年7月1日適用のリミットレギュレーション [#top] BEFORE:[[リミットレギュレーション/2023年4月1日]]~ // NEXT:[[リミットレギュレーション/2023年10月1日]] // https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1653 #contents ''太字''は制限が強化されたカード。~ '''斜体'''は制限が緩和されたカード。~ 新たに[[禁止カード]]に4枚(内1枚は舞い戻り)指定された反面、[[制限復帰]]も2枚見られるなど、動きの大きな改訂となった。~ 群雄割拠の[[環境]]でもあったためか、後述の理由があった[[【超重武者】]]以外はどれも必要最低限の規制に留まった感はある。~ また、規制・緩和共に[[TCG]]やマスターデュエルの動きに揃えたものが多く、足並みを揃えた形となる。~ なお、[[主流デッキ]]の中でも2023年4月発売の[[DUELIST NEXUS]]で強化された[[【R−ACE】]]は、規制検討段階でデータが揃っていなかった為か、唯一規制を免れている。~ -[[制限強化]]された[[カード]]について―~ --[[【超重武者】]]からは、[[《超重武者装留ブレイク・アーマー》]]が[[禁止カード]]、[[《超重武者装留イワトオシ》]]が[[制限カード]]、[[《超重武者バイ−Q》]]が[[準制限カード]]と厳しい規制が掛けられた。~ 他の[[主流デッキ]]と比較しても突出した成績を出していたわけではないのだが、[[先攻]][[1ターンキル]]を行う構築が一部で結果を残し、ゲーム性を損なうと判断されて重めの規制が掛けられたのだろう。~ --[[TCG]]とマスターデュエルに続く形で[[《デビル・フランケン》]]が[[禁止カード]]に舞い戻った。~ [[【ティアラメンツ】]]や[[烙印]]関係の[[デッキ]]で序盤から[[制圧]]要員を繰り出す使い方が成されていたのがトドメとなったか。~ また、[[【マナドゥム】]]等で[[《念動増幅装置》]]や[[《リプロドクス》]]を利用して[[コスト]]を踏み倒し、[[先攻]][[1ターンキル]]を行う構築が一部で結果を残しており、上述と近しい理由での規制も考えられる。 ---[[《デビル・フランケン》]]は[[TCG]]やマスターデュエルでも近い時期に禁止指定を受けており、デュエルリンクスも合わせて4種類のゲーム環境で[[禁止カード]]となった。~ (なお、この4種のゲームでの[[禁止カード]]化は[[《トロイメア・マーメイド》]]が先んじて達成しているが、あちらはマスターデュエルが発売された時点で既に[[OCG]]で[[禁止カード]]になっており、実装後に[[禁止カード]]になったものに限定すれば初となる。)~ [[環境]]やルールに左右されやすい改訂においてそれら全てで禁止になるあたり、カードパワーの高さを見せつけたと言える。~ ---因みに、[[《デビル・フランケン》]]は[[前回の制限復帰>リミットレギュレーション/2014年2月1日]]から9年5か月の年月をかけて再び[[禁止カード]]に舞い戻った形である。~ その間に[[制限解除]]にまで至った事もあったのだが、この様に再び許容できない使われ方をする辺り、ある意味では[[環境]]やカードプールの増加に非常に影響を受ける[[カード]]とも言える。~ --同じく[[TCG]]とマスターデュエルに続く形で[[《盗人の煙玉》]]が[[禁止カード]]に指定された。~ この[[カード]]を最も利用できる[[【焔聖騎士】]]は直近の[[OCG]][[環境]]で目立った結果を残したわけではないのだが、あちらが[[DUELIST NEXUS]]で強化された事もあり、放置すると危険と判断されたのだろう。~ また、【勇者シンクロン】や【地属性GS】など他の[[デッキ]]でも採用されるケースも見られたため、汎用[[カード]]枠と見なされた可能性もある。~ ---[[ピーピング]]&[[ハンデス]]という[[効果]]は[[先攻]]1[[ターン]]目で決まると[[後攻]]側が著しく不利になってしまうため、ゲームの公平性にも配慮されたのだろう。~ --[[【クシャトリラ】]]からは[[《クシャトリラ・フェンリル》]]が[[禁止カード]]に指定され、壊滅的な[[弱体化]]を強いられる運びとなった。~ [[【クシャトリラ】]]に対する規制強化のみならず、[[汎用性]]の高さも考慮された結果か。~ また、[[【ティアラメンツ】]]にはこの[[カード]]の[[サーチ]]対象となる[[《ティアラメンツ・クシャトリラ》]]の存在から、この[[カード]]の採用率も高かったため、間接的な[[【ティアラメンツ】]]への規制の意図も含まれているとみられる。~ [[制限カード]]となってからも一部[[デッキ]]には他の[[クシャトリラ]][[カード]]数枚と共に[[出張]]採用されるケースが未だ見られていたため、禁止化まで至ったものと思われる。~ ---因みに、[[同時期のTCGのリミットレギュレーション>海外の禁止・制限カード/2023年6月5日]]では[[《クシャトリラ・フェンリル》]]に規制はかけられていない。~ 上述した様に全体的には海外と足並みが揃った改訂なのだが、[[【クシャトリラ】]]に関しては日米で異なる規制状態が目立つ。~ 海外では「[[先攻]]側の一方的な試合展開を生んでしまう[[カード]]」への規制を重視する傾向にあるため、[[後攻]]での切り返し手段としての役割も持つ[[《クシャトリラ・フェンリル》]]への規制は行っていないのだと考えられる。~ ---なお、[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]に続くマスターデュエル実装前での[[禁止カード]]指定であり、[[メインデッキ]]の[[カード]]では初の事例となる。~ --その他の[[主流デッキ]]からは、[[【ピュアリィ】]]から[[《ピュアリィ・スリーピィメモリー》]]、[[【斬機】]]から[[《斬機サーキュラー》]]が新たに[[制限カード]]となった。~ また、[[【神碑】]]からは[[《神碑の泉》]]が[[制限強化]]されている。~ ---[[《斬機サーキュラー》]]は[[POWER OF THE ELEMENTS]]出身の[[カード]]で規制をかけられた11枚目の[[カード]]となる。~ これにより、1つのレギュラーパックから誕生した規制経験のある[[カード]]枚数としては歴代最多記録を更新した。~ ---また、[[《ピュアリィ・スリーピィメモリー》]]の制限化に伴い、2022年度に発売されたレギュラーパック4種([[POWER OF THE ELEMENTS]]・[[DARKWING BLAST]]・[[PHOTON HYPERNOVA]]・[[CYBERSTORM ACCESS]])から、全て発売半年以内に[[制限カード]]が誕生した事になる。~ 発売半年以内での[[制限カード]]化は本来かなりの早期規制なのだが、それが当たり前のように続いた辺りに、2022年度の過度の[[カード]]パワーのインフレを物語っている。~ --[[TCG]]では[[禁止カード]]、マスターデュエルでは[[制限カード]]である[[《ブロックドラゴン》]]が[[OCG]]でも[[準制限カード]]に指定された。~ [[アダマシア]]のギミックを採用した[[デッキ]]が結果を残したのが原因と思われるが、元より3積みしない構築も見られたため、影響としては小さいと思われる。~ --汎用[[カード]]からは[[《金満で謙虚な壺》]]が[[制限強化]]されている。~ こちらもマスターデュエルで先んじて[[制限カード]]になっており、それも踏まえての規制だろうか。~ -[[制限緩和]]された[[カード]]について―~ --[[《EMモンキーボード》]]と[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]が[[制限復帰]]を果たした。~ 前者は海外では[[1年前>海外の禁止・制限カード/2022年5月17日]]に[[制限復帰]]されており、あちらでの動向を見た上での判断と思われる。~ また、[[AGE OF OVERLORD]]による[[ペンデュラムモンスター]]の強化から販促の意図もあると思われる。~ --かつての[[主流デッキ]]の[[キーカード]]や、汎用[[カード]]が多数[[制限緩和]]及び[[制限解除]]されている。~ [[制限緩和]]:[[《終末の騎士》]]・[[《プランキッズ・ミュー》]]~ [[制限解除]]:[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]・[[《転生炎獣ガゼル》]]・[[《鎖龍蛇−スカルデット》]]・[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]・[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]・[[《雷鳥龍−サンダー・ドラゴン》]]・[[《炎舞−「天キ」》]]・[[《天底の使徒》]]・[[《魔導書の神判》]] -[[禁止カード]]88枚、[[制限カード]]81枚、[[準制限カード]]19枚。~ 合計枚数は188枚。~ **[[禁止カード]] [#kinsi] -[[《アマゾネスの射手》]] -[[《イレカエル》]] -[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]] -[[《エクリプス・ワイバーン》]] -[[《Emヒグルミ》]] -[[《外神アザトート》]] -[[《巌征竜−レドックス》]] -[[《儀式魔人リリーサー》]] -[[《キャノン・ソルジャー》]] -[[《旧神ノーデン》]] -''[[《クシャトリラ・フェンリル》]]'' -[[《水晶機巧−ハリファイバー》]] -[[《サイバーポッド》]] -[[《流離のグリフォンライダー》]] -[[《サモン・ソーサレス》]] -[[《The tyrant NEPTUNE》]] -[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]] -[[《十二獣ドランシア》]] -[[《十二獣ブルホーン》]] -[[《守護竜アガーペイン》]] -[[《守護竜エルピィ》]] -[[《真竜皇V.F.D.》]] -[[《真竜剣皇マスターP》]] -[[《スプライト・エルフ》]] -[[《星杯の神子イヴ》]] -[[《ゼンマイハンター》]] -[[《ダンディライオン》]] -''[[《超重武者装留ブレイク・アーマー》]]'' -[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]] -[[《ティアラメンツ・キトカロス》]] -''[[《デビル・フランケン》]]'' -[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]] -[[《トーチ・ゴーレム》]] -[[《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》]] -[[《トロイメア・ゴブリン》]] -[[《トロイメア・マーメイド》]] -[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]] -[[《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》]] -[[《瀑征竜−タイダル》]] -[[《破滅竜ガンドラX》]] -[[《ファイバーポッド》]] -[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]] -[[《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》]] -[[《BF−朧影のゴウフウ》]] -[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]] -[[《マジェスペクター・ユニコーン》]] -[[《マジックテンペスター》]] -[[《魔導サイエンティスト》]] -[[《メガキャノン・ソルジャー》]] -[[《メンタルマスター》]] -[[《餅カエル》]] -[[《ユニオン・キャリアー》]] -[[《ラヴァルバル・チェイン》]] -[[《リンクロス》]] -[[《烈風の結界像》]] 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