*ヴァイロン/Vylon [#bb507e0a]
 [[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]で登場した「ヴァイロン」と名のついた[[カード]]群。~
 全ての[[モンスター]]が[[光属性]]で統一されており、[[種族]]はその大多数が[[機械族]]と[[天使族]]で構成されている。~

-属する[[モンスター]]は、全て[[装備魔法]]または[[装備カード]]に関する何らかの[[モンスター効果]]を持っている。~
専用の[[装備魔法]]や[[ユニオン]]も存在しており、この[[カテゴリ]]は「装備」と非常に密接な関係にあると言える。~

-単に[[光属性]]で統一されているだけではなく、[[光属性]]に関する[[効果]]を持つものもいくつか見られる。~
また、ヴァイロンの[[シンクロモンスター]]の中にも、その[[シンクロ素材]]に[[光属性]]を要求しているものが存在する。~

-[[光神機]]の様な機械的な姿の通り、その多くが[[機械族]]と[[天使族]]で、その他には[[雷族]]が1体存在している。~
ちなみに[[チューナー]]のヴァイロンの多くは[[機械族]]なので、[[《コーリング・ノヴァ》]]などを採用する際には間違いに注意しよう。~

-[[モンスター]]の姿形は様々だが、それらのほぼ全てが白と金を基調としたカラーリングになっている。~
また、[[モンスター]]の[[名前>カード名]]には、ギリシア文字や立体に関する名前が使われているものが多い。~
--共通点として、ヒューマノイドに近い3〜5本の指を備える両腕を持ち、脚部にあたる部分は存在せず空中に浮遊している。~
また天上界からやってきたという設定のためか、[[モンスター]]の背景は全て天空の様子が描かれている。~

--[[第12弾>DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]]から登場したヴァイロンには、黒と金を基調とした暗いカラーリングのものが見られるようになった。~
これには、[[インヴェルズ]]を撃退した後、その思念に侵喰されたという設定によるものと思われる。~

-DTマスターガイドによると、その正体は古代の[[セイクリッド]]と[[インヴェルズ]]の戦いの中で、[[ヴェルズ]]に感染しない戦力として[[セイクリッド]]が開発した自律型機動兵器である。~
[[セイクリッド]]が自身に似せて造り上げたという経緯から、一部の個体同士でシルエットが似通ったものも存在する。~
[[インヴェルズ]]の封印後は地上の観測者となり、多くが眠りにつきつつ[[インヴェルズ]]の動向を監視していたが、[[《リチュア・ノエリア》]]を侵喰した[[インヴェルズ]]の邪念を感じ取り活動を再開した。~
[[インヴェルズ]]を殲滅するものの、[[インヴェルズ]]に侵食されていた[[《リチュア・ノエリア》]]に装着された[[《ヴァイロン・テトラ》]]が内部汚染されたことにより、ヴァイロン全体に思念が伝播。~
その邪念の影響で暴走し、地上世界を封印すべく各部族に攻撃を加えるようになる。~
[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]を始めとしたヴァイロンは多くの反抗部族を吸収・撃滅したが、[[《ジェムナイト・パール》]]の活躍もあり、最終的に地上部族の結束の前に撃退された。~
--結果を見れば[[《イビリチュア・テトラオーグル》]]を介した内部からの侵喰を防ぎきれずに暴走したが、DT世界のほぼ全ての種族が[[ヴェルズ]]化する中、最後まで[[ヴェルズ]]化することがなかった[[ヴァイロン]]は曲がりなりにもその特性を発揮していたと言える。~

-名前は上のような設定からすると、「ウイルス病学」という意味の「Virology」に「〜製」という言葉を作る「-n」を加えたものだろうか。~
[[ウイルス>ヴェルズ]]に感染せず、それを駆除するために開発された兵器としてはふさわしい名前と言える。~
しかし、内部からの侵喰から侵食されてしまい、結果的に感染してしまったのは皮肉と言えよう。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]での登場時のアニメーションは、空中に黄色の輪が現れ、その中からヴァイロンが降りてくるというものになっている。~
また、アクションデュエルでヴァイロン及び[[《マハー・ヴァイロ》]]か[[《テュアラティン》]]をスキャンすると、「ヴァイロン降臨」の[[コンボ]]が発生する。~
さらに、スピードデュエルで上記の[[カード]]のいずれかをスキャンすると、隠し[[デッキ]]「&ruby(アンゲルス・エクス・マキナ){機械仕掛けの天使};」が出現する。~
[[デッキ]]選択画面ではヴァイロンに関する設定を見る事ができる。~

--この地上世界に於いて神にも等しき存在、ヴァイロン。~
彼らは&ruby(スターゲイザー){星の観測者};として、抗争の絶えないこの世界の行く末を憂い、嘆いていた。~
なぜ人々は種という些細な違いから争いを繰り返すのだろうか?~
手を取り合う事を拒絶し、限りある命を奪い合うのだろうか?~
彼らはその心を求め、地上へと降り立つのだった― 

--[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]より、隠し[[デッキ]]に「&ruby(デウス・エクス・マキナ){機械仕掛けの神};」が登場した。~
[[デッキ]]の解説覧には、[[インヴェルズ]]に対抗して結成した現住種族達との連合と、その思惑についてのストーリーが語られている。~

--[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]]からは、隠し[[デッキ]]に「&ruby(アウランティルム・エクス・マキナ){機械仕掛けの黄金卿};」が追加された。~
こちらの[[デッキ]]紹介文には、[[インヴェルズ]]を撃退したヴァイロンが現住種族と対立していくいきさつが設定として書かれている。~
[[オーバーレイガイド2>書籍付属カード#m3ccc5c9]]によると、[[インヴェルズ]]の思念に影響を受け、過剰統率を行うに至ったとされている。~

--上のような経緯から、撃退された[[DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−]]からは新規[[カード]]が一枚も収録されていない。~

**関連リンク [#wff480af]
―「ヴァイロン」と名のついた[[モンスター]]
―「ヴァイロン」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「ヴァイロン」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[《ヴァイロン・オーム》]]
-[[《ヴァイロン・キューブ》]]
-[[《ヴァイロン・スティグマ》]]
-[[《ヴァイロン・ステラ》]]
-[[《ヴァイロン・スフィア》]]
-[[《ヴァイロン・ソルジャー》]]
-[[《ヴァイロン・チャージャー》]]
-[[《ヴァイロン・テセラクト》]]
-※[[《ヴァイロン・テセラクト》]]
-[[《ヴァイロン・テトラ》]]
-[[《ヴァイロン・ハプト》]]
-※[[《ヴァイロン・ハプト》]]
-[[《ヴァイロン・ヴァンガード》]]
-[[《ヴァイロン・プリズム》]]
-[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]
-※[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]

-[[《ヴァイロン・アルファ》]]
-[[《ヴァイロン・エプシロン》]]
-[[《ヴァイロン・オメガ》]]
-※[[《ヴァイロン・オメガ》]]
-[[《ヴァイロン・シグマ》]]
-[[《ヴァイロン・デルタ》]]

-[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]

―「ヴァイロン」と名のついた[[魔法カード]]
-[[《ヴァイロン・エレメント》]]
-[[《ヴァイロン・コンポーネント》]]
-[[《ヴァイロン・セグメント》]]
-[[《ヴァイロン・フィラメント》]]
-[[《ヴァイロン・ポリトープ》]]
―「ヴァイロン」と名のついた[[魔法カード]]~
 ※は「ヴァイロン」に関する[[効果]]を持つ[[魔法カード]]
-※[[《ヴァイロン・エレメント》]]
-※[[《ヴァイロン・コンポーネント》]]
-※[[《ヴァイロン・セグメント》]]
-※[[《ヴァイロン・フィラメント》]]
-※[[《ヴァイロン・ポリトープ》]]
-[[《ヴァイロン・マター》]]
-[[《ヴァイロン・マテリアル》]]
-※[[《ヴァイロン・マテリアル》]]

//―「ヴァイロン」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]

―「ヴァイロン」と名のついた[[チューナー]]
-[[レベル]]4
--[[《ヴァイロン・プリズム》]]
-[[レベル]]3
--[[《ヴァイロン・キューブ》]]
--[[《ヴァイロン・ステラ》]]
-[[レベル]]2
--[[《ヴァイロン・テトラ》]]
-[[レベル]]1
--[[《ヴァイロン・スフィア》]]

―その他のリンク
-[[【ヴァイロン】]]

-[[《テュアラティン》]]
-[[《マハー・ヴァイロ》]]

-[[カテゴリ]]