*一連の効果 [#e9a83871]
//作成経緯は議論板参照
 [[効果解決時]]に複数の[[効果]]処理を行う[[効果]]について、順番に処理を行う[[効果]]のこと。(非公式用語)~
 [[公式のQ&A>http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/]]で使用される「一連の効果処理」とは異なる用語である。~
 「一連の効果処理」という言葉からは「一連の処理」か「同時の処理」かは判断できないので、注意が必要。~

-[[《ソウルテイカー》]]や[[《ディメンション・マジック》]]などが、この一連の効果の代表である。
//影響を受けるのは他のカード
--[[《ソウルテイカー》]]は[[モンスター]][[破壊]]後に[[ライフ回復]]があるので、「[[モンスター]]が[[破壊された]]時」などの[[タイミングを逃す]]要因となる。
--[[《ディメンション・マジック》]]は[[特殊召喚]]後に[[破壊]][[効果]]を処理するので、「[[特殊召喚に成功した]]時」の[[発動]][[タイミングを逃す]]。~
特にこの[[カード]]については、[[効果解決時]]の途中で[[破壊]]を行うかどうかの選択もあるので非常にややこしい処理となる。~
([[破壊]]を行わないなら「[[特殊召喚に成功した]]時」の[[発動]][[タイミングは逃さない>タイミングを逃す]])

-対義語が、「同時に処理する[[効果]]」で、例として[[《生者の書−禁断の呪術−》]]や[[《毒蛇の供物》]]などがある。
--[[《生者の書−禁断の呪術−》]]は[[特殊召喚]]と[[除外]]を同時に行い、なおかつ片方を[[不発]]にされてももう片方の[[効果]]は有効となる。
--[[《毒蛇の供物》]]は、[[破壊]]する[[自分]]の[[カード]]1枚と[[相手]]の[[カード]]2枚のうち、いずれかの[[カード]]が[[フィールド]]に存在しなくなり[[破壊]]できなくなった場合、[[破壊]]は全部まとめて[[不発]]となる。

-一連の効果や同時に処理が絡む[[カードの発動]]・[[効果の発動]]・[[モンスター効果の発動]]について。~
[[カード]]・[[効果]]の[[発動]]に関してはまず、[[コストが払える>コストを払う]]ことが第一条件となり、次にその[[効果]]を利用できるかが第二の条件になる。~
例えば[[《ライトニング・ボルテックス》]]は、[[手札コスト]]と同時に、[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[モンスター]]が存在するかどうかも条件になる。~
一連の効果では、その複数の[[効果]]のうちのいずれかが[[発動]]時の段階で処理できないことが分かっている場合に[[発動]]できるかどうかは各[[カード]]によって異なっていることが問題になる。~
そして各[[カード]]について[[テキスト]]からは判断できず、裁定がすべてである。~
//とくに、同時の場合と一連の処理の場合での処理が異なる可能性(その後〜は発動できるか[[タイミングを逃す]]か)を示唆しないと[[裁定]]が安定しない不安がある。
//とくに、同時の場合と一連の処理の場合での処理が異なる可能性(その後〜は発動できるか[[タイミングを逃す]]か)を示唆しないと裁定が安定しない不安がある。
--一連の効果中、1番目の処理ができない場合。~
[[発動]]できない。~
[[モンスター効果]]で特に[[強制効果]]である場合、[[発動]]後その一連の効果は最初から[[不発]]となる。~
//今のところ例外は見つけてない
--一連の効果中、2番目以降の処理ができない場合。~
---その処理できない部分が[[任意効果]]である場合、[[発動]]可能。~
処理できるところまで処理をする。~
例:[[《ディメンション・マジック》]]の[[破壊]][[効果]]。~
---その処理できない部分が[[強制効果]]である場合。~
[[発動]]できるものと[[発動]]できないものに分かれる。~
例:[[《ヒーロー・ブラスト》]]は[[破壊]][[対象]]がいなくても[[発動]]ができる。~
例:[[《魔宮の賄賂》]]は[[相手]]が[[ドロー]]できない状況では[[発動]]できない。~
---[[強制発動]]の[[モンスター効果]]は[[不発]]になることはなく、できるところまで処理を行う。
//今のところ例外は見つけていない。
--同時に行う[[効果]]の一方ができない場合。~
---基本的に[[発動]]できない。~
1番目の処理ができないことにあたるため、同時に一連の処理を行う内の大抵はこの分類になる。~
例:[[《生者の書−禁断の呪術−》]]。
---一部の例外として[[発動]]可能な[[カード]]も存在する。~
例:[[《地獄の暴走召喚》]]は同時扱いでありながら、最初から[[相手]]が[[特殊召喚]]できない一部状況下での[[発動]]が可能。~
//モンスター不在ではなく、召喚制限やトークンのみなど。空きフィールドの件に至っては調整中ですがここは確定なので。
//他にあれば例外の表示を無くして二分化で。

-一連の効果の[[不発]]について。~
[[発動]]することはできたが、[[チェーン]]処理によって一部の[[効果]]が使用不能になった場合のことである。~
現在のところ大きく二つに分けられ、処理を進めていくと[[不発]]になる直前まで処理するものと、最初から[[不発]]になるものの二つに分かれる。~
これも各[[カード]]について裁定をもらって確認するしか判断できないので注意。
--処理の1番目が処理できない場合はほぼ全て[[不発]]となる。~
例:[[《暗黒界の雷》]]・[[《貪欲な壺》]]~
---やや例外的に[[《D−HERO ドレッドガイ》]]は[[自分]]の[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[破壊]]を行わなくても[[蘇生]]が有効である。
---[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]は[[破壊]][[効果]]を使用しない、使用したが[[不発]]になった場合でも、二番目の[[効果]]処理を行う。
---同じく例外的に、一番目の効果を同時に行う[[《地獄の暴走召喚》]]は、片方が[[不発]]になってももう一方の処理を行う。~
--処理の2番目以降ができない場合はそのできないところまで処理を行う[[カード]]について。~
例:[[《スクラップ・スコール》]]は[[墓地送り>墓地へ送る]]、[[ドロー]]、[[破壊]]を順に行う一連の効果で、[[効果解決時]]に[[破壊]]対象が存在しなくなっても、[[ドロー]]までは行う。~
--処理の2番目以降ができない場合はその最初から[[不発]]になる[[カード]]について。~
例:[[《光の召集》]]は、[[効果解決時]]に[[墓地]]の[[光属性]]が少ない場合、[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]から[[不発]]となる。
--必ずいずれかに分類される、というわけではなく[[調整中]]の処理も多いので注意。~
//この詳細は[[不発]]に移す可能性あり
--なお、2番目以降の処理が不可能な場合、強制の処理であってもそれが行われないのであればそれは[[タイミングを逃す]]要因とならない。~
例:[[《除雪機関車ハッスル・ラッセル》]]の[[特殊召喚]]の際、[[魔法&罠カードゾーン]]に[[カード]]が存在しない場合「[[魔法・罠カード]]の[[破壊]]」は行われず(通常は発動できない)[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]できる。

-ややこしい一連の効果・同時処理の[[効果]]について。~
--[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]の一連の効果は、[[フィールド魔法]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]が同時処理をしたのち、[[手札]]に[[加える]]処理をする。
--[[《おとり人形》]]は3段階の一連の効果だが、2番目の[[罠カード]]の[[強制発動]]については[[発動]]、[[発動]]しない、[[不発]]にかかわらず3番目の[[カード]]を[[戻す]][[効果]]は行う。
--[[《光と闇の竜》]]は[[誘発即時効果]]の[[無効]]化と[[攻撃力]]・[[守備力]]減少が同時処理で片方が処理できないなら両方[[不発]]、一方、[[破壊]]された際[[フィールド]]を一掃し[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]はこの順の一連の効果で、後半が処理できない場合でも[[強制発動]]し一掃する。
--[[《神殿を守る者》]][[適用]]下の[[《手札抹殺》]]などが[[発動]]できないことと、[[《メタモルポット》]]の[[リバース効果]]の関係。(詳細は[[《神殿を守る者》]])

-一連の効果の途中は、条件が成立した扱いにはならない。
--[[《天使の施し》]]で[[ドロー]]によって一時的に[[エクゾディアパーツ>封印されし]]が[[手札]]にそろっても、その後の[[捨てる]]処理を行わないといけない。(効果処理途中に勝利が確定しない)
--もう一体の[[フォーチュンレディ]]が存在しているときに、[[《ディメンション・マジック》]]の効果処理途中、[[《フォーチュンレディ・ウォーテリー》]](他の[[フォーチュンレディ]]がいる場合に[[強制発動]]の[[ドロー]][[効果]])を[[特殊召喚]]し、その後の[[破壊]][[効果]]でもう一体の[[フォーチュンレディ]]を[[破壊]]してしまった場合、[[効果]]処理途中でしか2体が存在しないため、条件を満たしたことにはならず[[ドロー]][[効果]]は発動しない。(11/07/22)


-「一連の効果処理」と使う場合は、[[効果発動時]]から[[効果解決時]]全体の処理を指す言葉として使用される。
--[[メインフェイズ]]においては一連の効果処理後、お互いの[[優先権]]の放棄をしたのちに[[スペルスピード]]1の[[魔法カード]]の使用、[[通常召喚]]などができる。

**関連リンク [#v637b239]
-[[タイミングを逃す]]
-[[用語集]]