一連の効果 †
効果解決時に複数の効果処理を行う効果について、順番に処理を行う効果のこと。(非公式用語)
公式のQ&Aで使用される「一連の効果処理」とは異なる用語である。
「一連の効果処理」という言葉からは「一連の処理」か「同時の処理」かは判断できないので、注意が必要。
- 対義語が、「同時に処理する効果」で、例として《生者の書−禁断の呪術−》などがある。
このページでは「同時に処理する効果」も一緒に扱う。
- 「同時に処理する」とは、ルール上タイミングを逃さないことを示す言葉である。
同時に処理する効果であっても、実際の手順では1つずつ順番に行うことになる。
- 『一つの処理であること』と『二つの処理を同時に処理すること』は別物であるという点にも注意が必要である。
例えば、《毒蛇の供物》の効果処理は一つの処理(自分と相手のカードを破壊する処理)であり、二つの処理(相手のカードを破壊する処理と自分のカードを破壊する処理)を同時に処理するものではない。
詳しくは後述するが、『二つの処理を同時に処理する』場合は、1番目の処理が正しく処理されないと、2番目の処理を行えない。
しかし、『一つの処理である』場合は、正しく処理されない処理が存在しても、すべての処理を行えるという違いが発生するので注意が必要である。
例:《毒蛇の供物》の対象として罠カードの効果を受けない自分モンスターを選んだ場合も、残りの2枚の破壊は行われる。
また、『一つの処理である』という性質上、解決時に1枚でも処理を行えない状態になってしまった場合は、すべての処理が不発になるということにも注意。
詳しくは、不発のページを参照。
- 強制効果の場合。
強制効果の場合、空撃ちには該当しないため、発動は必ず行われる。
- 一連の効果中、1番目の処理ができない場合。
発動できない。
- 一連の効果中、2番目以降の処理ができない場合。
- 同時に行う効果の一方ができない場合。
- 一連の効果の効果処理が途中で終了する場合について。
発動することはできたが、チェーン処理によって一部の効果が使用不能になった場合のことである。
現在のところ大きく二つに分けられ、解決できない処理の直前まで処理するものと、最初から不発になるものの二つに分かれる。
これも各カードについて裁定をもらって確認するしか判断できないので注意。
- 処理の1番目が処理できない場合は基本的に不発となる。
例:《暗黒界の雷》・《貪欲な壺》
- 1番目の効果が正しく処理できなかった場合、2番目の効果が解決できるものと、それ以降の処理が行われず2番目の効果は解決されないものに状況によって別れる。
例えば、《ペンデュラム・ストーム》はすべてのカードを破壊できなかった場合も1枚でも破壊できれば、2番目の効果は解決されるが、一枚も破壊できなかった場合、それ以降の処理は行われない。
- 同時に処理する効果について
- 同時に行う効果の1番目が解決できない場合。
基本的には不発となる。
ただし、以下のような例外も存在する。
- 一連の効果の途中は、条件が成立した扱いにはならない。
- 第9期以降のテキストでは、一連の処理が同時ではない場合「○○する。その後、××する。」というように、必ずその後という言葉が入るようになっている。
言い換えると、その後とテキストに記されている場合、必ず「処理が同時ではない」事を表している。
- しかし反対に、その後という言葉が入っていないにも関わらず「処理が同時ではない」カードが大量に存在している。
それらは事務局に裁定をもらわなければ同時か否かは判断はできない。
(特に「特殊召喚の手順」を記したテキストの場合、その後の文字が入っていなくても同時ではないものがほぼ全てである。)
関連リンク †
FAQ †
Q:《宇宙砦ゴルガー》と《リビングデッドの呼び声》で特殊召喚された《毒蛇王ヴェノミノン》が存在し、《蛇神降臨》がセットされています。
《宇宙砦ゴルガー》の効果で《リビングデッドの呼び声》を手札に戻した場合《毒蛇王ヴェノミノン》は破壊されますが、その時に《蛇神降臨》を発動することができますか?
A:いいえ、できません。(15/02/06)