*&ruby(クラウディアン){雲魔物};/Cloudian [#m25a9524]
 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で初登場した、雲をモチーフとした[[モンスター]]の一群。~
 アニメGXにおいて3年目に登場した「アモン・ガラム」の使用するカードである。
*&ruby(クラウディアン){雲魔物};/Cloudian [#top]
 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で[[カテゴリ]]化された「雲魔物」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]の大半は[[水属性]]・[[天使族]]で統一されている。~
 例外として[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]・[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]の2体は[[水属性]]・[[悪魔族]]、[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]は[[風属性]]・[[水族]]である。~

 特徴は、多くの[[モンスター]]が以下の2種類の[[永続効果]]と[[誘発効果]]を持ち合わせていることである。~
 (ただし、全ての雲魔物が持っているわけではなく、[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]などは以下のテキストを持っていない。)~
 多くの[[モンスター]]が「[[フォッグカウンター]]」に関する[[効果]]を持っており、これを利用して様々な[[モンスター効果]]を発揮するものも存在する。~
 [[サポートカード]]である[[魔法・罠カード]]にも、[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持ち間接的に雲魔物を補助するものがある。~

-[[レベル]]4以上の[[モンスター]]は以下の共通する[[永続効果]]2つを持つ。~
 このカードは戦闘によっては破壊されない。
 このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
--この[[効果]]は[[永続効果]]なので、[[自壊]]は[[チェーンブロック]]が作られない。~
また、[[裏側守備表示]]で[[攻撃]]を受け[[ダメージステップ]]で[[リバース]]した際は[[ダメージ計算]]終了の段階で[[自壊]]する。~
よってこの場合は、[[戦闘ダメージ]]の計算を行った後[[フィールド]]に残っていれば、その[[効果]]で[[自壊]]することになる。~

 このカードの召喚に成功した時、フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついた
 モンスターの数だけこのカードにフォッグカウンターを置く。
-また、[[レベル]]4の[[通常召喚モンスター]]は全て[[守備力]]0であり、以下の共通する[[誘発効果]]を持つ。~
 このカードの召喚に成功した時、
 フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ
 このカードにフォッグカウンターを置く。
--この[[誘発効果]]についてだが、[[効果の発動]]を行った雲魔物自身も頭数に含まれる。~
よって他の雲魔物が存在しない時に、この[[効果]]を持つ雲魔物を単独で[[召喚]]するだけでも、[[フォッグカウンター]]を1つ[[置く]]ことができる。~
--また、固有[[効果]]として[[フォッグカウンター]]を取り除いて[[発動]]できる[[起動効果]]を持つ。~
[[《雲魔物−アルトス》]]は[[フィールド]]全ての、それ以外は自身に乗った[[フォッグカウンター]]のみが[[コスト]]として使用可能となっている。~

 間違えやすいが、後者の[[効果]]は[[フィールド]]上に『[[召喚]]した雲魔物』以外に雲魔物が存在していなくても、[[フォッグカウンター]]を一つ置ける。~
 [[召喚]]に成功した時点で、[[フィールド]]上には『[[召喚]]した「雲魔物」』が存在しているため、最低でも[[フォッグカウンター]]は一つは置けるという理屈である。~
|>|>|>|>|CENTER:|c
|~[[カード名]]|~[[レベル]]|~[[属性]]|~[[種族]]|~備考|h
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~共通効果なし|
|~[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]|1|[[水>水属性]]|[[悪魔族]]|[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−羊雲》]]|~|~|[[天使族]]||
|~[[《雲魔物−スモークボール》]]|~|~|~|[[通常モンスター]]|
|~[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]|3|~|[[悪魔族]]||
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~[[戦闘破壊]][[耐性]]&[[自壊]]あり|
|~[[《雲魔物−ストーム・ドラゴン》]]|4|[[水>水属性]]|[[天使族]]|[[特殊召喚モンスター]]&br;[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−ニンバスマン》]]|5|~|~|自身に[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]|8|[[風>風属性]]|[[水族]]||
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~[[戦闘破壊]][[耐性]]&[[自壊]]/[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[誘発効果]]あり|
|~[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]|4|[[水>水属性]]|[[天使族]]|[[フォッグカウンター]]を2つ取り除き、[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[破壊]]|
|~[[《雲魔物−アルトス》]]|~|~|~|[[フィールド]]の[[フォッグカウンター]]を3つ取り除き、[[相手]]の[[手札]]1枚を[[捨てる]]|
|~[[《雲魔物−キロスタス》]]|~|~|~|[[フォッグカウンター]]を2つ取り除き、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[破壊]]|
|~[[《雲魔物−タービュランス》]]|~|~|~|[[フォッグカウンター]]を1つ取り除き、[[《雲魔物−スモークボール》]]1体を[[特殊召喚]]|

 [[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]][[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]][[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]を除けば、全て[[水属性]]・[[天使族]][[モンスター]]である。~
 [[天使族]]なので[[《天空の聖域》]]と相性は良い。~
 [[戦闘破壊]]されないため、[[《天空の聖域》]][[《スピリットバリア》]]等で[[ダメージ]]をカットできればかなりの場もちが期待できる。~
 さらに[[水属性]]で低パワーゆえに[[《サルベージ》]]で容易に回収できる。~
-全体的に、[[ステータス]]がかなり低いのも特徴。~
[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]のみ[[攻撃力]]3000を持つが、次点は[[守備力]]を含めても[[《雲魔物−アルトス》]]の[[攻撃力]]1300と大幅に落ちてしまう。~
[[上級]]以上の[[モンスター]]が少ないという事情もあるが、それでも10種以上の[[モンスター]]が属する[[カテゴリ]]としてはなかなか異例である。~
[[戦闘破壊]][[耐性]]を共通で持つ代わりの[[デメリット]]とも取れる。~
--ただし、これにより大半の[[モンスター]]が[[《サルベージ》]]に対応するなど、損ばかりという訳でもない。~
また、いずれにせよ[[守備表示]]の場合は多くが共通[[効果]]で[[自壊]]してしまうため、[[守備力]]の低さはほとんど影響しない。~

 [[戦闘]][[耐性]]と[[フォッグカウンター]]の発生条件を利用して、[[《門前払い》]]と組み合わせるのもよい。~
 同じく[[《門前払い》]]と相性の良い[[光神機]]も[[天使族]]であることから、そこからさらに[[天使族]]を活かしたギミックも展開できる。~
 しかし[[《門前払い》]]を加えると[[《天空の聖域》]][[《スピリットバリア》]]との併用ができない欠点ができる。~
//--単に[[戦闘破壊]][[耐性]]を共通して持つだけであれば第12期からは[[幻想魔族]]が登場しているため、こちらはより差別化が必要となる。~

-[[戦闘破壊]][[耐性]]のある雲魔物について。~
[[表側守備表示]]になったときに[[自壊]]するのは、[[永続効果]]で[[チェーンブロック]]を作らない。~
[[裏側守備表示]]で攻撃を受け[[ダメージステップ]]で[[リバース]]した際は[[ダメージステップ]]終了の段階で[[自壊]]するため、[[戦闘ダメージ]]の計算を行った後フィールドに残っていれば[[自壊]]と言うことになる。~
-現在は[[モンスター]]を指定する[[カード]]しか存在しないため、[[魔法カード]]の[[《雲魔物の雲核》]]や[[《雲魔物のスコール》]]は[[《マジカルシルクハット》]]で[[モンスター]]扱いにしないと含まれない。~

-弱点は、[[《怒れる類人猿》]]とおなじく[[《つまずき》]]である。~
これ一枚でほぼ全ての雲魔物がばたばたと倒れていく。~
更には登場したパックで雲魔物に対してほぼ[[全体除去]]となるカード[[《進入禁止!No Entry!!》]]も登場した。~
アニメではアモンが雲魔物を使用しなくなったり(=出番を奪われたり)と不遇なシリーズである。~
なお、[[《怒れる類人猿》]]とおなじく「[[《最終突撃命令》]][[発動]]中に[[表側守備表示]]にされた場合の処理」は[[調整中]]である。
-属する[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]の[[カード名]]は、主に雲に関する英単語を中心とした天候関係のものになっている。~

-雲は「水の粒の塊」なので[[水属性]]なのはともかく、何故に[[天使族]]が多いのか。~
かつての雲[[モンスター]][[《ララ・ライウーン》]][[《スコール》]]は[[攻撃]]方法で[[種族]]が決まっていたのだが。
-[[DUELIST EDITION Volume 2]]では完全に未収録となっており、[[モンスター]]及び[[サポートカード]]共に1枚も収録されていない。~
[[トーナメントパック2012 Vol.2]]にて[[《雲魔物−タービュランス》]]と[[《雲魔物−スモークボール》]]の2枚が、[[トーナメントパック2012 Vol.3]]にて[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]が再録された。~

-サポートも含めて、カード名は天候関係(特に雲)をモデルとしたものが多い。

-原作・アニメにおいて―~
上記の通り、アニメGXに登場するイースト校チャンピオン「アモン・ガラム」が使用するカード群。~
ただし、アニメに登場していないオリジナルの[[モンスター]]もある。~
だが実際には初戦の「vs万丈目」戦と「vsマルタン(ユベル)」戦時しか使用しておらず、異世界以降は[[エクゾディア]]を主軸とした[[デッキ]]となっている。~
しかし、「vsユベル」戦中の[[手札]]に《&ruby(ディストラクション・クラウド){爆破雲};》が見えるので[[デッキ]]から外した訳ではないようだ。
アニメGXに登場するイースト校チャンピオン、アモン・ガラムが使用する[[カード群>カテゴリ]]。~
アモンは異世界編中盤にて[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を入手し、その後はそちらを主軸とする[[デッキ]]に切り替えたため出番は減少した。~

--雲魔物をリストラしてなければ、アモンの[[デッキ]]は正規[[エクゾディア]]に[[《究極封印神エクゾディオス》]]、それに[[《霧の王》]]に雲魔物。~
凄まじく重い[[デッキ]]であるが、それを平然と操っているアモンも凄い。
--アニメでは、[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[《雲魔物−ニンバスマン》]]が持つだけで雲魔物全体の特徴としては存在せず、[[守備表示]]で存在する場合に[[自壊]]する[[効果]]は全く見られなかった。~
また、[[フォッグカウンター]]関連の[[カード]]も[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]と[[《ダイヤモンドダスト・サイクロン》]]しか登場していない。~

**関連リンク [#p4c67df9]
//下級モンスター
-[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]
-[[《雲魔物−アルトス》]]
-[[《雲魔物−キロスタス》]]
-[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]
-[[《雲魔物−羊雲》]]
-[[《雲魔物−スモークボール》]]
-[[《雲魔物−タービュランス》]]
-[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]
//--[[エクゾディア>封印されし]]が主軸となって以降の「アモンvsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦中の[[手札]]に[[通常魔法]]《&ruby(ディストラクション・クラウド){爆破雲};》という[[カード]]が確認できる。~
//雲魔物の説明になっていない
//トークン(アモン)に書くべき内容であり、これは実在しないので雲魔物に書く意味が無い

//上級モンスター
-[[《雲魔物−ニンバスマン》]]
--[[OCG]]化されていない[[サポートカード]]として[[永続魔法]]《&ruby(ビッグサモンクラウド){大召喚雲};》と[[通常罠]]《&ruby(ミラージュターゲット){蜃気楼の標的};》が登場している。~

//最上級モンスター
-[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]
**関連リンク [#link]
―「雲魔物」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「雲魔物」または[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[通常モンスター]]
--[[《雲魔物−スモークボール》]]

//特殊召喚モンスター
-[[《雲魔物−ストーム・ドラゴン》]]
-[[効果モンスター]]
--※[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]
--※[[《雲魔物−アルトス》]]
--※[[《雲魔物−キロスタス》]]
--※[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]
--※[[《雲魔物−羊雲》]]
--※[[《雲魔物−ストーム・ドラゴン》]]
--※[[《雲魔物−タービュランス》]]
--[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]

//融合モンスター
--※[[《雲魔物−ニンバスマン》]]

//儀式モンスター
--※[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]

//シンクロモンスター
-[[モンスタートークン]]
--[[雲魔物トークン]]

//トゥーンモンスター

//ユニオンモンスター

//スピリットモンスター

//デュアルモンスター

//―雲魔物に関する[[モンスターカード]]~

―雲魔物に関する[[魔法・罠カード]]
//魔法カード
//通常魔法
-[[《宝札雲》]]

//装備魔法

//速攻魔法
―「雲魔物」または[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《雲魔物の雲核》]]
-[[《雲魔物のスコール》]]
-[[《召喚雲》]]
-[[《ダイヤモンドダスト・サイクロン》]]
-[[《フォッグ・コントロール》]]
-[[《宝札雲》]]

//永続魔法]]
-[[《雲魔物のスコール》]]
-[[《召喚雲》]]

//フィールド魔法

//罠カード
//通常罠
-[[《アグレッシブ・クラウディアン》]]
-[[《上昇気流》]]
-[[《ナチュラル・ディザスター》]]
-[[《暴風雨》]]

//永続罠
-[[《ナチュラル・ディザスター》]]
―「雲魔物」に関する[[カウンター]]
-[[フォッグカウンター]]

//カウンター罠

―その他のリンク
-[[フォッグカウンター]]

-[[【雲魔物】]]

-[[カードの名前]]
-[[カテゴリ]]

**FAQ [#faq]
Q:[[発動]]済みの[[《血の代償》]]の[[効果]]により、[[召喚に成功した]]時に[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]を持つ雲魔物3体を同一[[チェーン]]上で[[通常召喚]]しました。~
  この時、それぞれにいくつの[[フォッグカウンター]]を[[置き>置く]]ますか?~
A:その場合、[[《血の代償》]]の[[チェーン]]処理の終了後にそれぞれの[[効果]]が[[発動]]し、任意の順番で[[チェーン]]を組んで逆順処理を行います。~
  したがって、[[召喚]]以前に他の雲魔物が存在していなければ、それぞれに[[フォッグカウンター]]を3つずつ[[置き>置く]]ます。(11/05/06)