発動後、フィールド上に表側表示で存在し続ける魔法・罠カードのこと。
つまり、永続罠、永続魔法、装備魔法、フィールド魔法およびペンデュラムゾーンのペンデュラムモンスターを指す。
効果が及ぶのが自分のみか自分と相手両方かは、特に古いテキストでは解釈が難しい。
永続カードが持つ「効果の発動」は、テキストに明記されていない限り自分のみが行えるのが基本である。
たとえば、自分が発動した《醒めない悪夢》の効果の発動を相手が行う事はできない。
《王宮の弾圧》や《エクトプラズマー》のように、使用できるプレイヤーが明記されていれば、自分と相手両方が使用できる。
一方でフィールド魔法の一部や《マクロコスモス》等はテキストに明記されていないがお互いに影響を及ぼすものもある。
特にフィールド魔法には自分のみに影響を与えるものとお互いに影響を与えるものが混在しているので、よく確認したい。
これはあくまでも非公式用語であり、公式用語としての起動効果・誘発効果・永続効果は効果モンスターに対してのみ用いられる用語である。
公式DBでは「チェーンブロックが発生する効果です」などと説明されている。
Q:相手フィールド上に《剣闘獣の戦車》が伏せてあり、剣闘獣モンスターが1体のみ存在しています。
自分フィールド上には効果モンスター状態の《エヴォルテクター シュバリエ》がおり、相手フィールドの剣闘獣モンスターに自分の《ビッグバン・シュート》を装備してあります。
《ビッグバン・シュート》をコストに《エヴォルテクター シュバリエ》の効果を発動する場合、相手モンスターはどのタイミングで除外されますか?
又、この状況で相手は《剣闘獣の戦車》を発動できますか?
A:コストを払った時点で、剣闘獣モンスターは除外されます。
よって、《剣闘獣の戦車》を発動するタイミングでは剣闘獣モンスターはフィールドから既に存在しなくなっているので、《剣闘獣の戦車》は発動ができません。(09/07/09)
Q:《リビングデッドの呼び声》と、それにより特殊召喚されたモンスターがいます。
そのモンスターが破壊された時、直後に《リビングデッドの呼び声》が破壊されますが、この処理により「モンスターが破壊された時」のタイミングを逃すことになりますか?
A:いいえ、この状況でもタイミングを逃すことはなく「モンスターが破壊された時」が発動条件のカードを発動することができます。(09/11/14)
Q:《リミット・リバース》で特殊召喚された相手モンスターに《ビッグバン・シュート》を装備しました。
《大嵐》を発動した場合、そのモンスターは除外されますか?
破壊されますか?
A:この場合、ターンプレイヤーのカードが持つ効果から先に処理をします。(10/07/09)
Q:《リミット・リバース》で特殊召喚された自分モンスターに《ビッグバン・シュート》を装備しました。
《大嵐》を発動した場合、そのモンスターは除外されますか?
破壊されますか?
A:この場合、自分が破壊か除外かを選び処理する事ができます。(10/07/09)
Q:《DNA改造手術》で戦士族が指定されている状態で、《アンデットワールド》が発動されました。
そして《人造人間−サイコ・ショッカー》が特殊召喚された後、戦闘破壊されました。
フィールドのモンスターは戦士族になりますか?
A:この場合、フィールドのモンスターはアンデット族になります。(16/03/12)