*永続カード/Continuous Card [#d98e86f2] 発動後、フィールド上に[[表側表示]]で存在し続ける[[魔法・罠カード]]のこと。~ つまり、[[永続罠]]、[[永続魔法]]、[[装備魔法]]、[[フィールド魔法]]および[[ペンデュラムゾーン]]の[[ペンデュラムモンスター]]を指す。~ [[効果]]が及ぶのが''[[自分]]のみ''か''[[自分]]と[[相手]]両方''かは、特に古い[[テキスト]]では解釈が難しい。~ 永続カードが持つ「[[効果の発動]]」は、[[テキスト]]に明記されていない限り[[自分]]のみが行えるのが基本である。~ たとえば、[[自分]]が[[発動]]した[[《醒めない悪夢》]]の[[効果の発動]]を[[相手]]が行う事はできない。~ [[《王宮の弾圧》]]や[[《エクトプラズマー》]]のように、[[使用]]できる[[プレイヤー]]が明記されていれば、[[自分]]と[[相手]]両方が[[使用]]できる。~ 一方で[[フィールド魔法]]の一部や[[《マクロコスモス》]]等は[[テキスト]]に明記されていないが[[お互い]]に影響を及ぼすものもある。~ 特に[[フィールド魔法]]には[[自分]]のみに影響を与えるものと[[お互い]]に影響を与えるものが混在しているので、よく確認したい。 -上記以外にも、場に残る[[魔法・罠カード]]も存在する。~ --[[装備カード]]化した[[カード]] ---[[《鎖付きブーメラン》]]などの[[装備罠カード>装備カード]] ---[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]の[[効果]]で装備された[[《遺言の仮面》]] --一定期間[[フィールド]]に残り続ける[[通常魔法]] ---[[《光の護封剣》]] ---[[《悪夢の鉄檻》]] ---[[《タイムカプセル》]] ---[[《大進化薬》]] -永続カードは、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する状態から、さらに[[チェーンブロック]]が発生するものも多い。~ これらは[[誘発効果]]・[[起動効果]]という俗称がある(非公式用語)。~ 対して、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する状態から、[[チェーンブロック]]が発生せずに処理する[[効果]]には[[永続効果]]という俗称がある(非公式用語)。~ --[[起動効果]]型の永続カード:[[《カードトレーダー》]]・[[《醒めない悪夢》]]など~ --[[誘発効果]]型の永続カード:[[《ブラック・ガーデン》]]・[[《夜霧のスナイパー》]]など~ --[[永続効果]]型の永続カード:[[《山》]]・[[《強者の苦痛》]]・[[《門前払い》]]など < これはあくまでも''非公式用語''であり、公式用語としての[[起動効果]]・[[誘発効果]]・[[永続効果]]は[[効果モンスター]]に対してのみ用いられる用語である。~ 公式DBでは「[[チェーンブロック]]が発生する[[効果]]です」などと説明されている。~ -一部の例外を除き、[[フィールド]]を[[離れれ>離れる]]ば[[効果]]を失う。~ --[[チェーンブロック]]を作らない[[効果]]は[[フィールド]]を[[離れ>離れる]]た瞬間から[[適用]]されなくなる。~ 例えば[[《暗黒の扉》]][[適用]]中に[[バトルフェイズ]]に入ったとする。~ その[[バトルフェイズ]]中に[[《暗黒の扉》]]を[[破壊]]すれば、その瞬間から[[バトルフェイズ]]に複数の[[モンスター]]で攻撃可能になる。 --[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]を[[発動]]し、[[効果処理時]]に[[フィールド]]上に存在していない場合、その[[効果]]は基本的に[[不発]]になる。~ 例えば、[[《醒めない悪夢》]]の[[効果の発動]]に他の[[カード]]を[[チェーン]]して[[《醒めない悪夢》]]を[[破壊]]したとする。~ この場合、[[効果処理の時点>効果処理時]]で[[《醒めない悪夢》]]が[[フィールド]]を離れているので[[《醒めない悪夢》]]の[[効果]]は[[不発]]となる。~ ---[[《波動キャノン》]]や[[《インフェルニティガン》]]のように「[[効果発動時]]に、自身の[[効果]]を[[発動]]するために、自身を[[コスト]]とする」場合は[[不発]]にならない。~ また、[[《オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン》]]や[[《十二獣の会局》]]のように「[[効果処理時]]に、自身の[[効果]]処理で、自身を[[破壊]]する」場合も[[不発]]にならない。 --永続カードの[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]が[[効果処理>効果処理時]]されたならば、[[効果処理>効果処理時]]後にその永続カードが[[フィールド]]上に存在しなくなっても''[[適用]]されたままとなる。''~ 例えば[[《炎舞−「天セン」》]]が[[効果処理>効果処理時]]後に[[破壊]]された場合、[[永続効果]]での300ポイントアップは[[適用]]されなくなるが、[[効果処理時]]に[[適用]]された700ポイントアップは残ることになる。~ //他に[[《重力砲》]]など。レミューリアが「表側表示で存在する限り」と指定しているのもこのルールが念頭にある また、[[《ブレイズ・キャノン》]]等の[[誓約効果]]も制約が継続する。~ -永続カードの[[効果]]は、その[[カードの発動]]の[[効果処理時]]から[[適用]]される。~ --永続カードの[[発動]]に[[チェーン]]して[[発動]]した[[カード]]は、[[チェーン]]の逆処理により永続カードの[[効果]]の影響を受けないで[[効果]]を[[適用]]できる。~ 例えば[[《王宮のお触れ》]]の[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[通常罠]]を[[発動]]した場合、その[[通常罠]]の[[効果処理時]]は[[《王宮のお触れ》]]の[[効果]]が[[適用]]される前の状態なので、[[無効]]化されずに[[効果]]を[[適用]]できる。~ -永続カードが持つ「チェーンブロックを発生させる処理」について。~ [[永続罠]]は、[[裏側表示]]から[[表側表示]]にした時([[カードの発動]]をした時)の[[チェーンブロック]]でその[[効果]]を使える。~ //サンプル:血の代償、王宮の弾圧 逆に[[永続魔法]]や[[フィールド魔法]]等は、[[裏側表示]]から[[表側表示]]にした時([[カードの発動]]をした時)の[[チェーンブロック]]内でその[[効果]]を使えない。~ こちらは[[カードの発動]]の後に改めて[[チェーンブロック]]を発生させる必要がある。 //サンプル:インフェルニティガン、フュージョン・ゲート --ただし、「[[カードの発動]]時」の[[チェーンブロック]]内で何らかの処理を行う永続カードもある。~ (例:[[永続魔法]][[《燃えさかる大地》]][[《炎舞−「天キ」》]]、[[フィールド魔法]][[《古の森》]][[《オレイカルコスの結界》]]、[[永続罠]][[《マクロコスモス》]]等)~ なお、[[《光の護封剣》]]とは逆の理屈により[[チェーン]][[《サイクロン》]]で[[破壊]]される等して[[効果解決時]]に場に存在しない場合、その処理は行われない。 -永続カードの[[テキスト]]で「この[[カード]]が[[フィールド]]上に存在する限り〜」と書かれていても、その[[効果]]が[[適用]]されるのは[[魔法&罠ゾーン]]に[[表側表示]]で存在する時に限る。~ たとえ、[[《聖なる輝き》]]が[[フィールド]]に存在する時に[[《マジカルシルクハット》]]の[[効果]]で[[モンスターゾーン]]に[[表側表示]]で出してもその[[効果]]は[[適用]]されない。~ 第9期の[[テキスト]]では「この[[カード]]が[[魔法&罠ゾーン]]に存在する限り〜」と明文化されている。~ //-[[特殊召喚]]の手順との干渉について。~ //[[《マクロコスモス》]]と[[《王宮の鉄壁》]]の両方が[[発動]]されている時に[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する場合、[[《王宮の鉄壁》]]を[[墓地]]に送ろうとすると[[《マクロコスモス》]]の[[効果]]が[[適用]]となり結果的に[[墓地]]に送る事ができなくなる為、[[《王宮の鉄壁》]]を[[墓地]]に送り[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は不可能。~ //逆に、上記の状態で[[《マクロコスモス》]]を[[墓地]]に送り[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は可能。 //2012/07/20公式HPのFAQより //永続カードというより特殊召喚関係のページに書いた方が妥当では? **関連リンク [#s70e8c78] -[[永続罠]] -[[永続魔法]] -[[装備魔法]] -[[フィールド魔法]] -[[ペンデュラムモンスター]] -[[装備カード]] -[[伏せカード]] -[[用語集]] **FAQ [#ka254062] Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[《剣闘獣の戦車》]]が伏せてあり、[[剣闘獣]][[モンスター]]が1体のみ存在しています。~ [[自分]][[フィールド]]上には[[効果モンスター]]状態の[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]がおり、[[相手]][[フィールド]]の[[剣闘獣]][[モンスター]]に[[自分]]の[[《ビッグバン・シュート》]]を装備してあります。~ [[《ビッグバン・シュート》]]を[[コスト]]に[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]の[[効果]]を[[発動]]する場合、[[相手]][[モンスター]]はどのタイミングで[[除外]]されますか?~ 又、この状況で[[相手]]は[[《剣闘獣の戦車》]]を[[発動]]できますか? ~ A:[[コスト]]を払った時点で、[[剣闘獣]][[モンスター]]は[[除外]]されます。~ よって、[[《剣闘獣の戦車》]]を[[発動]]するタイミングでは[[剣闘獣]][[モンスター]]は[[フィールド]]から既に存在しなくなっているので、[[《剣闘獣の戦車》]]は[[発動]]ができません。(09/07/09) Q:[[《リビングデッドの呼び声》]]と、それにより[[特殊召喚]]された[[モンスター]]がいます。~ その[[モンスター]]が[[破壊]]された時、直後に[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[破壊]]されますが、この処理により「[[モンスター]]が[[破壊された]]時」の[[タイミングを逃す]]ことになりますか? ~ A:いいえ、この状況でも[[タイミングを逃す]]ことはなく「[[モンスター]]が[[破壊された]]時」が[[発動条件]]の[[カード]]を[[発動]]することができます。(09/11/14) Q:[[《リミット・リバース》]]で[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]に[[《ビッグバン・シュート》]]を装備しました。~ [[《大嵐》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~ [[破壊]]されますか?~ A:この場合、[[ターンプレイヤー]]の[[カード]]が持つ[[効果]]から先に処理をします。(10/07/09) Q:[[《リミット・リバース》]]で[[特殊召喚]]された[[自分]][[モンスター]]に[[《ビッグバン・シュート》]]を装備しました。~ [[《大嵐》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~ [[破壊]]されますか?~ A:この場合、[[自分]]が[[破壊]]か[[除外]]かを選び処理する事ができます。(10/07/09) Q:[[《DNA改造手術》]]で[[戦士族]]が指定されている状態で、[[《アンデットワールド》]]が[[発動]]されました。~ そして[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が[[特殊召喚]]された後、[[戦闘破壊]]されました。~ [[フィールド]]の[[モンスター]]は[[戦士族]]になりますか?~ A:この場合、[[フィールド]]の[[モンスター]]は[[アンデット族]]になります。(16/03/12)