*永続カード/Continuous Card [#top]
 [[発動]]後、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在し続ける[[魔法・罠カード]]のこと。~
 つまり、[[永続罠]]、[[永続魔法]]、[[装備魔法]]、[[フィールド魔法]]および[[ペンデュラムゾーン]]の[[ペンデュラムモンスター]]を指す。~

 [[効果]]が及ぶのが''[[自分]]のみ''か''[[自分]]と[[相手]]両方''かは、特に古い[[テキスト]]では解釈が難しい。~
 永続カードが持つ「[[効果の発動]]」は、[[テキスト]]に明記されていない限り[[自分]]のみが行えるのが基本である。~
 たとえば、[[自分]]が[[発動]]した[[《醒めない悪夢》]]の[[効果の発動]]を[[相手]]が行う事はできない。~
 [[《王宮の弾圧》]]や[[《エクトプラズマー》]]のように、[[使用]]できる[[プレイヤー]]が明記されていれば、[[自分]]と[[相手]]両方が[[使用]]できる。~
#contents

 一方で[[フィールド魔法]]の一部や[[《マクロコスモス》]]等は[[テキスト]]に明記されていないが[[お互い]]に影響を及ぼすものもある。~
 特に[[フィールド魔法]]には[[自分]]のみに影響を与えるものと[[お互い]]に影響を与えるものが混在しているので、よく確認したい。
**説明 [#explain]
 [[発動]]後、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在し続ける[[魔法・罠カード]]の総称''(非公式用語)''。~
 具体的には、[[永続魔法]]・[[装備魔法]]・[[フィールド魔法]]・[[永続罠]]・[[ペンデュラムゾーン]]の[[ペンデュラムモンスター]]・[[モンスター]]に[[装備されたカード>装備カード]]・一定期間[[フィールド]]に残る[[通常魔法]]が該当する。~

-上記以外にも、[[フィールド]]に残る[[魔法・罠カード]]も存在する。~
--[[装備カード]]化した[[カード]]
---[[《鎖付きブーメラン》]]などの[[装備罠カード>装備カード]]
---[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]の[[効果]]で[[装備]]された[[《遺言の仮面》]]
--一定期間[[フィールド]]に残り続ける[[通常魔法]]
---[[《光の護封剣》]]
---[[《悪夢の鉄檻》]]
---[[《タイムカプセル》]]
---[[《大進化薬》]]
 永続カードが持つ[[効果]]には~
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+''[[カードの発動]]の[[効果処理時]]のみ適用する[[効果]]''~
+''[[カードの発動]]の[[効果処理時]]から[[チェーンブロック]]を作らず適用され続ける[[効果]]''~
+''[[カードの発動]]後、[[プレイヤー]]が[[任意>任意効果]]で[[起動>起動効果]]、または特定の条件を満たすと[[チェーンブロック]]を作って[[発動]]する[[効果]]''~
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 の3種類が存在する。~

-[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する状態から、更に[[チェーンブロック]]を作って[[発動]]する[[効果]]を持つものも多い。~
これらは公式データベース等では「[[チェーンブロック]]の発生する[[効果]]」と一括されているが、その[[発動]]の仕方から、[[モンスター効果]]の分類を転用して「起動効果」「誘発効果」と呼ばれる事がある。~
また、[[効果の発動]]はせずに[[カードの発動]]後から[[適用]]され続ける[[効果]]も「永続効果」と呼ばれる事がある。~
//非公式用語なのでリンクは貼らないでください
これらはあくまで''非公式用語''であり、公式用語としての[[起動効果]]・[[誘発効果]]・[[永続効果]]は[[モンスター効果]]に対してのみ用いられる事に注意。~
***[[カードの発動]]の[[効果処理時]]のみ適用する[[効果]] [#p4b01a2a]

--[[プレイヤー]]が起動する[[効果]]を持つ[[カード]]:[[《カードトレーダー》]]・[[《醒めない悪夢》]]など~
--条件を満たすと誘発する[[効果]]を持つ[[カード]]:[[《ブラック・ガーデン》]]・[[《夜霧のスナイパー》]]など~
--永続的に[[適用]]され続ける[[効果]]を持つ[[カード]]:[[《山》]]・[[《強者の苦痛》]]・[[《門前払い》]]など
 [[テキスト]]では「このカードの発動時の効果処理として〜」「このカードは〜して発動する事もできる。その場合〜」などと表記される。~
 なお、便宜上「[[カードの発動]]の[[効果処理時]]」と言っているが、厳密には「『[[カードの発動]]』に伴う『[[効果の発動]]』の[[効果処理時]]」である([[カードの発動]]自体に[[効果]]処理は存在しない)。~

-一部の例外を除き、[[フィールド]]を[[離れれ>離れる]]ば[[効果]]を失う。~
--[[チェーンブロック]]を作らない[[効果]]は[[フィールド]]を[[離れ>離れる]]た瞬間から[[適用]]されなくなる。~
例えば[[《暗黒の扉》]][[適用]]中に[[バトルフェイズ]]に入ったとする。~
その[[バトルフェイズ]]中に[[《暗黒の扉》]]を[[破壊]]すれば、その瞬間から[[バトルフェイズ]]に複数の[[モンスター]]で攻撃可能になる。
-[[カードの発動]]に[[チェーン]]された[[効果]]によって[[カード]]が[[フィールド]]を離れた場合、この[[効果]]は[[不発]]となる。~
例えば、[[《炎舞−「天キ」》]]が[[チェーン]]された[[《サイクロン》]]で[[破壊]]された場合、[[下級]][[獣戦士族]]を[[サーチ]]する[[効果]]は[[不発]]となる。~
ただし、[[通常魔法]]の場合は[[不発]]にならない。~
例えば、[[《光の護封剣》]]が[[チェーン]]された[[《サイクロン》]]で[[破壊]]された場合、[[攻撃]]を封じる[[効果]]は[[適用]]されないが[[表示形式]]を変更する[[効果]]は[[適用]]される。~

--[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]を[[発動]]し、[[効果処理時]]に[[フィールド]]に存在していない場合、その[[効果]]は基本的に[[不発]]になる。~
例えば、[[《醒めない悪夢》]]の[[効果の発動]]に他の[[カード]]を[[チェーン]]して[[《醒めない悪夢》]]を[[破壊]]したとする。~
この場合、[[効果処理の時点>効果処理時]]で[[《醒めない悪夢》]]が[[フィールド]]を離れているので[[《醒めない悪夢》]]の[[効果]]は[[不発]]となる。~
-[[効果処理時]]以降も継続する[[効果]]の場合、''[[効果処理時]]より後に[[カード]]が[[フィールド]]を離れても[[適用]]され続ける''。~
例えば、[[《炎舞−「天セン」》]]が[[攻撃力]]を700アップさせる[[効果]]を[[適用]]した後に[[破壊]]された場合でも、[[攻撃力]]は上がったままとなる。~
//他に[[《重力砲》]]など。レミューリアが「表側表示で存在する限り」と指定しているのもこのルールが念頭にある

---[[《波動キャノン》]]や[[《インフェルニティガン》]]のように「[[効果発動時]]に、自身の[[効果]]を[[発動]]するために、自身を[[コスト]]とする」場合は[[不発]]にならない。~
また、[[《オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン》]]や[[《十二獣の会局》]]のように「[[効果処理時]]に、自身の[[効果]]処理で、自身を[[破壊]]する」場合も[[不発]]にならない。~
***[[カードの発動]]の[[効果処理時]]から[[チェーンブロック]]を作らず適用され続ける[[効果]] [#w3fee994]

---[[罠モンスター]]が[[モンスターゾーン]]で[[発動]]する[[モンスター効果]]の場合は、(例えそれが[[罠カード]]としても扱うタイプであっても)[[効果処理時]]に[[表側表示]]で存在せずとも[[効果が適用>効果の適用]]されるものがある。~
例えば、[[《苦紋様の土像》]]の(3)の[[誘発効果]]に[[チェーン]]して[[《サイクロン》]]でその[[《苦紋様の土像》]]を[[破壊]]しても(3)の[[効果]]は[[不発]]にならない。~
//これは通常のモンスター効果と同じだから、効果処理時にフィールドに存在して適用されるか否かはカード毎に異なる。一概に言える事ではない
 [[テキスト]]では「このカードが○○ゾーンに存在する限り〜」「〜する場合、代わりに〜する」などと表記される。~

--永続カードの[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]が[[効果処理>効果処理時]]されたならば、[[効果処理>効果処理時]]後にその永続カードが[[フィールド]]に存在しなくなっても''[[適用]]されたままとなる。''~
例えば[[《炎舞−「天セン」》]]が[[効果処理>効果処理時]]後に[[破壊]]された場合、[[永続効果]]での300ポイントアップは[[適用]]されなくなるが、[[効果処理時]]に[[適用]]された700ポイントアップは残ることになる。~
//他に[[《重力砲》]]など。レミューリアが「表側表示で存在する限り」と指定しているのもこのルールが念頭にある
また、[[《ブレイズ・キャノン》]]等の[[誓約効果]]も制約が継続する。~
-その[[カードの発動]]の[[効果処理時]]から[[適用]]され始め、その[[カード]]が[[フィールド]]を離れた瞬間から[[適用]]されなくなる。~
例えば、[[《暗黒の扉》]]の[[適用]]中に[[バトルフェイズ]]に入り、その[[バトルフェイズ]]中に[[《暗黒の扉》]]を[[破壊]]すれば、その直後から複数の[[モンスター]]で[[攻撃]]可能となる。~
また、[[効果処理時]]までは[[適用]]されないため、[[カードの発動]]に[[チェーン]]した[[効果]]はこの[[効果]]の影響を受けない。~
例えば、[[《王宮のお触れ》]]が[[チェーン]]された[[《サンダー・ブレイク》]]で[[対象]]にされた場合、[[《サンダー・ブレイク》]]の[[効果処理時]]には[[《王宮のお触れ》]]が[[適用]]されていないため[[破壊]]される。~

-永続カードの[[効果]]は、その[[カードの発動]]の[[効果処理時]]から[[適用]]される。~
--永続カードの[[発動]]に[[チェーン]]して[[発動]]した[[カード]]は、[[チェーン]]の逆処理により永続カードの[[効果]]の影響を受けないで[[効果]]を[[適用]]できる。~
例えば[[《王宮のお触れ》]]の[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[通常罠]]を[[発動]]した場合、その[[通常罠]]の[[効果処理時]]は[[《王宮のお触れ》]]の[[効果]]が[[適用]]される前の状態なので、[[無効]]化されずに[[効果]]を[[適用]]できる。~
-[[魔法&罠ゾーン]]に存在する場合にしか[[適用]]されないのにもかかわらず、古い[[テキスト]]で「この[[カード]]が''[[フィールド]]''に存在する限り」と書かれているものがあるので注意。~
こういった[[カード]]は再録時に[[エラッタ]]されているが、当時から[[魔法&罠ゾーン]]でしか[[適用]]されない[[裁定]]である。~
例えば、[[《聖なる輝き》]]の[[適用]]中に[[《マジカルシルクハット》]]でそれらの[[カード]]を[[特殊召喚]]すると[[モンスターゾーン]]で[[表側表示]]になるが、[[効果]]は[[適用]]されない。~

--永続カードの[[テキスト]]に「この[[カード]]が既に[[魔法&罠ゾーン]]に存在する状態で〜された場合」と書かれている場合がある。~
(例:[[《メタファイズ・ディメンション》]][[《魂のさまよう墓場》]]等)~
この「既に[[魔法&罠ゾーン]]に存在する状態」とは、[[カードの発動]]を行い、その処理が[[適用]]された状態を指す。~
したがって、当該[[カードの発動]]に[[チェーン]]して上述の[[発動条件]]に当てはまる行動を取っても、実際にはその[[発動条件]]を満たすことができない。~
***[[カードの発動]]後、[[プレイヤー]]が[[任意>任意効果]]で[[起動>起動効果]]、または特定の条件を満たすと[[チェーンブロック]]を作って[[発動]]する[[効果]] [#t2f548da]

-永続カードが持つ「チェーンブロックを発生させる処理」について。~
[[永続罠]]は、[[裏側表示]]から[[表側表示]]にした時([[カードの発動]]をした時)の[[チェーンブロック]]でその[[効果]]を使える。~
 [[テキスト]]では「○○フェイズに、〜して発動できる」「(このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、)〜した場合、〜して発動できる」などと表記される。~

-「既に魔法&罠ゾーンに存在する状態」とは、その永続カード自身の''[[カードの発動]]''に伴う[[チェーン]]処理を全て終えた状態を指す。~
よって、その[[チェーン]]処理を行っている途中で[[発動条件]]に該当する状況になったとしても[[トリガー]]しない。~
例えば、[[《クシャトリラ・プリペア》]]の[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《無限泡影》]]が[[発動]]された場合、[[《クシャトリラ・プリペア》]]の(2)は[[発動]]できない。~
なお、この言葉は条件を明文化しただけであり、これが書かれていない[[テキスト]]でも同様の裁定である。~

-基本的に[[自分]]のみが[[効果]]を[[使用]]できる。~
例えば、[[自分]]が[[カードの発動]]をした[[《醒めない悪夢》]]の[[効果]]を[[相手]]が使う事はできない。~
当然[[《王宮の弾圧》]]や[[《エクトプラズマー》]]のように、[[使用]]できる[[プレイヤー]]が明記されていれば[[相手]]も[[使用]]できる。~

-[[永続罠]]は、[[カードの発動]]と同時に(1種類目の[[効果]]と同じタイミングで)この[[効果]]を[[使用]]できる。~
例えば、[[《醒めない悪夢》]]を[[セット]]状態から表向きにして[[カードの発動]]を行った場合、その[[発動]]時に[[ライフコスト]]を払って[[魔法・罠カード]]1枚を[[対象]]にとり、処理時にそれを[[破壊]]する事ができる。~
//サンプル:血の代償、王宮の弾圧
逆に[[永続魔法]]や[[フィールド魔法]]等は、[[裏側表示]]から[[表側表示]]にした時([[カードの発動]]をした時)の[[チェーンブロック]]内でその[[効果]]を使えない。~
こちらは[[カードの発動]]の後に改めて[[チェーンブロック]]を発生させる必要がある。
逆に[[永続魔法]]・[[フィールド魔法]]は、[[カードの発動]]時には[[使用]]できない。~
//サンプル:インフェルニティガン、フュージョン・ゲート
また[[永続罠]]であっても例外は存在し、[[《ウィジャ盤》]]の(1)は[[カードの発動]]と同時に[[使用]]することができない。(23/04/03)~

--ただし、「[[カードの発動]]時」の[[チェーンブロック]]内で何らかの処理を行う永続カードもある。~
(例:[[永続魔法]][[《燃えさかる大地》]][[《炎舞−「天キ」》]]、[[フィールド魔法]][[《古の森》]][[《オレイカルコスの結界》]]、[[永続罠]][[《マクロコスモス》]]等)~
なお、[[《光の護封剣》]]とは逆の理屈により[[チェーン]][[《サイクロン》]]で[[破壊]]される等して[[効果処理時]]に[[フィールド]]に存在しない場合、その処理は行われない。
-[[効果処理時]]に[[カード]]が[[フィールド]]に存在していない場合、基本的に処理は[[不発]]となる。~
例えば、[[《醒めない悪夢》]]が[[チェーン]]された[[《サイクロン》]]によって[[破壊]]された場合、[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する処理は[[不発]]となる。~
ただし、自身を含めた複数の[[カード]]のうちいずれかを[[フィールド]]から[[離す>離れる]][[コスト]]・[[効果]]の場合、自身を選んでも[[不発]]にならない。~
例えば、[[《オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン》]]ともう1体の[[ペンデュラムモンスター]]が[[ペンデュラムゾーン]]にある状況で、[[《オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン》]]の[[ペンデュラム効果]]を[[発動]]した場合、もう1体の[[ペンデュラムモンスター]]ではなく自身を[[破壊]]しても、[[エクストラデッキ]]から[[ペンデュラムモンスター]]を出せる。~
なお、必ず自身が含まれる[[コスト]]・[[効果]]の場合は当然[[不発]]にならない。~

-永続カードの[[テキスト]]で「この[[カード]]が[[フィールド]]上に存在する限り〜」と書かれていても、その[[効果]]が[[適用]]されるのは[[魔法&罠ゾーン]]に[[表側表示]]で存在する時に限る。~
たとえ、[[《聖なる輝き》]]が[[フィールド]]に存在する時に[[《マジカルシルクハット》]]の[[効果]]で[[モンスターゾーン]]に[[表側表示]]で出してもその[[効果]]は[[適用]]されない。~
第9期の[[テキスト]]では「この[[カード]]が[[魔法&罠ゾーン]]に存在する限り〜」と明文化されている。~
-[[罠モンスター]]が[[モンスターゾーン]]で[[発動]]する[[効果]]の場合、[[効果処理時]]に[[表側表示]]で存在せずとも[[効果]]が[[適用]]されるものがある([[罠カード]]としても扱うかどうかは問わない)。~
例えば、[[《苦紋様の土像》]]が(3)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]された[[《サイクロン》]]で[[破壊]]された場合でも、[[対象]]にした[[カード]]を[[破壊]]できる。~
//これは通常のモンスター効果と同じだから、効果処理時にフィールドに存在して適用されるか否かはカード毎に異なる。一概に言える事ではない

//-[[特殊召喚]]の手順との干渉について。~
//[[《マクロコスモス》]]と[[《王宮の鉄壁》]]の両方が[[発動]]されている時に[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する場合、[[《王宮の鉄壁》]]を[[墓地]]へ送ろうとすると[[《マクロコスモス》]]の[[効果]]が[[適用]]となり結果的に[[墓地へ送る]]事ができなくなる為、[[《王宮の鉄壁》]]を[[墓地]]へ送り[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は不可能。~
//逆に、上記の状態で[[《マクロコスモス》]]を[[墓地]]へ送り[[《トラップ・イーター》]]を[[特殊召喚]]する事は可能。
//2012/07/20公式HPのFAQより  
//永続カードというより特殊召喚関係のページに書いた方が妥当では?
-[[効果処理時]]以降も継続する[[効果]]の場合、''[[効果処理時]]より後に[[カード]]が[[フィールド]]を離れても[[適用]]され続ける''。~
[[《ブレイズ・キャノン》]]等の[[誓約効果]]も[[適用]]され続ける。~

***補足 [#gc6ee604]

-上記3種の[[効果]]を全て兼ね備えている[[カード]]として[[《肆世壊=ライフォビア》]]が存在するため、これを使って全体の流れを解説する。~
まず、[[手札]]にある[[《肆世壊=ライフォビア》]]を[[発動]]する。~
その[[効果処理時]]になった瞬間に(2)の[[効果]]が[[適用]]され、[[相手]][[モンスター]]の攻守が下がる。~
そして、それと同時に(1)の[[効果]]が[[適用]]され、[[スケアクロー]]か[[《ヴィサス=スタフロスト》]]を[[サーチ]]する。~
これで[[カードの発動]]時の処理は終了となる。~
その後、(3)の[[効果]]の[[発動条件]]を満たしている状況なら好きなタイミングで[[発動]]でき、[[効果処理時]]に[[相手]][[カード]]を[[破壊]]する。~

-1種類目の[[効果]]を持たない[[カード]]でも、ルールとして''[[カードの発動]]時には[[効果の発動]]が同時に行われる''。~
これは全く意味がないわけではなく、前述の通り2種類目の[[効果]]が[[適用]]され始めるタイミングや、[[効果の発動]]を封じる[[効果]]と関わっている。~
例えば、[[《アモルファージ・ルクス》]]は[[魔法カード]]の[[効果の発動]]を封じるが、[[ペンデュラムモンスター]]を[[魔法カード]]として[[発動]]すること([[カードの発動]])もできなくする。~

-3種類目の[[効果]]は公式データベース等では「[[チェーンブロック]]の発生する[[効果]]」と一括されているが、その[[発動]]の仕方から、[[モンスター効果]]の分類を転用して「起動効果」「誘発効果」と呼ばれる事がある。~
また、2種類目の[[効果]]も「永続効果」と呼ばれる事がある。~
//非公式用語なのでリンクは貼らないでください
これらはあくまで''非公式用語''であり、公式用語としての[[起動効果]]・[[誘発効果]]・[[永続効果]]は[[モンスター効果]]に対してのみ用いられる事に注意。~

**関連カード [#card]
***一定期間[[フィールド]]に残る[[通常魔法]] [#normalspell]
-[[《悪夢の鉄檻》]]
-[[《タイムカプセル》]]
-[[《大進化薬》]]
-[[《光の護封剣》]]

**関連リンク [#link]
-[[永続罠]]
-[[永続魔法]]
-[[装備魔法]]
-[[フィールド魔法]]
-[[ペンデュラムモンスター]]

-[[装備カード]]

-[[伏せカード]]

-[[用語集]]

**FAQ [#faq]
Q:[[相手]][[フィールド]]に[[《剣闘獣の戦車》]]が[[セット]]してあり、[[剣闘獣]][[モンスター]]が1体のみ存在しています。~
  [[自分]][[フィールド]]には[[効果モンスター]]状態の[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]がおり、[[相手]][[フィールド]]の[[剣闘獣]][[モンスター]]に[[自分]]の[[《ビッグバン・シュート》]]を[[装備]]してあります。~
  [[《ビッグバン・シュート》]]を[[コスト]]に[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]の[[効果]]を[[発動]]する場合、[[相手]][[モンスター]]はどのタイミングで[[除外]]されますか?~
  又、この状況で[[相手]]は[[《剣闘獣の戦車》]]を[[発動]]できますか? ~
A:[[コスト]]を払った時点で、[[剣闘獣]][[モンスター]]は[[除外]]されます。~
  よって、[[《剣闘獣の戦車》]]を[[発動]]するタイミングでは[[剣闘獣]][[モンスター]]は[[フィールド]]から既に存在しなくなっているので、[[《剣闘獣の戦車》]]は[[発動]]ができません。(09/07/09)

Q:[[《リビングデッドの呼び声》]]と、それにより[[特殊召喚]]された[[モンスター]]がいます。~
  その[[モンスター]]が[[破壊]]された時、直後に[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[破壊]]されますが、この処理により「[[モンスター]]が[[破壊された]]時」の[[タイミングを逃す]]ことになりますか? ~
A:いいえ、この状況でも[[タイミングを逃す]]ことはなく「[[モンスター]]が[[破壊された]]時」が[[発動条件]]の[[カード]]を[[発動]]することができます。(09/11/14)

Q:[[《リミット・リバース》]]で[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]に[[《ビッグバン・シュート》]]を[[装備]]しました。~
  [[《大嵐》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~
  [[破壊]]されますか?~
A:この場合、[[ターンプレイヤー]]の[[カード]]が持つ[[効果]]から先に処理をします。(10/07/09)

Q:[[《リミット・リバース》]]で[[特殊召喚]]された[[自分]][[モンスター]]に[[《ビッグバン・シュート》]]を[[装備]]しました。~
  [[《大嵐》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~
  [[破壊]]されますか?~
A:この場合、[[自分]]が[[破壊]]か[[除外]]かを選び処理する事ができます。(10/07/09)

Q:[[《DNA改造手術》]]で[[戦士族]]が指定されている状態で、[[《アンデットワールド》]]が[[発動]]されました。~
  そして[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が[[特殊召喚]]された後、[[戦闘破壊]]されました。~
  [[フィールド]]の[[モンスター]]は[[戦士族]]になりますか?~
A:この場合、[[フィールド]]の[[モンスター]]は[[アンデット族]]になります。(16/03/12)

Q:[[相手]]の[[フィールド]]には[[《影の王 レイヴァーテイン》]]があり、[[自分]]の[[フィールド]]には[[《時空のペンデュラムグラフ》]]、[[《紫毒の魔術師》]]([[ペンデュラムゾーン]])があります。~
  [[チェーン]]1で[[《時空のペンデュラムグラフ》]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]し、その[[対象]]は[[《紫毒の魔術師》]]と[[《影の王 レイヴァーテイン》]]です。~
  それに[[チェーン]]して[[《影の王 レイヴァーテイン》]]の(3)の[[効果]]を[[発動]]し、その[[効果]]処理で[[《永の王 オルムガンド》]]を[[特殊召喚]]し、その後、[[自分]]の[[《時空のペンデュラムグラフ》]]と[[《紫毒の魔術師》]]を素材にしました。~
  [[《時空のペンデュラムグラフ》]]の処理はしますか?~
A:ご質問の場合、[[チェーン]]1で発動した[[《時空のペンデュラムグラフ》]]の(2)の[[効果]]処理は何も行いません。(23/02/12)~