英語名 †
日本で既に発売されていたカードが、英語圏で海外版として登場する際に付けられる名前。
初期には単にローマ字にしただけの物や変な日本語が使われた物、更には元々英語だったにもかかわらずわざわざ日本語に直した物なども数多く存在したが、最近は概ね適切な翻訳が行われている。
しかし、最近のカードでも稀に適切でない訳になっていることがある。
表記言語の異なるカードであっても日本語版のカードと同一として扱う。
例えば、1つのデッキに《青眼の白龍》と《Blue-Eyes White Dragon》は合わせて3枚までしか入れる事ができない。
なお、これは英語版に限ったことではない。
- 海外版のカード名では、宗教的・暴力的な単語の使用が避けられており、意味の近い別の単語が当てられるかその単語が削られるなどの対処がとられている。
避けられている単語を羅列するときりが無いが、典型的なものとしては「ゴッド(God)」が挙げられる。
「God」が問題なのは、日本人にとっての『神』とキリスト教でいう「God」が全く違う概念であるためで、そもそも「God」を『神』と訳すのは不適当という論説もあるほどである。
よって、日本語名の『神』に当たる部分は「God」ではなく「Immortal(超越者)」・「Divine(神性)」・「Deity(神格)」といった単語が用いられている。
ただし、『女神』を意味する「ゴッデス(Goddess)」はそのようなことがないので普通に使用されている。
- 原作・アニメにおいて―
《青眼の白龍》が日本語と英語と中国語で登場している。
混乱を避けるためか、外国人が使うカードもすべて日本語である(三幻神・三邪神等の例外もあり)。
- コナミのゲーム作品において―
ゲーム作品では、海外版が存在しないカードでも独自に英語名が当てられている(主にDUEL TERMINAL出身の新規カード)。
なお、実物が登場した際には変更されることがある。
関連リンク †