*&ruby(かせき){化石}; [#top]
 [[COLLECTION PACK 2020]]で[[カテゴリ]]化される「化石」と名のついた[[融合モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[地属性]]・[[岩石族]]で統一されている。~

-属する[[モンスター]]は以下の共通点を持つ。~
-属する[[モンスター]]は[[カード名]]が「《○生代化石○○ スカル○○》」となっており、以下の共通点を持つ。~
--[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[効果]]でのみ[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できる。~

--[[レベル]]4が「新世代」、[[レベル]]6が「中世代」、[[レベル]]8が「古生代」の[[カード名]]を持つ。~

--[[融合素材]]は全て「[[岩石族]]+特定の[[レベル]]の[[モンスター]]」となっている。~
「新世代」は[[レベル]]4以下、「中世代」は[[レベル]]5・6、「古生代」が[[レベル]]7以上であり、「化石竜」は[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]という指定がプラスされる。~

--[[貫通]]・[[2回攻撃]](または[[連続攻撃]])・自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する[[効果]]のいずれかを必ず持つ。~
また、[[カード名]]における「化石○○」の部分が共通する[[モンスター]]は[[効果]]も共通するものを持っており、[[上位種]]と[[下位種]]の関係にある。~

-[[融合モンスター]]のみを指定するため、[[魔法・罠カード]]の[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]・[[《化石調査》]]・[[《化石岩の解放》]]・[[《化石発掘》]]は[[カテゴリ]]に含まれない。~

-[[《ダーク・フュージョン》]]と[[E−HERO]][[融合モンスター]]の[[裁定]]に従えば、[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]などの[[効果]]によって[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]を[[コピー]]しても化石[[融合モンスター]]は[[融合召喚]]できない。~

-2020年1月10日から1月16日にかけて行われた、[[COLLECTION PACK 2020]]の収録テーマを決める投票企画において12テーマから1位に輝き、[[OCG]]化が叶ったテーマである。~

-その名の通り「化石」をテーマにした[[カテゴリ]]である。~
化石とは、古い時代の生物の死体や痕跡(足跡など)が、鉱物化したり無機物に取り込まれるなどして、現代まで形を保ったまま残されたものを言う。~
後述の使用者であるジムは地質学のフィールドワークを行っており、化石の発掘にも携わっていたという彼にはぴったりのテーマと言えるだろう。~

--だが、属する[[モンスター]]には「[[騎士>戦士族]]」(=人間)、「[[マシン>機械族]]」など、骨でできているだけで古代生物とはおよそ縁遠いモチーフの[[モンスター]]もいる。~
これについては、アニメでジムが「まだ化石というものを知らなかった頃の人間は、化石を[[ドラゴン>ドラゴン族]]の骨だと大騒ぎした」というエピソードを語っている。~
この[[カテゴリ]]にも、そのような現実の古生物学の対象としての化石から離れた、想像・ロマンとしての側面が反映されているのだろう。~

--[[カード名]]にある「古生代」「中生代」「新生代」とは、地質学や古生物学における時代区分の名称であり、左に行くほど古い。~
[[《タイム・ストリーム》]]の特性や各自の[[ステータス]]などを考えると、これらの[[モンスター]]は古いほど強いということなのだろう。~
現実の化石でも、保存状態や全体数などで差異は生じるものの、概ね古い時代ほど希少価値が高いとされている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにてジム・クロコダイル・クックが使用した[[融合モンスター]]群。~
アニメでは[[OCG]]と以下の共通点が異なっていた。~

--[[融合素材]]は「[[自分]]の[[墓地]]の[[岩石族]][[モンスター]]+[[相手]]の[[墓地]]の特定[[レベル]]・[[種族]]の[[モンスター]]」で統一されている。~

--[[カード名]]の「○生代化石△」の「○生代」は[[融合素材]]とする[[レベル]]で決まり、「新生代([[レベル]]4以下)」「中生代([[レベル]]5・6)」「古生代([[レベル]]7以上)」となる。~
一方、「化石△」は[[融合素材]]とする[[種族]]によって決まり、「化石竜([[恐竜族]])」「化石マシン([[機械族]])」「化石騎士([[戦士族]])」となる。~

---なお、作中では「中生代化石竜([[レベル]]5・6の[[恐竜族]])」のみ登場しなかった。~

---上記の描写からして、当時存在した20種類の[[種族]](もしくは[[岩石族]]自身を除いた19[[種族]])それぞれを[[融合素材]]とする、「新生代」「中生代」「古生代」の[[融合モンスター]]が存在したものと推測される。~
全[[種族]]・全形態を網羅するとなると膨大な枚数が必要だが、当時のルールでは[[融合デッキ]](現在の[[エクストラデッキ]])に枚数制限が無かったため一応は成立した。~
流石にこのままでは収録枚数が膨大となるので、[[OCG]]及び下記のゲーム版では[[種族]]指定が無くなった。~
代わりに[[OCG]]では[[相手]]の[[墓地]]という指定の有無で、ゲーム版では[[レベル]]条件をずらして「化石騎士」と「化石竜」の区別がされている。~

--未[[OCG]][[カード]]として《古生代化石マシン スカルコンボイ》・《中生代化石マシン スカルワゴン》・《新生代化石マシン スカルバギー》が存在する。~

--アニメGXの3年目ではジムを含む4人の留学生がメインキャラクターとして登場した。~
しかし、残る3人が主軸とする[[カテゴリ]]はアニメ放映中に[[OCG]]化されたのに対し、ジムに関しては[[カテゴリ]]外の[[モンスター]]が2体[[OCG]]化しただけで、メインであるこの[[カテゴリ]]の[[OCG]]化はアニメ放映後12年近く叶わなかった。~
アニメにおける[[種族]]と密接に関連した描写から[[効果]]の完全再現が難しかったことも影響している可能性があるが、いずれにせよ一部ファンからは[[OCG]]化の要望が高かった。~
上述の投票企画で1位に輝いたのはその期待の表れとも言えるだろう。~

--「[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にする」というコンセプトは、[[OCG]]では先に[[《召喚魔術》]]を擁する[[召喚獣]]で登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCE シリーズでは2の時点から、「化石騎士」[[モンスター]]3種と[[《古生代化石竜 スカルギオス》]]及び[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]・[[《タイム・ストリーム》]]が[[オリジナルカード]]として登場していた。~
なお、ゲームに収録されるにあたって「[[相手]]の[[墓地]]の特定の[[種族]]を[[融合素材]]に指定する」という要素はなくなっており、特定の[[レベル]]のみを指定している。~
(ちなみに、[[レベル]]を持たない[[モンスター]]である[[エクシーズモンスター]]が導入されたのはTF6からであり、「[[墓地]]に[[モンスター]]がいるが[[融合素材]]にはできない」という事態は現在と違いまず起きなかった)~

**関連リンク [#link]
―「化石」と名のついた[[モンスター]]~
// ※は「化石」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]

-[[融合モンスター]]
--[[レベル]]4
---[[《新生代化石騎士 スカルポーン》]]
---[[《新生代化石竜 スカルガー》]]
--[[レベル]]6
---[[《中生代化石騎士 スカルナイト》]]
--[[レベル]]8
---[[《古生代化石騎士 スカルキング》]]
---[[《古生代化石竜 スカルギオス》]]

―「化石」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]
-[[《タイム・ストリーム》]]

―[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//「化石」融合モンスターの融合召喚に必須カードのサポートなので、その他から分離
-[[《風化戦士》]]

-[[《標本の閲覧》]]
-[[《奇跡の穿孔》]]

―その他のリンク
-[[《化石調査》]] 

-[[《化石岩の解放》]]
-[[《化石発掘》]] 

-[[カテゴリ]]

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