*&ruby(かせき){化石};/Fossil [#top] [[COLLECTION PACK 2020]]で[[カテゴリ]]化された「化石」と名のついた[[融合モンスター]]群。~ 属する[[モンスター]]は全て[[地属性]]・[[岩石族]]で統一されており、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[効果]]でのみ[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できる共通点を持っている。~ -[[レベル]]4の「新生代」と名の付いた[[モンスター]]、[[レベル]]6の「中生代」と名の付いた[[モンスター]]、[[レベル]]8の「古生代」と名の付いた[[モンスター]]で構成されている。~ いずれの[[モンスター]]も、[[貫通]]・[[2回攻撃]](または[[連続攻撃]])といった[[戦闘]]に関する[[効果]]を持つ。~ 加えて、「新生代」「中生代」の[[モンスター]]は、全て自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する[[効果]]を持つ。~ また、[[カード名]]における「化石△△」の部分が共通する[[モンスター]]は[[効果]]も共通するものを持っており、[[上位種]]と[[下位種]]の関係にある。~ ~ |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''[[カード名]]''|''[[レベル]]''|>|''[[融合素材]]''|>|''[[戦闘]]に関する[[効果]]''|''その他の[[効果]]''| |>|>|>|>|>|>|~化石騎士| |[[《新生代化石騎士 スカルポーン》]]|4|[[岩石族]]|[[レベル]]4以下の[[モンスター]]|>|[[モンスター]]に[[2回攻撃]]|[[墓地コスト]]として自身を[[除外]]し、[[《タイム・ストリーム》]]1枚を[[サーチ]]| |[[《中生代化石騎士 スカルナイト》]]|6|~|[[レベル]]5・6の[[モンスター]]|[[貫通]]|[[連続攻撃]]|[[墓地コスト]]として自身を[[除外]]し、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[対象]]にとって[[破壊]]| |[[《古生代化石騎士 スカルキング》]]|8|~|[[レベル]]7以上の[[モンスター]]|[[貫通]]|[[2回攻撃]]|[[相手]][[ターン]]に、[[手札]]1枚を[[効果]]で[[捨てて>捨てる]]、[[相手]][[モンスター]]1体を[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]| |>|>|>|>|>|>|~化石マシン| |[[《新生代化石マシン スカルバギー》]]|4|[[自分]]の[[墓地]]の[[岩石族]]|[[レベル]]4以下の[[モンスター]]|>|[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時、600[[ダメージ]]|[[墓地コスト]]として自身を[[除外]]し、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[カード名]]が記された[[モンスター]]1体を[[サーチ]]| |[[《中生代化石マシン スカルワゴン》]]|6|~|[[レベル]]5・6の[[モンスター]]|[[モンスター]]への[[2回攻撃]]|[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時、800[[ダメージ]]|[[墓地コスト]]として自身を[[除外]]し、[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[対象]]にとって[[破壊]]| |[[《古生代化石マシン スカルコンボイ》]]|8|~|[[レベル]]7以上の[[モンスター]]|[[モンスター]]への[[3回攻撃>2回攻撃]]|[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時、1000[[ダメージ]]|[[融合召喚]]した自身が存在する場合、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を、その[[モンスター]]の[[元々の守備力]]分ダウン| |>|>|>|>|>|>|~化石竜| |[[《新生代化石竜 スカルガー》]]|4|[[岩石族]]|[[相手]]の[[墓地]]の[[レベル]]4以下の[[モンスター]]|>|[[貫通]]|[[墓地コスト]]として自身を[[除外]]し、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]1枚を[[サーチ]]| |[[《古生代化石竜 スカルギオス》]]|8|~|[[相手]]の[[墓地]]の[[レベル]]7以上の[[モンスター]]|[[戦闘]]を行う[[モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]を入れ替える|[[貫通]]|[[融合召喚]]している場合、[[相手]]に与える[[戦闘ダメージ]]が倍になる| ~ -[[化石]][[融合モンスター]]は[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]による[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できず、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]は[[化石]][[融合モンスター]]しか[[融合召喚]]できない為、''[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]などの[[効果]]によって[[コピー]]することはできない''。~ -[[融合モンスター]]のみを指定するため、[[魔法・罠カード]]の[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]・[[《化石調査》]]・[[《化石岩の解放》]]・[[《化石発掘》]]は[[カテゴリ]]に含まれない。~ //--[[《化石岩の解放》]]が[[英語名]]に「Fossil」の名称を持たないためだろう。~ //融合モンスター前提のカテゴリなんだから関係ない -2020年1月10日から1月16日にかけて行われた、[[COLLECTION PACK 2020]]の収録テーマを決める投票企画において12テーマから1位に輝き、[[OCG]]化が叶ったテーマである。~ -その名の通り「化石」をテーマにした[[カテゴリ]]である。~ 化石とは、古い時代の生物の死体や痕跡(足跡など)が、鉱物化したり無機物に取り込まれるなどして、現代まで形を保ったまま残されたものを言う。~ 後述の使用者であるジムは地質学のフィールドワークを行っており、化石の発掘にも携わっていたという彼にはぴったりのテーマと言えるだろう。~ --だが、属する[[モンスター]]には「[[騎士>戦士族]]」(=人間)、「[[マシン>機械族]]」など、骨でできているだけで古代生物とはおよそ縁遠いモチーフの[[モンスター]]もいる。~ これについては、アニメでジムが「まだ化石というものを知らなかった頃の人間は、化石を[[ドラゴン>ドラゴン族]]の骨だと大騒ぎした」というエピソードを語っている。~ この[[カテゴリ]]にも、そのような現実の古生物学の対象としての化石から離れた、想像・ロマンとしての側面が反映されているのだろう。~ --[[カード名]]にある「新生代」「中生代」「古生代」とは、地質学や古生物学における時代区分の名称であり、右に行くほど古い。~ [[《タイム・ストリーム》]]の特性や各自の[[ステータス]]などを考えると、これらの[[モンスター]]は古いほど強いということなのだろう。~ 現実の化石でも、保存状態や全体数などで差異は生じるものの、概ね古い時代ほど希少価値が高いとされている。~ なお、[[英語名]]ではこれらの時代区分に相当する単語は省かれている。~ --[[イラスト]]デザインにおいても、「新生代」から「古生代」へと向かうに従って、生身の部分がなくなり骨だけになっていく傾向がある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにてジム・クロコダイル・クックが使用した[[融合モンスター]]群。~ --アニメでの[[融合素材]]は「[[自分]]の[[墓地]]の[[岩石族]][[モンスター]]+[[相手]]の[[墓地]]の特定の[[レベル]]・[[種族]]の[[モンスター]]」だった。~ //[[融合素材]]の[[種族]]によって[[カード名]]の「化石△△」が決まり、[[恐竜族]]は「化石竜」、[[機械族]]は「化石マシン」、[[戦士族]]は「化石騎士」となる。~ [[相手]]の[[墓地]]の[[融合素材]]の[[レベル]]・[[種族]]によって[[カード名]]の「○生代化石△△」が決まっていた。~ ---なお、作中では「中生代化石竜([[レベル]]5・6の[[恐竜族]])」のみ登場しなかった。~ ---[[OCG]]においては「化石」でひとくくりにされているが、アニメでは[[《タイム・ストリーム》]]の[[効果]]により「新生代」「中生代」「古生代」と更に細分化されていた。~ ---アニメ版では[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[効果]]でのみ[[特殊召喚]]できたが、[[OCG]]においては[[正規の手順で特殊召喚すれば>蘇生制限]][[蘇生]]・[[帰還]]は可能である。 ---上記の描写からして、当時存在した20種類の[[種族]](もしくは[[岩石族]]自身を除いた19[[種族]])それぞれを[[融合素材]]とする、「新生代」「中生代」「古生代」の[[融合モンスター]]が存在したものと推測される。~ 全[[種族]]・全形態を網羅するとなると膨大な枚数が必要だが、当時のルールでは[[融合デッキ]](現在の[[エクストラデッキ]])に枚数制限が無かったため一応は成立した。~ 流石にこのままでは収録枚数が膨大となるので、[[OCG]]及び下記のゲーム版では[[種族]]指定が無くなった。~ 代わりに[[OCG]]では[[自分]]・[[相手]]という指定の有無で3種の区別が、ゲーム版では[[レベル]]条件をずらして「化石騎士」と「化石竜」の2種の区別がされている。~ --アニメGXの3年目ではジムを含む4人の留学生がメインキャラクターとして登場した。~ しかし、残る3人が主軸とする[[カテゴリ]]はアニメ放映中に[[OCG]]化されたのに対し、ジムに関しては[[カテゴリ]]外の[[モンスター]]が2体[[OCG]]化しただけで、メインであるこの[[カテゴリ]]の[[OCG]]化はアニメ放映後12年近く叶わなかった。~ アニメにおける[[種族]]と密接に関連した描写から[[効果]]の完全再現が難しかったことも影響している可能性があるが、いずれにせよ一部ファンからは[[OCG]]化の要望が高かった。~ 上述の投票企画で1位に輝いたのはその期待の表れとも言えるだろう。~ --「[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にする」というコンセプトは、[[OCG]]では先に[[《召喚魔術》]]を擁する[[召喚獣]]で登場している。~ //--アニメでは[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の効果でのみ[[特殊召喚]]できるモンスターも多かったが、[[OCG]]化に際して、多くの[[モンスター]]や関連カードに[[墓地]][[除外]][[効果]]を含む(2)の効果の追加が行われ、多くの場合、痛烈な弱体化がなされるアニメ出身カードの[[OCG]]化とは対照的に、[[OCG]]化に際して、総じて強化されていると言える。 //アニメ出身が弱体化されるっていつの話さ //煉獄の釜じゃあるまいしかなり蛇足な記述 -コナミのゲーム作品において―~ TAG FORCEシリーズでは2の時点から、「化石騎士」[[モンスター]]3種と[[《古生代化石竜 スカルギオス》]]及び[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]・[[《タイム・ストリーム》]]が[[オリジナルカード]]として登場していた。~ なお、ゲームに収録されるにあたって「[[相手]]の[[墓地]]の特定の[[種族]]を[[融合素材]]に指定する」という要素はなくなっており、特定の[[レベル]]のみを指定している。~ (ちなみに、[[レベル]]を持たない[[モンスター]]である[[エクシーズモンスター]]が導入されたのはTAG FORCE 6からであり、「[[墓地]]に[[モンスター]]がいるが[[融合素材]]にはできない」という事態は現在と違いまず起きなかった。)~ **関連リンク [#link] ―「化石」と名のついた[[融合モンスター]]~ // ※は「化石」に関する[[効果]]を持つ[[融合モンスター]] -[[レベル]]4(新生代) --[[《新生代化石騎士 スカルポーン》]] --[[《新生代化石マシン スカルバギー》]] --[[《新生代化石竜 スカルガー》]] -[[レベル]]6(中生代) --[[《中生代化石騎士 スカルナイト》]] --[[《中生代化石マシン スカルワゴン》]] -[[レベル]]8(古生代) --[[《古生代化石騎士 スカルキング》]] --[[《古生代化石マシン スカルコンボイ》]] --[[《古生代化石竜 スカルギオス》]] ―「化石」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《フリント・クラッガー》]] -[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]] -[[《タイム・ストリーム》]] ―[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]] //「化石」融合モンスターの融合召喚に必須カードのサポートなので、その他から分離 -[[《風化戦士》]] -[[《シェル・ナイト》]] -[[《フリント・クラッガー》]] -[[《標本の閲覧》]] -[[《奇跡の穿孔》]] ―その他のリンク -[[《化石調査》]] -[[《化石岩の解放》]] -[[《化石発掘》]] -[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]] -[[《マンモ・フォッシル》]] -[[《リビング・フォッシル》]] -[[【化石】]] -[[カテゴリ]] **FAQ [#faq] Q:[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]と[[《チェーン・マテリアル》]]を組み合わせて、[[自分]]の[[デッキ]]内の[[モンスター]]2体を[[融合素材]]として[[《新生代化石騎士 スカルポーン》]]や[[《新生代化石竜 スカルガー》]]を[[融合召喚]]できますか?~ A:適切な[[融合素材]]を[[自分]]の[[デッキ]]から[[除外]]する事で、[[《新生代化石騎士 スカルポーン》]]は[[融合召喚]]できます。~ [[《新生代化石竜 スカルガー》]]は[[融合素材]]の「[[相手]]の[[墓地]]の」という条件が満たせないため[[自分]]の[[デッキ]]内のみを[[融合素材]]として[[融合召喚]]する事はできません。(20/12/11) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。