回転 †
そのデッキで想定した戦術を滞りなく行えること。
口語的に「回る」とも言う。
転じて、デッキのテストプレイを行うことを「回す」、使いやすい(使いにくい)デッキを「回しやすい(回しにくい)」等と表現することもある。
また、思い通りのカードを素早く手札に加えて使用することができるデッキは「回転が速い」と言われる。
回転の良さは手札事故の起こりにくさに直結するため、デッキを構築するに当たっては常に意識しておきたい。
やりたいことがはっきりしているデッキは回転が良く、あれもこれもと詰め込みすぎているデッキは回転が悪い。
デッキをうまく回転させるには、以下のような心得が欠かせない。
- 出来るだけ戦略・戦術を単純化し、無理のないコンボパターンを考えること
- 投入カード間のシナジーを考慮すること
- サーチ・デッキ圧縮・手札交換・蘇生・サルベージといった、必要なカードを確保しやすくするためのギミックを仕込むこと
- 【スタンダード】が強いとされる理由の一つに、単体でも強いカードが多い=その場その場で思い通りに動かせるという回転の良さが挙げられる。
対するコンボデッキは、特定のカードを特定の順番で使用しなければならず、その分回転が悪くなるという弱点がある。
- 回転の中核となるカードやギミックを「エンジン」と言うこともある。
- 第2回カリスマデュエリスト最強決定戦では手札交換の意味で使われた。
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