回復/Increase the Life Points †
- ライフポイントの数値が上昇すること。(本項で解説)
- アドバンテージの損失を取り戻すこと。(→アドバンテージ)
ライフが増える事は確かに有利には違いないが、回復したところで相手は倒せないため、ダメージよりも劣って見られることが多い。
ただし、莫大なライフコストが必要だが強烈なリターンがあるカードがある場合なら、回復はそれなりの意味を成す。
《ソウル・チャージ》や《デビル・フランケン》がその典型であり、他には《お注射天使リリー》や《エンシェント・リーフ》、サイキック族全般が該当する。
また、《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》や《機皇帝グランエル∞》に《九十九スラッシュ》など自分のライフ量により凄まじい爆発力を発揮するモンスターや魔法カードも登場したので、これらを軸にするデッキならば回復ギミックは重要になってくる。
そのほか、《マジカル・アンドロイド》のような、メインデッキを圧迫しない汎用性の高いものは採用されやすい。
更に、アロマという回復行為自体に意味のあるテーマも登場してきている。
- 旧テキストフォーマットでは「ライフを○○ポイント得る」等と書かれているが、これと同義である。
- 原作・アニメにおいて―
アニメではOCGに比べ、多くのデュエリストがバーンメタに加え回復カードを投入している。
初期のライフポイントが4000であるため、回復の重要性も高いのだろう。
- アニメVRAINSのスペクターは、「聖天樹」と「聖蔓」モンスター及びそのサポートカードのライフ回復効果を用いて、相手からのダメージを減少または相殺しつつ立ち回る珍しいタイプのデュエリストである。
彼のデッキに対し、ブルーエンジェルは「守りに徹している」、Playmakerは「究極のディフェンスデッキ」とそれぞれ評している。
なお、スペクター本人は「どうせなら絶対防御と言って貰いたい」とブルーエンジェルの評価に関してやや不服な態度を見せている。
ちなみに、この回復を戦術の根幹としたデッキを使ったのは現状彼のみである。
- アニメVRAINSのゴーストガールやブラッドシェパードは「vs Playmaker」戦では、彼のスキル「Storm Access」を警戒してか、Playmakerのライフポイントが1000以下にしたままターンを明け渡さないように心掛けている。
その戦術の一環として、Playmakerのライフが1000以下になった場合、スキルやモンスター効果を用いてPlaymakerのライフを1001以上に回復させている。
関連カード †
―ライフポイントを回復させるカードについてはライフ回復を参照。
―それ以外のライフ回復に関する効果を持つカード
関連リンク †