壊獣/Kaiju †
EXTRA PACK 2016でカテゴリ化される「壊獣」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て最上級モンスターで構成されており、特殊召喚モンスターの《Super Anti-Kaiju War Machine Mecha-Dogoran》?を除いて以下の効果を共通して持っている。
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
《Super Anti-Kaiju War Machine Mecha-Dogoran》?のみ相手フィールドへの特殊召喚はできないが、それ以外は他の壊獣とほぼ同様である。
相手フィールドに特殊召喚する際に相手モンスターをリリースするので、効果耐性を無視した優秀な除去として機能する。
そして、この方法で相手フィールドに特殊召喚した後は、別の壊獣が自分フィールドに特殊召喚できるようになっている。
これらの特性上、最上級モンスターでありながら比較的腐りにくい。
また、この他にも、壊獣カウンターをコストとして発動できる固有の効果も持っている。
ステータスが高い上に相手フィールドの壊獣カウンターも利用でき、さらに相手ターンでも効果を使える壊獣もいる。
そのため、相手フィールドに特殊召喚する壊獣の選択は慎重に行い、できる限り相手ターンまで温存させないようにしたい。
- 魔法・罠カードはカテゴリ成立当初は壊獣の名前を持つだけだったが、《The Kaiju Files》?の登場によってこのカテゴリに含まれることになった。
ただし、その効果に対応しない《The Kaiju Files》?自体は含まれない。
- 「壊獣」というのは「怪獣」のもじりだろう。
相手フィールドに怪獣が出現し、それを倒すべく自分フィールドにも怪獣が現れるという構図は、日本の怪獣映画でおなじみの展開である。
英語名の「Kaiju」という言葉は海外の怪獣映画ファンが日本独自の怪獣と、日本以外の怪獣映画に登場するモンスターを区別するために使っていたもので、昔から一部の外国人にも通じる表現ではあった。
近年は「パシフィック・リム」など海外の映画作品等でも「Kaiju」が使われる例が増えてきており、徐々にメジャー化してきている。
- 海外版で「Kaiju」として登場し、日本語版では「壊獣」という表記になっている。
相手モンスターを除去する事から破壊と怪獣を掛けたのだろうか。
なお、読み方は「かいじゅう」で問題ないのだが、検索をかける際等には注意。
関連リンク †
―「壊獣」と名のついたモンスター
※は「壊獣」に関する効果を持つモンスター
- ※《怒炎壊獣ドゴラン》
- ※《Gadarla, the Mystery Dust Kaiju》?
- ※《Gameciel, the Sea Turtle Kaiju》?
- ※《Jizukiru, the Star Destroying Kaiju》?
- ※《Kumongous, the Sticky String Kaiju》?
- ※《Radian, the Multidimensional Kaiju》?
- ※《Super Anti-Kaiju War Machine Mecha-Dogoran》?
- ※《Thunder King, the Lightningstrike Kaiju》?
―「壊獣」と名のついた魔法・罠カード
※は「壊獣」に関する効果を持つ魔法・罠カード
- ※《Interrupted Kaiju Slumber》?
- ※《Kaiju Capture Mission》?
―「壊獣」に関する効果を持つカード
- 《Kyoutou Waterfront》?
- 《The Kaiju Files》?
―「壊獣」に関するカウンター
―その他のリンク