壊獣(かいじゅう)/Kaiju

 EXTRA PACK 2016カテゴリ化された「壊獣」と名のついたカード群。
 属するモンスターは全て最上級モンスターで構成されており、特殊召喚モンスター《対壊獣用決戦兵器スーパーメカドゴラン》を除いて以下の共通する3つのルール効果を持つ。

(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

 《対壊獣用決戦兵器スーパーメカドゴラン》のみ相手フィールドへの特殊召喚はできないが、それ以外は他の壊獣とほぼ同様である。

 (1)のルール効果により、相手モンスターリリースして相手フィールド特殊召喚する。
 このリリースは「特殊召喚のための手順」であり効果ではないため、効果を受けない耐性を無視して除去が可能。
 この特殊召喚は「条件による特殊召喚」であり、特殊召喚宣言されたならば、いかなるカードであってもこのリリース自体を止めることはできない。
 (《神の宣告》等「条件による特殊召喚」を無効にするカードは当然発動できるが、特殊召喚無効にしてもこのリリースは防げない。)
 対抗するには、《虚無空間》《生贄封じの仮面》などを事前に発動して特殊召喚リリースそのものを禁止するしかない。

 (1)の方法で相手フィールド特殊召喚した後は、(2)の効果によって別の壊獣を自分フィールド特殊召喚できるようになっている。
 これらの特性上、最上級モンスターでありながら比較的腐りにくい。
 また、この他にも、壊獣カウンターコストとして発動できる固有の効果も持つ。
 ステータスが高い上に相手フィールド壊獣カウンターも利用でき、さらに相手ターンでも効果を使える壊獣もいる。
 そのため、相手フィールド特殊召喚する壊獣の選択は慎重に行い、できる限り相手ターンまで温存させないようにしたい。

関連リンク

―「壊獣」と名のついたモンスター
 ※は「壊獣」に関する効果を持つモンスター

―「壊獣」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「壊獣」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―「壊獣」に関する効果を持つカード

―「壊獣」に関するカウンター

―その他のリンク

FAQ

Q:相手フィールドの壊獣モンスター1体をリリースして相手フィールドに壊獣モンスター特殊召喚することはできますか?
A:いいえ。できません。(16/09/10)

Q:自分フィールドの壊獣モンスター1体となんらかのモンスター1体の計2体をリリースして壊獣モンスター表側攻撃表示アドバンス召喚することはできますか?
A:いいえ。できません。ただし、裏側守備表示アドバンス召喚することは可能です。(16/09/10)

Q:《洗脳解除》《スキルドレイン》が存在し、自分フィールド上に壊獣が存在しています。
 相手フィールド上に壊獣を特殊召喚した場合どうなりますか?
A:相手フィールド特殊召喚された壊獣が、《洗脳解除》効果自分フィールドに戻ります。
 「「壊獣」モンスター自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果《スキルドレイン》無効になっているので、2体以上の壊獣を自分フィールド表側表示で存在させる事ができます。(16/09/15)

Q:自分フィールドに壊獣モンスターが存在しない時に墓地の壊獣モンスターを2体以上対象にして《ソウル・チャージ》発動できますか?
A:はい、発動でき、対象に選択したモンスター特殊召喚されてライフポイントを失う処理を行った後に1体になるように他の壊獣モンスターを選んで破壊する事になります。(16/09/15)

Q:自分フィールドに壊獣モンスターが存在しない時にペンデュラム召喚で壊獣モンスターを2体以上特殊召喚できますか?
A:はい、壊獣モンスターを複数特殊召喚でき、特殊召喚後に1体になるように他の壊獣モンスターを選んで破壊する事になります。(16/09/15)

Q:自分フィールド《怒炎壊獣ドゴラン》相手フィールド《海亀壊獣ガメシエル》が存在する時、《造反劇》《海亀壊獣ガメシエル》対象効果発動できますか?
  それとも「フィールドに1体しか表側表示で存在できない」に引っかかり発動自体ができませんか?
A:発動できます。
  ただし、コントロールが移動した直後に《海亀壊獣ガメシエル》破壊されます。(16/11/02)