*巻き戻し [#x0a77e10]
 「巻き戻し」という言葉は以下の2つのことを指す。

-[[バトルステップの巻き戻し]]

-[[優先権]]に違反した[[プレイ]]が行われた場合、異議を唱えて[[プレイ]]を巻き戻すこと~
(このページではこちらを扱う)
--[[《破壊輪》]][[《地獄の扉越し銃》]]の連続[[発動]]の[[チェーン]]や、[[《王宮のお触れ》]][[発動]]中に[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《非常食》]]の[[チェーン]]、[[《マジック・キャプチャー》]]や[[《トラップ・キャプチャー》]]の[[発動]]の際、[[相手]]に確認せずに連続[[発動]]すると、「巻き戻し」をされて[[チェーン]]して[[クイックエフェクト]]を[[発動]]されることにより[[コンボ]]が成立しなくなることがある。~
一つめの[[発動]]後、きっちり[[相手]]の[[優先権]]の放棄の確認の後に次の[[発動]]を繋げたいところである。

**[[《マインドクラッシュ》]]等と巻き戻し [#u4e342be]
 このカードが流行しはじめた頃は、1手1手厳密なプレイを行わない[[プレイヤー]]に対して巻き戻しが流行した時期でもある。~

 ルール上、[[ターンプレイヤー]]が[[ドローフェイズ]]の[[ドロー]]後、[[フェイズ]]移行[[宣言]]を行わずに[[メインフェイズ]]に入り、カードを[[プレイ]]した場合は巻き戻しを要求できる。~
 そこで、敢えて[[スタンバイフェイズ]]の終了[[宣言]]省略を見過ごし、[[相手]]の[[メインフェイズ]]にカードが[[プレイ]]された瞬間に『こちらは[[スタンバイフェイズ]]に[[《マインドクラッシュ》]]等を[[発動]]するつもりだった』として巻き戻し要求するというプレイングが誕生した。~
 勿論[[《マインドクラッシュ》]]等で指名するのは先ほど[[プレイ]]した[[モンスター]]や[[魔法カード]]である。~
// 分かりやすく言うならば、~
// 「俺の[[ターン]]、[[ドロー]]![[《魔導戦士 ブレイカー》]][[召喚]]!」~
// 「おっと、俺は[[スタンバイフェイズ]]に[[《マインドクラッシュ》]]を[[発動]]するつもりだった。~
//  よって[[スタンバイフェイズ]]に戻し、[[《マインドクラッシュ》]][[発動]]![[《魔導戦士 ブレイカー》]]を[[宣言]]する!」~
// といった具合である。

 当時は[[ピーピング]]手段をこの方法に頼るデュエリストが多数現れ、不快な思いをする事も多かった。~
 (もちろん、[[フェイズ]]移行[[宣言]]をしなかった[[プレイヤー]]にも問題は有る。)~
 (もちろん、[[フェイズ]]移行[[宣言]]は明確に行うべきではあるが。)~
 このカードの流行後、巻き戻されないように[[スタンバイフェイズ]]や[[バトルフェイズ]]への移行を明言するようになっていった。~

 特にフリープレイではなく大会に出場する場合は、必ずこのような巻き戻しに対する予防策を用意し、適切な[[プレイ]]を心がけたいところである。~
 [[相手]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[プレイ]]するカードは自ら[[宣言]]するという取り決めや、[[相手]]の[[伏せカード]]がある時の各[[フェイズ]]終了の[[宣言]]等を確実に行いたい。~

//(《マインドクラッシュ》の悪用の記述について)
//議論開始した日付:2007/07/07
//議論結果:「非紳士的な行為だがフェイズ宣言を行わない方にも問題あり」という書き方で決着

-原作・アニメにおいて―~
「十代vsエックス」で、十代が[[ドロー]]直後に[[《E・HERO スパークマン》]]を[[召喚]]したとき、~
エックスは「おおっとその前に…」と言って《モンスターレジスター》を[[召喚]]より(ルール上は)先に[[発動]]した。

**関連リンク [#v4986a22]
-[[バトルステップの巻き戻し]]

-[[優先権]]

-[[用語集]]