環境 †
「どんなカードが存在しているか」「どんなカードが流行っているか」「どんなデッキが大会で大多数を占めるか」をまとめて「環境」という。
大会で勝ち抜くためには環境を把握することが非常に重要である。
環境は常に変化する。
環境変化の要因としては新カードの登場・制限改訂・ルール改訂・裁定変更、それによる新コンボや新シナジーの発見などが挙げられる。
環境の変遷についてはデッキ・カードプールの変遷、遊戯王OCGの歴史を参照。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメにおいても、環境は回を進むごとに変化している事が描写される作品も少なくない。
原作では最新カードである《ドラゴン族・封印の壺》の使用時にペガサスが、(当時最強であった)《青眼の白龍》でも無力である事を挙げ、「このゲームは日々進化をしている」と述べている。
また、スーパーエキスパートルールの移行や効果モンスターの増加により、「王国編」までに使われていた上級モンスターの殆どは姿を消している。
アニメ5D'sでは、《眠れる巨人 ズシン》の話題の際にジャックが「今のデュエルの戦術はハイスピードでモンスターを回していくデュエルが主流」と発言しており、事実GX以前と比べてターン数の平均は減っている。
- アニメARC-Vの第21話ではデュエル雑誌「Dステップ」内に【トマハン】などが紹介されており、スタンダード次元ではこちらの世界でいう第2〜3期辺りの環境であることが伺える。
一方で、その雑誌内ではこちらの世界での第2〜3期当時には存在しなかった《黄泉ガエル》が付録カードになっており、こちらの世界の環境とは違った一面も垣間見える。
また、シンクロ次元などではそれぞれの召喚法しか流通していない描写もあり一種の特殊な環境と言え、シンクロの場合は融合モンスターやレベルを持たないエクシーズモンスターに驚く一面も見られる。
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