- 4つの属性にそれぞれ100体以上のモンスターが属しており、6つの属性全てに種族統一カテゴリが存在している。
また、神属性を除く6つの属性全てに50種類以上のモンスターが属したのは戦士族に続く2例目である。
- シンクロモンスターやエクシーズモンスターなど、多くのモンスター種別で種族別総種類数上位に入っており、新システムの導入にも優遇されてきた種族と言える。
- その一方で「機械」という存在からはイメージし辛いためか、儀式モンスターは長年未登場の状態が続いていた。
デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズにて21年越しに、儀式モンスターである《竜儀巧−メテオニス=DRA》と《竜儀巧−メテオニス=QUA》が登場した。
- シンクロンなどのカテゴリに属するものを中心に、実に80種類を超えるチューナーを擁する種族で、これは全種族中圧倒的最多種類数を誇る。
- 《強化支援メカ・ヘビーウェポン》や《マシンナーズ・ギアフレーム》をはじめとする、種族専用ユニオンを多数有している。
ユニオンのシリーズカードであるVWXYZやABCの存在もあるため、ユニオンを象徴する種族であるとも言えるだろう。
- 前述した儀式モンスターと同じく、「機械」のイメージと反するためか、この種族のスピリットは登場していない。
ロボットや戦闘機や乗り物などの、機械仕掛けのモンスターが属する種族。
初期の頃は比較的マイナーな種族だったが、アニメで機械族デッキを使用するキャラが多数登場し、それらのOCG化により勢力を拡大した。
現在では戦士族に次ぐ種類数を誇る種族となり、ガジェットや《人造人間−サイコ・ショッカー》など環境を彩ったモンスターも多く属している。
《キャノン・ソルジャー》およびその派生モンスターなど、容易に1ターンキルに繋がるコンボが開発されたことで禁止カードに指定された経験があるものも多く見られる。
第2期になって《リミッター解除》が登場してからは、戦闘ダメージによる1ターンキルを得意とする種族として認識されるようになった。
《パワー・ボンド》や《キメラテック・オーバー・ドラゴン》などの存在もあるため、事実この種族の持つ1ターンキルの性質は非常に強いと言える。
他にも《デビル・フランケン》やエラッタ前の《ダーク・ダイブ・ボンバー》など、種族の枠を越えた1ターンキルを象徴するモンスターも属している。
漫画やアニメ作品において数多くの機械族テーマデッキ使いが登場し、結果OCGにおいても非常に多くのカテゴリを擁する種族でもある。
またカテゴリにまでは至らないものでも、VWXYZや列車、《リボルバー・ドラゴン》・《機械王》関連などのシリーズカードも多く見られる。
さらにジェネクスやディフォーマーなど、属するモンスターの大多数が機械族で構成された「準機械族テーマ」とも言えるカテゴリも多数存在している。
サポートカードに関しては、種族に加えレベル・属性などにも指定があり、機械族の中でも限られたモンスターにしか対応しないものが多い。
種族全体を補助する効果を持つ良質な魔法・罠カードが非常に乏しく、これはカテゴリやシリーズカードが充実している反動とも言えるだろう。
第6期に入ってからは種族全体をサポートするカードも多数見られるようになったが、現在でもやはりカテゴリを主軸とした展開の方が盛んである。
カテゴリを中心とした展開の種族でその登場頻度も高いが故に、リミットレギュレーションに指定されるモンスターの入れ替わりが非常に激しい種族でもある。
一時期は規制を受けていたモンスターが極めて少ない時期もあったが、現在ではカテゴリに属するものがピンポイントで規制されるなどして、再び増加傾向にある。
またこの種族を中心としたデッキが台頭した場合、《システム・ダウン》や《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》がメタカードとして起用されることも多い。