機械(きかい)(ぞく)/Machine

 ロボットや戦闘機や乗り物などの、機械仕掛けのモンスターが属する種族
 大会賞品限定4種・日本未発売1種を含まず、SECRET UTILITY BOXまでで911種類が登場している。
 属性別では闇属性225体、光属性166体、地属性306体、水属性48体、炎属性52体、風属性114体。
 4つの属性にそれぞれ100体以上のモンスターが属しており、6つの属性全てに種族統一カテゴリが存在している。

 初期の頃は比較的マイナーな種族だったが、アニメで機械族デッキを使用するキャラが多数登場し、それらのOCG化により勢力を拡大した。
 現在では戦士族に次ぐ種類数を誇る種族となり、ガジェット《人造人間−サイコ・ショッカー》など環境を彩ったモンスターも多く属している。
 キャノン・ソルジャーシリーズなど、容易に1ターンキルに繋がるコンボが開発されたことで禁止カードに指定された経験があるものも多く見られる。

 第2期になって《リミッター解除》が登場してからは、戦闘ダメージによる1ターンキルを得意とする種族として認識されるようになった。
 《パワー・ボンド》《キメラテック・オーバー・ドラゴン》などの存在もあるため、事実この種族の持つ1ターンキルの性質は非常に強いと言える。
 他にも《デビル・フランケン》エラッタ前の《ダーク・ダイブ・ボンバー》など、種族の枠を越えた1ターンキルを象徴するモンスターも属している。

 漫画やアニメ作品において数多くの機械族テーマデッキ使いが登場し、結果OCGにおいても非常に多くのカテゴリを擁する種族でもある。
 またカテゴリにまでは至らないものでも、VWXYZ列車《リボルバー・ドラゴン》《機械王》関連などのシリーズカードも多く見られる。
 さらにジェネクスディフォーマーなど、属するモンスターの大多数が機械族で構成された「準機械族テーマ」とも言えるカテゴリも多数存在している。

 サポートカードに関しては、種族に加えレベル属性などにも指定があり、機械族の中でも限られたモンスターにしか対応しないものが多い。
 種族全体を補助する効果を持つ良質な魔法・罠カードが非常に乏しく、これはカテゴリシリーズカードが充実している反動とも言えるだろう。
 第6期に入ってからは種族全体をサポートするカードも多数見られるようになったが、現在でもやはりカテゴリを主軸とした展開の方が盛んである。

 カテゴリを中心とした展開の種族でその登場頻度も高いが故に、リミットレギュレーションに指定されるモンスターの入れ替わりが非常に激しい種族でもある。
 一時期は規制を受けていたモンスターが極めて少ない時期もあったが、現在ではカテゴリに属するものがピンポイントで規制されるなどして、再び増加傾向にある。
 またこの種族を中心としたデッキが台頭した場合、《システム・ダウン》《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》メタカードとして起用されることも多い。

関連リンク

リミットレギュレーションで規制されている機械族モンスター

機械族に関連する効果を持つカード

素材に機械族を指定するモンスター

機械族トークン

機械族罠モンスター

機械族のチューナー

機械族のペンデュラムモンスター

機械族の融合モンスター

機械族の儀式モンスター

機械族のシンクロモンスター

機械族のエクシーズモンスター

機械族のリンクモンスター

機械族のシリーズモンスター

機械族メタ

その他のリンク