遊戯王カードWiki - 起動効果のバックアップ(No.33)

起動効果/Ignition Effect †

　発動を宣言して使うことができる効果です。
　この効果は基本的に自分のメインフェイズでのみ発動することができます。
　効果を発動する際に、手札を捨てる、生け贄に捧げるなどのコストが必要なカードも存在します。
　自分で発動のタイミングを決められるため、コンボ攻撃に組み込みやすい効果です。

例…モンスター１体を生け贄に捧げる事で、～する。

　（公式ルールブック Version 2.1 より引用）

自分のターンにしか使えない。
例え「１ターンに１度だけ」と記載されていても、相手ターンには使用できない。

チェーンブロックを作る効果。
スペルスピード１なので、何かにチェーンしての発動は不可能。

この効果により初めて優先権を認識するプレイヤーが多い。
狭義の優先権と深く関与している。

フィールド上のモンスターの起動効果の他、手札、墓地においての起動効果も存在する。

起動効果は｢１ターンに１度だけ｣と効果の発動に制限がある場合がほとんどである。
その場合基本的に自分のターンに１度しか発動できない。

同効果のモンスターを複数体コントロールしていればその分だけ発動することは可能。
制限はそのモンスターに対してにのみかかる。
また、他のカードとの組み合わせ次第でも擬似的に連続使用が可能。

一度場を離れたり、裏向きとなった場合は１ターンに１度の制限はリセットされる。
ただし裏向きになっても｢プレイヤーの操作による表示形式変更の回数制限｣やサイクル・リバース効果モンスターの裏側守備表示になる効果はリセットされない。

例外としてメインフェイズ以外で発動させる起動効果もある。
（《イグザリオン・ユニバース》、《黄泉ガエル》、《Ｅ・ＨＥＲＯフォレストマン》など）
ただ、「チェーンに乗る」という意味で誘発効果と同じなのであまり気にすることもない。

発動に成功したならば「発動したモンスター」をフィールドから離れさせても裏側守備表示にしても無効にはならない。
対応するには、《スキルドレイン》や《天罰》といったカードで発動や効果をどうにかする必要がある。
通常魔法の発動を《サイクロン》で無効化することは不可能なのと同様の理屈である。
ただし、《ゾンビ・マスター》の場合は「フィールド上に表側表示で存在する限り」という条件があるので、発動に成功しても、効果解決時にこのカードが表側表示で存在しなければ効果は不発となる。

｢モンスター効果の分類｣である。
だが、｢魔法・罠カードの効果の発動で、効果モンスターの起動効果と類似する処理を行う行為｣を指して｢起動効果｣と表現することもある。

永続魔法、フィールド魔法の起動効果では、優先権で発動できない。

《フュージョン・ゲート》《死皇帝の陵墓》を自分のターン他のモンスターの特殊召喚成功時などに、優先権を使って発動は出来ない。
お互いの優先権の放棄が終わった後から可能。

《マスドライバー》は、自分のモンスター召喚直後などに優先権を使っての発動は出来ない。
お互いの優先権の放棄が終わった後から可能。

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