発動を宣言して使うことができる効果です。
この効果は基本的に自分のメインフェイズでのみ発動することができます。
効果を発動する際に、手札を捨てる、リリースするなどのコストが必要なカードも存在します。
自分で発動のタイミングを決められるため、コンボ攻撃に組み込みやすい効果です。
(公式ルールブック Version 3.0 より引用)
ルールブックには上記のように書かれているが、現在では多くの例外が存在する効果となってしまっている。
主な理由としては、かつて誘発効果と分類されていた効果も最近の裁定では起動効果と分類を変更されることが挙げられる。
現在、行動に対して誘発されたり、永続的に適用されるモンスター効果以外は、多くこれに分類されるためである。
他方「モンスターの召喚」と「優先権と起動効果」の関係の複雑さや、テキストからの判別が難しいことなどから、勘違いさせられやすい。
原則として、ターンプレイヤーは何らかの行動や処理の後に効果モンスターの起動効果を発動する場合、その前に優先権を放棄しなければならない。
しかし、これには例外が存在する。
上記のような可能な状態が長らく続いたが、STARTER DECK(2011)の発売に合わせたルール変更に伴い、その一部が不可能となる。
自分のメインフェイズの発動が基本という点は共通するが、召喚直後に発動することができなくなる。
従来の《つまずき》などに加え、《奈落の落とし穴》なども含めた全ての処理が終了しなければ発動できず、効果を使えないまま除去される可能性が大きく上昇する。
今後はこうしたカードへの対策をした上での活用が求められる他、役割によっては帝のような召喚時の誘発効果を持つものへ役割を譲る場面も考えられる。