起動効果/Ignition Effect

 発動宣言して使うことができる効果です。
 この効果は基本的に自分メインフェイズでのみ発動することができます。
 効果発動する際に、手札捨てるリリースするなどのコストが必要なカードも存在します。
 自分発動のタイミングを決められるため、コンボ攻撃に組み込みやすい効果です。

 (公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)


 ルールブックには上記のように書かれているが、現在では多くの例外が存在する効果となってしまっている。
 主な理由としては、かつて誘発効果と分類されていた効果も最近の裁定では起動効果と分類を変更されることが挙げられる。
 現在、行動に対して誘発されたり、永続的に適用されるモンスター効果以外は、多くこれに分類されるためである。
 他方、テキストからの判別が難しいことなどから、勘違いさせられやすい。

優先権と起動効果

 原則として、ターンプレイヤーは何らかの行動や処理の後に効果モンスターの起動効果を発動する場合、その前に優先権を放棄しなければならない。

以前のルールについて

 STARTER DECK(2011)の発売よりも前のルールにおいては、上記の優先権に関する例外として場のモンスターに限り「モンスター召喚直後」も該当していた。
 当時は召喚直後に優先権を放棄しないままで起動効果が使用でき(「召喚時の優先権で起動効果」)、《奈落の落とし穴》などを使用する場合はその効果チェーンする形がとられていた。
 一例として代表的なものを下記にまとめる。
 これはかつてはプレイング上の重要な要素となっていたが、現在では不可能となってしまったものであるため、実戦においては注意したい。

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